Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

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世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?経営におけるアートとサイエンス 山口周氏

この本のエッセンスは、
「分析、論理に軸足を置くサイエンスに基づいた経営では、この複雑にうごめく環境下での経営は困難だ」
という問題に対する答えを述べている点にある。

私は常々、マーケティングは「サイエンスに基づいたアートだ」
と思っている。

マーケティング活動の顧客コミュニケーションの際に、
消費者や顧客の直接目に触れるクリエイティブは、
「アート」に機能性をもたせたものだと考えている。
アーティストが生み出す芸術に、企業側としての意図を加味する、
という意味で。

一方で、数多くの成功哲学やキャリアポルノ的なアプローチでは、
普遍性、再現性に乏しくなる傾向がある、とも思ってきた。

人間は、感情の生き物なので、必ずしも論理的に行動をするわけではない。
その意味でも、今年ノーベル賞経済学賞の受賞テーマが、行動経済学だったことが興味深い。

この本では、その一つの回答として、アートとサイエンスに加えて、
「クラフト」という概念を加えていることが私には参考になった。

というのは、混沌としているからこそ、垂直的に問題を解決できることは重要だと思うし、現実社会での経営活動やマーケティングにおいて、分析と課題形成までのステップにおいては、サイエンスの側面が必要である。

前述のアートという抽象的な側面と、成功哲学的なアプローチでの普遍性と体系性がカバーできないという側面を
をクラフトという個別の体験が固めてくれ、さらにそこをサイエンスがサポートする、というアート、クラフト、サイエンスの三位一体が、私の長年の疑問のヒントになりそうだ。

イノベーションが必要とされる今、「とはいうものの何をどうしたらいいのか?」というのがマーケティングの実務担当者の悩みだと思う。

イノベーションには、アート、美的感覚というものをいかに自分の視野に取り入れるか、という大きな気づきを与えてくれ、さらに具体例も書かれている。その意味で一読の価値がある1冊だと言える。


目次はこちら:

第1章 論理的・理性的な情報処理スキルの限界
第2章 巨大な「自己実現欲求の市場」の登場
第3章 システムの変化が早すぎる世界
第4章 脳科学と美意識
第5章 受験エリートと美意識
第6章 美のモノサシ
第7章 どう「美意識」を鍛えるか?


マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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会社力研究所40周年記念 社長のノート出版記念の会

社長のノート.jpg

先日、尊敬する長谷川和廣先生の、新刊「社長のノート」の出版記念および、
会社力研究所 創立40周年記念の会に参加させていただきました。


− 優れた経営者は会社の財産である
− 競争力のある「売り物」をつくる力
− 継続して利益が出せる会社
− 利益を世の中のために活用する


いつもビジネスサロンで教えていただいていることを、
この日濃縮して教えていただきました。


また、先生の教えを長年実践されてきた経営者を、
「同志」と呼ばれていたのが、
長谷川先生の愛情の深さだと実感。


同志の経営者の方の息子さんが、
長谷川先生の「超・会社力」を読み、
経営者を目指したいと言ったというエピソードに感動しました。
会社力研究所の新体制を発表され、
ますますパワーアップされるとのこと。
長谷川先生の教えを目の当たりにできることが、
起業家の私にとってどれだけ幸せなことかを痛感しました。


これから、一層頑張りたいと思います。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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8割捨てる情報術 できる人はなぜ新聞を読むのか? カバー刷新による出版の販売促進

私の10冊目の出版になるビジネス書「8割捨てる!情報術」(日本経済新聞出版社)の新しいプロモーションが開始されました。こんな風に、元の本の上から、大きく「できる人はなぜ新聞を読むのか?」というキャッチコピーが書かれている「帯」を巻いていただき、店頭に並べていただいています。

このプロモーション用のカバーを開くと、中身はもちろん出版したこちらと同じ。この新しい帯には、私がこの本で言いたかったことをしっかりと、目立つようにしていただいています。

多くの情報から、有用な情報を選択し、 効率的に収集、分析、活用するには、どうすればいいのかと、 多くの経営者やビジネス・パーソンは悩んでいます。

しかし、答えは、とてもシンプルで、 ムダな情報を、捨ててしまうことだと思っています。

8割はゴミだと認識し、重要な2割の情報を活かせれば、 情報振り回されることはありません。 この本では、仕事や、就活、勉強で成果を出すために、 情報には4つの種類があること、 情報を「知恵」に変換するための「情報の仕訳け方」と、 情報をふるいわける「フィルター」の創り方を、提示しています。具体的には;

  • 情報を集め、捨て(管理)し、活用できるかで、ビジネスの成否が決まる
  • 情報を集めるアンテナ力、捨てられる勇気、残せる読解能力、活用できる能力、そして成果に執着する強い気持ち
  • こだわるべきは、成果であってそのプロセスではないので、時に柔軟に、時に厳格に情報を集め、フィルターをかけ、活用すべき。
  • ビジネスパーソンだけでなく、受験生が大学の違いや入試の情法、就活の学生が希望企業の情報、お値打ちだけどおいしいお店、病気になったときや事故にあったときの対処、などなど生活を左右する
  • 増えているのは、情報ではなく情報を運んでくるメディア - メディアに振り回されないように、メディアも取捨選択
  • 情報は使ってなんぼ。情報に使われないようにしよう

章立てはこちら:

  • 序 章 情報の「ゴミ屋敷」ができる理由
  • 第1章 教科書も8割はムダだった!?
  • 第2章 情報の「好き嫌い」を克服する法
  • 第3章 情報を整理整頓する技術
  • 第4章 情報デブを脱して、自分で考え、動く
  • 第5章 アウトプットを習慣化する 

詳細はこちらから ⬇️

 

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)

最新刊!「課題解決につながる 実践マーケティング入門」〜最高の問題解決は「原理原則」にある!


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スタンフォード式最高の睡眠 成果を出したいビジネス・パーソンに必要な夜の眠り方と朝の起き方

表紙の帯に「睡眠研究の最前線」とある通り、究極の疲労回復は睡眠だとずっと思っていた。たくさん眠るのは良いことなのか悪いことなのか、という眠りは量より質、スタンフォードで見つけた睡眠の法則という内容が面白かった。

【なぜ、この本を読んでみたのか?】

先日読んだ、最高の休息法(その時の記事はこちら ⇒ 世界のエリートがやっている最高の休息法)が、ボクの仕事とプライベートを、かなり加速させ充実させた。その時の記事にも書いたのだが、ボクはそれまで、呼吸法や睡眠、食事法などはスピリチュアルで、一人の成功体験も基づくものだから、再現性が低いものだと「思い込んで」いた。しかし、あの本以降、科学的にも証明できるアプローチがあり、また、ロジカルに書かれている本があると知り、「睡眠」に関して読んでみたのがこの本だ。

この本にもある通り、食事や栄養に気を使い、健康的な生活をし、体を鍛えることはビジネス・パーソンの常識になっている。その中で、まだ、なかなか手を付けられていなかったのが、睡眠である、という点が以外と盲点だったことに気が付いた。

中でも、この本の良さは科学的なエビデンスに基づいている点にある。一般的な成功哲学、自分がやってみてうまくいったという個人の見解ではなく、研究に基づいた内容をベースにしているので、普遍性と再現性も高いのであろう。

【ビジネス・パーソンとして実践したいポイント】

まず、質が高い睡眠を得るためには、眠りに入った「最初の90分」をしっかり眠るという点。レム睡眠とノンレム睡眠の繰り返しの最初の黄金の90分が重要だということを、科学的なアプローチで説明している。

どうしても、資料を作らないといけない時の徹夜はやはりよくないので、黄金の90分眠った後に起きて作成するほうがよい、といった具合に応用するとのことだ。

そしてなにより、この本の目玉は第4章の「覚醒」にある。
考えてみれば、ビジネス・パーソンにとって良い睡眠をとることは、ある意味手段であって、目的ではない。目的は、しっかりと仕事をする体制を整えることにある。

したがって、パッと気持ちよく朝に起きることができ、その後しっかりと質の高い仕事ができることが重要なのだ。

この本では、覚醒のスイッチは光と体温にある、と説明し、具体的な手法、たとえば起床時には光をしっかり浴びること、また体温を上げることを説明している。

睡眠ジャンクに陥らないように、という箇所に書かれている超一流のアスリートの 5つの共通点も面白い。

いずれにせよ、自己管理による体調の質のキープは、仕事の質に大きく影響する。
食事、鍛えることに加えて、睡眠も考え直すべきだということを再確認させてくれた、とても貴重な1冊になった。

章立ては、

  • プロローグ ぐっすりを追求した究極のスタンフォード・メソッド
  • 第0章 よく寝るだけでパフォーマンスは上がらない
  • 第1章 なぜ人は人生の3分の1チャンネルのか
  • 第2章 夜に秘められた黄金の90分の法則
  • 第3章 スタンフォード色最高の睡眠法
  • 第4章 長久曲!熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略
  • 第5章 眠気を制するものは人生を制する
  • エピローグ 睡眠緊急の最前線スタンフォードで見つけたこと

マー ケティング コンサル タント 理央 周 (りおう めぐる)


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新しい基本戦略 プラットフォームの教科書 根来龍之 超成長ネットワーク効果の基本と応用

早稲田大学ビジネススクール教授でもある根来龍之氏の著作である、「プラットフォームの教科書」 読了。

帯に、デジタルエコノミーの勝者と敗者を分けるもの、とある通り、主催している、マーケティング寺子屋の塾生をはじめ、
中小企業にも、使えるこの「プラットフォーム戦略」という考え方。
現在においては、知っておかなければならない戦略手法のひとつだ。


この本を読んでみて、まず感じたのは意外なところまでプラットフォーム戦略が広がりつつある、という点。

私たちがプラットフォーム戦略と聞くと、まず思い浮かぶのが、フェイスブックやアマゾン、アップルなどの巨大なIT系企業群だ。

しかし、今ではテレビやラジオ、コンビニや電子マネー、ゲームやクレジットカードなど、多岐にまた広範囲にわたって広がっている。

企業経営者としては、
プラットフォームが重要なことは分かるが、何から手を付けていいのかわからない
というのが率直な感想だと思う。

この本では、カテゴリー別、また企業別に、

  • プラットフォーム戦略とはなにかという定義に、
  • 企業に何をもたらしてくれるのか、また、
  • どんな種類のプラットフォーム戦略があり、
  • 業種や企業ごとに、戦略構築し実践されているのか、

が、シンプルに整理整頓されているため、理解がしやすくまた、自社の経営に当てはめる上での再現性も高い。

私が特に使える、と感じた点は、

  • 構造がレイヤー化されるため、すべてを自社でやらなくてもよいという選択を取れる
  • シェアリングエコノミーに重要なことは信頼と信用
  • プラットフォームとバリューチェーンの違いとどちらを選択すべきか

といった3点。

経営資源に制限がある中小企業にとって、大企業のビジネスモデルを参考にすべきではあるがそのまま適用することはできない。
応用して適用していくうえで、非常に参考になるのが上記の三点だ。

章立てはこちら:

第1章 プラットフォームの基本

    • プラットフォーム革命
    • レイヤー構造化
    • ネットワーク効果
    • クロスプラットフォーム
    • デバイス転換

第2章 プラットフォームの広がり

    • シェアリング
    • IoT
    • WTAの布石
    • プロフィットプールの攻防

第3章 プラットフォームの戦略

    • エコシステムのマネジメント
    • 攪乱要因
    • マルチホーミング
    • 5つの対抗策
    • 包囲戦略

プラットフォーム戦略の考え方は、これからますます重要になる。
基本を知り、自社に当てはめるには最適の一冊である。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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紀伊国屋新宿本店での「課題解決につながる 実践マーケティング入門」イベント

「課題解決につながる 実践マーケティング入門」(日本実業出版社)が今週末から店頭に並ぶ中、新宿の紀伊国屋さんが記念セミナーを開催してくださることになりました。

私にとって12冊目の出版になるこの本の最大のテーマは、販売、営業、マーケティングにおける「日々の悩みを解決すること」。

そして特徴は、実践と理論の最適化
経験値を基本にしつつ、フレームワークと経営理論で説明していきます。

帯に書いている通り、
「最高の解決策は、原理原則から生まれる」
ということです。

全6章、「売れない」「自社だけの強みが発見できない」などという33の問題点を、

  1. 日々の問題点
  2. フレームワークと経験値での解決手法
  3. 事例
  4. 中止すべきポイント

という4つの視点で説明しています。

そして、この本のお披露目の第一弾は、
紀伊国屋書店 新宿本店さんでのセミナーになります。

内容ははこちら:

日  時|2017年11月8日(水)  19:00開始 18:45開場
会  場|紀伊國屋書店新宿本店8階 イベントスペース
参加方法|参加には整理券(先着50名)が必要です。

詳細はこちらになります:
→ 

この機会に、マーケティングを学びにおいでください。

マーケティング コンサル タント 理央 周 (りおう めぐる)

子供と読む東洋哲学 易経 陽の巻 夢を持つってどういうこと?竹村亞希子

四書五経の1つ、易経は難解だ、と思い込んでいた私に、
その奥深さと楽しさ、そして仕事に活用することの有用性を教えてくださった、
竹村亞希子氏の著作。

特に、リーダーの易経で、龍の成長の理論をお教えいただいた時に、
目から鱗が落ちたことを、今でも鮮明に覚えている。

地中に潜み、世に出る準備をしている潜龍が、
見龍となり、ひとから見られるようになり、
乾惕として、反省をし、失敗に学び、落ち込んでも次の日には元気になり、
躍龍として、何度もチャレンジをし、
飛龍として、空を飛び、
ときに、己の力を過信し、威張り、ふんぞり返ることで、抗龍となってしまう、
と、龍の成長物語について、私は理解している。

人間としての学び、気づきが多いことはもちろんだが、
ここで、ビジネス・パーソンとして、
世に出る準備を怠らず、人から見られる準備をし、
失敗に学び、何度もチャレンジをする、
そして、褒め称えられても奢ることなく、常に初心を忘れずにいられるように努力をすること。

まさしく、リーダーとしてあるべき姿なのだ、
と感じる。

この考え方を、子供たちが夢を持ち、
あきらめることなく、かなえていくことの重要さと、素晴らしさをここでは書かれている。

この本は子供が読んでもその成長論を学ぶことができるのだ。

今の子供たちは将来の夢が持ちにくい、と言われている。
ものや情報があふれ、
インターネットの普及で、なんでも簡単に手に入る、
と勘違いしがちな、昨今、
夢を持とう、と子供たちに言うことも大事だが、

夢を持つ意味とかなえるまでの段階、そして、
なにより、夢がかなうとこんなに充実した人生になるよ、
ということを伝えるのが大人の役割なんだな、
と、この本を読んで強く感じる。

その意味で、親として、またビジネス・パーソンとして、
そして、一人の人間として、この本を読まれることをおススメする。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)

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5分で涙があふれて止まらないお話 志賀内泰弘氏

七転び八起きの人びと、と副題にある通り、ある商店街の人びとのストーリーが、淡々と綴られていく、連作小説。

苦労した人、ちょっとした幸せを感じる、ほっこりした話などなど、心温まる。

「リンゴは傷がついている方が美味しい」
「恩は返すもんじゃない。困っている人がいたらその人にあげるのだ」

最近、この手の小説を読む機会が少なかったので、余計に人と人のふれあいや人情の大事さを再認識できた。

著者の志賀内泰弘氏は、「レクサス星ヶ丘の奇跡」などビジネス書も書く方だが、こういう、いい話を書かせたら、天下一品といえる。

この両立ができる、数少ない著者だと思う。

ビジネス・パーソンも人間。
意思決定で迷う時などあるが、やはり最後は人としてどういう判断をすべきか、が重要。

この本は、その助けにつながるオススメの一冊だ。

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働き方と時間の使い方の関係:みずほ総合研究所 発行 経営参考ブック 2017年6月号

この経営参考BOOKは、ビジネスの分野別テーマを、コンパクトにまとめたビジネス選書で、今回の私の分のタイトルは、残業ゼロでも圧倒的な成果を生み出す仕事が速い人の時間の使い方。ビジネスの基本的知識や営業ノウハウとか、マネジメント手法など、私のような専門家が解説をしている冊子のシリーズになる。みずほ総研の会員の方々が読まれて、社内研修などにも使っていただけるとのこと。

本の中身は、とてもシンプルでコンパクト。私としてもとても光栄です。

こういう風に、1冊の小冊子にまとめてもらって、私の考え方を世の中のビジネス・パーソンの方々にわかってもらえることは、とても嬉しいこと。働き方そのものが、今色々と考え直されている中で、この冊子を多くの人に読んでもらって1つでも実践してもらえれば、とても嬉しく思う。

序 章 充実した毎日を過ごすために、大事な時間を最大限に生かす.........2

第1章 時間の「値打ち」を意識する

「仕事をしたつもり」になっていませんか.........4
時間をコストとして考えよう.........6
「まとまった時間」を確保する.........8

第2章 最速で結果を出す仕事術

優先順位をつけて仕事をする.........10
「段取り上手」になる.........12
メールに必要以上の時間をかけない.........14
会議や打ち合わせの生産性を高める.........16
資料を手際よく作成する.........18

第3章 即実践! 時間のやりくり上手になる方法
ムダな時間を退治する.........20
● 始業前の5分には1時間の価値がある
● 午前の時間はゴールデンタイム
●「 隙間時間」の作業をリストアップする
● 通勤電車の中で新聞や本を読もう
● 整理整頓を心がける 
● もらった名刺で「仕事関係」を管理する 
仕事をサクサク進める.........24
● 時間を見積もって仕事をする
● 仕事をやりっぱなしにしない
● 締め切りは期日の前に設定する 
● 初めての仕事は周囲の知恵を借りる 
● 出張時は本命以外の用件を加える 
● 紙とペンを持ち歩く


「一見非効率」も大切にする.........28
●「 誰にも邪魔されない場所」を見つける 
● 15 分の昼寝でリフレッシュする 
● 周囲の人の時間も思いやる 
● 自分のブレーンを見つける
● 自由な時間を使って人間の幅を広げる
● やりたいことを見つける

経営参考BOOKの購読や問い合わせは、
みずほ総合研究所株式会社 FOURM-M事務局
TEL:03-3591-7769 FAX:03-3591-8046
へ、とのこと。

価格は以下。

ご注文部数 1冊~19冊まで 20冊~49冊まで 50冊以上
特別会員 本体334円+税 本体286円+税 本体286円+税
普通・一般 本体381円+税 本体334円+税 本体286円+税
送料 1~19冊 :実費(180~1000円程度) 20冊以上:無料

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採用基準 マッキンゼーの採用マネージャーを務めた伊賀泰代氏の著作

地頭より、論理的思考力より、大切なものと言う副題に惹かれて読んでみた。

実際に、マッキンゼーで仕事をされていた方抱き合って、実例がとても興味深い。

アメリカ人は会社ではなくキャリアを選ぶとか、

マッキンゼーでは経営課題の相談を受け、問題の解決法を3つ見つけ、解決する、というステップの中で、人間的な質が必要であるということに共感する。

というのも、この中で自頭がいいことが必要なのは、第2ステップの問題の解決方法を見つけるパートのみだということ。
経営課題の相談を受けるときは、
確かに信頼関係がある程度できていること、
そして、経営者がどの程度まで突っ込んで相談に乗って欲しいと感じるか、
さらに、その段階で信頼されていればいるほど、
深く話しをしてくれるし、こちらも聞き込める。

解決するステップにしても、
粘り強く仮説を検証し、数値を追い、目標達成に向けて、経営者とともに取り組む。

この2つのステップに関しては、
人間力が必要なのだ、ということを改めて認識できた。

章立ては、

第1章 誤解される採用基準
第2章 採用したいのは将来のリーダー
第3章 様々な概念と混同されるリーダーシップ
第4章 リーダーがなすべき4つのタスク
第5章 マッキンゼー流リーダーシップの学び方
第6章 リーダー不足に関する認識不足
第7章 すべてのリーダーに求められるリーダーシップ
終章 リーダーシップで人生のコントロールにいる

働き方改革含めて、今どう働き、何をアウトプットすべきか考えるべき時代だ。その意味でも、お勧めの1冊だった。

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落語に学ぶ大人の極意 稲田和浩氏 ビジネスにも使えるコミュニケーション


ボクは子供の頃から、演芸やお笑いが大好き。
落語も好きで、見たり聞いたりするだけでなく、
講談社文庫だったと思うが、分厚い古典落語の本を数冊読破したこともあった。

考えてみたら、落語には、
相手を思いやる気持ちや、人間の本音、
当時のユーモアの背景にある、ペーソスなど、
人間の心そのものが現れている、
と感じていた。

だからこの「大人の極意」というタイトルを見たときに、
ビジネスでのコミュニケーションにも使えるのでは、
という考えに至ったのだ。

愛宕山の噺をベースに、
「サラリーマンはNOというべき」ということを書いている章がある。

ここでは、旦那を喜ばせる太鼓持ちの噺をベースに、
会社での人間関係にたとえると、
組織なので、無茶振りをしたり、部下を私用に使ったりする上司がいたときに、
全てをNOということはできない。
しかし、言い方によっては、相手に俯瞰感を与えずに断ることだってもちろんできる。
100%太鼓持ちであることは、やはりいいことではない、と説く。

古典に学ぶのと同じで、やはり語り継がれてきたことには、
含みと気づきがあるものなのだ、
ということに改めて気づいた。

世の中の情報には、必ず何か、自分の仕事に使うことができるヒントがある。
この本で語られている落語には、仕事において最も悩ましい人間関係を、
さらっと、流していけるヒントが満載だ。

マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


ロングセラー御礼「なぜか売れるの公式」& 最新刊 「なぜ、お客様はそっちを買いたくなるのか?」 
 

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Harvard Business Review 顧客は何にお金を払うのか

ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2017年 03 月号 「顧客は何にお金を払うのか」読了。

クリステンセンの「Jobs to Be Done」
顧客ニーズを見極めよ、
には、はっとさせられた。

私たちマーケターは、セオリー通りに、市場を分析し、
ターゲットを決め、マーケティング・コミュニケーション活動を行う。

しかし、この記事にある通り、
私は中日新聞を自宅で購読しているが、
年代も職業も、典型的なターゲット層ではないだろう。

この事例のように、これまでのマーケティング手法での分析などで割り出すターゲット層が、想定される行動ではない「行動」をすることは多いはずだ。

AI、IoTなどのITの進化を含めて、生活者の環境は激変しているので、それに伴い行動も多様化するのだ。

私たちが間違えてはいけないのは、セオリーを捨て、主観だけで物事を決めていけばよい、と過信しないことにある。

次の記事の「USJで実践した数学マーケティング」には、確率論を含めて正当なアプローチでの価格設定が説明されている。

価格、というものを最終的に決めるのは「顧客」である。
そして、理解し把握することが最も難しいのも顧客である。
ということを、ケースと理論でレビューできる今号の特集は、
大企業のみでなく、中小企業にも当てはまる。

ビジネス・パーソン必読の1冊だ。

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売れるキャラクター戦略 いとうとしこ氏 広告表現のヒントに

売れるキャラクター戦略 読了。即死"ゾンビ化"させない という副題も面白い。

著者は、大手広告代理店 アサツー ディ・ケイを経て独立した、
クリエイティブディレクターの、いとうとしこ氏が書いているだけあって、
キャラクターを創るには、
「何をすべき」で、
継続して愛されるには、
「何をすべき」かが、具体的に書かれている点が、
ビジネスにそのまま使える再現性になっている。

特に、

  • 有名なキャラクターを戦略や使用用途別に分類している点
  • キャラクターを創るだけではなく、SNSからマスメディアなどに展開する手法(=トランスメディア)
  • 長寿キャラクターが長寿である理由
  • キャラクターと有名人起用の、長所と短所
  • デザインのアイディア出しの時の、ステップと手法

といったそれぞれが、
考え方だけでなく、著者のいとう氏の経験に基づいて書かれているので、
はらに落ちるのだ。

私も、ブランドマネジメントを専門分野とするコンサルタントとして、
キャラクターを創造、または、再活性化するという視点について、
自社のクライアントに、再提案できる大きなヒントになった。

これからの、統合型マーケテイング(=Integrated Marketing Communication)に、
参考になる、おススメの一冊だ。

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ロングセラー御礼「なぜか売れるの公式」& 最新刊 「なぜ、お客様はそっちを買いたくなるのか?」 
 

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言葉にできるは武器になる 電通コピーライター 梅田悟司氏著 中小企業経営者必読のコピーライティングの本

電通のコピーライターの方が書いた、「言葉にできるは武器になる」読了。


まずなるほど、と思ったのは、
「言葉はコミュニケーションの道具、だけではない」
という点。

考えがはっきりしていなければ、言葉は浮かんでこない、
したがって、いいコピーは生まれない。
と著者は言う。

マーケティングを生業にしている私にとって、
キャッチコピーやボディーコピーをひねり出すことは、いつも大変な労力を伴う。

自社イベント用に製作する集客のチラシも、
クライアントが作るホームページのキャッチコピーも、然りだ。

マーケティングはそもそも、「人を動かす」ことを目的とする。
言葉はその大きな動機づけになり、
ターゲットの行動を変容し、「買いたく」なる。

その言葉をひねり出す前段階で、すべきことがある、
と著者は言っているのだ。

当たり前のようでできていない、
ここでも戦略が必要なのだと実感した。

では具体的にどうすればよいか、というと、
自分の中に「思考サイクル」をインストールすればよい、と言っている。
それは、

  • 思考を漠然としたものではなく、内なる言葉としてとらえる
  • 内なる言葉を、俯瞰した目線で観察する
  • そして、考えを進めることに集中し、内なる言葉の解像度を上げる

という3つのステップとのこと。
(第2章より)

さらに、この「内なる言葉」に意識を向け続ける習慣をつけることから始めるべきとも言っている。

ここから具体的に、何をどうやってすればよいかが書かれている。
その説明が、事例を基にわかりやすく書かれているのが、
実際に仕事に使える、という意味において再現性が高い。

たとえば、A4の紙が武器になる、というパートでは、
ただ頭に浮かんだアイディアの数々は、
机の上に散らばった書類と同じ。
「考えたつもり」になっているだけで、
書類の質とは関係が無い、
と断言している。

したがって、この書きだそうとする習慣を付ければよいのだ。

このステップをT字型思考で進めていく。
その具体的な手法も、4章以降に説明されている。

仕事の多くは、異なる価値観を持つ相手と、共通理解を持ち、
お互いの主張に近づけていくことを目的とする。

その、媒介手段として、「言葉」が必須になる。

これまで軽視していたつもりはないが、
言葉をどう使えば効果的な仕事ができるのか、
非常に参考になった。

すべてのビジネス・パーソンにとって必読の1冊である。

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毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代 三浦展氏の今を読み解くキーワード集


下流社会、シンプル族の反乱、など、
現代の消費社会への、ユニークで鋭い観察と描写、
そしてそれらを「クラスターとしてまとめる」ネーミング力、
などなど、これまでとても勉強になった三浦展氏のキーワード集。

これはもちろん、マーケターとして今の消費社会を把握すること、
そして、自分の発信内容に大きなヒントになるだろうと思い読んでみた。

キーワード集、とあるように、
三浦氏の短めのエッセイ集、といった感じの一冊。

時代の特徴を表す傾向をキーワード化し、
それを説明する、といった筋で一貫して書かれている。

シンプル族、でいえばミニマリスト、断舎利、新四畳半暮らし、
といった新しい価値観を持った人たちのライフスタイルが、世の中に浸透し、
マイなりティからマジョリティに変わっている、
という傾向を説明している。

その傾向をとらえて、三浦氏独自のネーミングをしているのだ。

これは、マーケティング活動におけるターゲット設定で、
まず市場を細分化(=Segmentation)し、
次に細分化した各分野(=Segment)を、組み合わせてグループ化(=Targeting)する。
必要な大多数(=Critical mass)にするのだ。

細分化するために、因子分析をし、まとめるためにクラスター分析をする。
この塊をクラスター、と呼ぶ。

企業内では、このクラスターに名前を付け、社内での共通認識とすることが多い。
その意味では、ペルソナと似ている。

たとえば、ラッキーストライクのブランド・マネジメントにおいては、
20代前半の都心に住む男性で、自分のこだわりの価値観を持っていて、
独自行動を好む、というクラスターに、
「ボヘミアン」とつけた。

このクラスターへのネーミングが、三浦氏はとてもうまい。

さらに、面白いのはちょっとしたユーモアを含む、「示唆」があること。

表題にもなっている「毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代」の章では、
毎日違う服を着ておしゃれを楽しむのはカッコいいことだという前提はあるものの、
ジョブズ氏や大前研一氏の例を挙げ、
毎日多くの意思決定をする経営者が同じ服を着るのは、、
服を選ぶという意思決定をする時間と手間を省きたいから、
そして、それがカッコいいと思われる「層が」増えている。
と説明している。

しかし、この章の最後に、
「毎日同じドブネズミルックで会社に行っている人とは、全然意味合いが違うので注意が必要です」
とくぎを刺している。

この点が、世相を突きながらも全体を見ている感がある、
三浦展氏の観察と表現の特徴なのだ。

マーケターのみならず、経営者にとって、消費トレンドや新しい層の台頭には注意を払うべきである。
その意味で、おススメの一冊だった。

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外山滋比古 思考の整理学 ビジネス書 仕事におけるバイブル

思考の整理学読了。

【外山滋比古氏の特徴】
時代を超えた、ビジネス・パーソンのバイブルとして名高いこの本を、
次に10冊目として出版する「情報」の本の一助になるかと思って読んでみた。

思考の整理学、そして外山滋比古氏の特徴として上げられるのは、
「知の蓄積が教養である」
ということ。

随所に、ビジネス・パーソンが分かっているべき教養としての知識に裏付けられた内容がちりばめられて
いる。

次にエッセイ的な表現が面白い。

触媒 という節の中で、思考におけるカクテル法、という考え方を紹介している。

「優れたカクテルを作るには、バーテンダーの主観や個性が全面に出るのは感心しない。
小さな自我は抑えて、よいものどうしを結びつきやすくなって初めて、
良いものができる」
と、新結合的なことを、バーテンダーが作るカクテルに例えている。


こういった、分かりやすく、すっと入りやすいアナロジーまずは持ってきて、本題に入るので、
理解しやすいし、読者もはらに落ちる。
表現者としても、外山氏は一流なのだ。


この節の本質はその後にある、

「カクテル法を主にする学者は主観的になることを警戒する。
主観が強くなれば、学者の精神は触媒材でなく、化学の素材になってしまう。
それでは、創作活動になってしまう」
という部分だ。

学者ではなく、マーケティングを世に広めたいという考えと理念で仕事をしている私にとって、
いつもジレンマがある。

そのジレンマとは、
主観的な「手法論」や「成功哲学」を述べている書籍などは多い。
同時に、それらを書いたり話したりしている人たちが多いのは事実だ。
その理由としては「わかりやすい」からである。

しかし、あくまで成功哲学はその人が成果を出した手法であって、
主観性が高いがゆえに、誰にでもあてはまる、という意味で、
再現性が高いとは一概には言えない。


一方で、アカデミックなアプローチはえてして難解である。
専門用語も多く、複雑なステップで書かれていて、ボリュームも多い。
しかし、客観性を重視する学問的なアプローチは、成功哲学と違い再現性は高い。

なぜなら、多くの人たちの「眼」で見られた後に世に出ているので、
当てはまる、という意味で再現できる可能性が高くなるのだ。

この意味において、この節に関して大きく共感した。

【この本のエッセンス】

この本では、多くの示唆に富んだ内容が書かれている。

- 思考の整理学とは忘れることである
- 知識は、初期には多く取り入れるべき、しかし、後期は飽和状態になるので「削る」べきだ
 ~ マラソンに例えると前半は遠くに言えば行くほどよいが、「折り返し点」がある
   後半は、スタート地点に向かう。なぜなら、一直線ではゴールにたどり着かないからだ
- 我々には、情報を改変しようとする「拡散的作用」と、まとまりに整理しようとする「収斂的作用」が
ある。これらは相反するものだ

といった部分である。

私には、上記の部分が特に参考になった。
なぜなら冒頭にも書いた通り、私は自分が書く「情報収集法」の執筆に参考にするためにこの本を読んだ

ビジネス書は目的を明確にして読むべきである。

これまで30年以上の間、この本を読んだ200万人は、
この本で知識を得て、教養とし、自分の仕事や生活に活かしたのだと思う。

この本は、皆が認めたとおりの良書である。

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台湾でのなぜか売れるの公式の出版 商學院MBA最熱門的行銷課:用3個問題,99%的產品都賣得掉

年末の家族旅行で行った台湾の、台北市にある、台湾一高い、ランドマーク的なタワー101近くの、おしゃれなエリアにある、誠品書店さんで平積みされているのを発見。

次にいった書店は、カッコいい店が入っているショッピング・コンプレックスの中にあるこちらも誠品書店さん。なんとこちらでは、ビジネス書財務商業部門の2016年ベストセラーに入れていただいている。


最後に立ち寄ったのは、空港のチェックインを済ませた後に入った免税店が立ち並ぶエリアにある書店さん。こちらでも、2016年の年間ランキングに入れていただいている。しかも、ヒラリーさんの本の隣に面陳で。


「マーケティングの楽しさと重要さを、すべてのメディアを使って、ビジネス・パーソンに伝える」という経営理念を掲げているボクにとって、自国以外の外国でこれほどの評価をいただくことは何よりもうれしい。いつか近い将来、台湾に行き、この本をテーマに、ビジネス、MBA、マーケティングに関心を持つ人たちに講演をしたものである。

因為筆者的 商學院MBA最熱門的行銷課:用3個問題,99%的產品都賣得掉"的營銷樂趣和重要性,所有的媒體,傳達給商務人士"的管理理念我所列出的,也是快樂比什麼都得到這麼多的評價比自己其他外國國家。在不久的將來有一天,去台灣,這本書的主題,其中商業,工商管理碩士,一個講座感興趣的營銷人。

マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


ロングセラー御礼&台湾、中国、韓国で出版 「なぜか売れるの公式」
  

 

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勝率2割の仕事論 ヒットは臆病から生まれる 岡康道

以前から個人的に大好きな、
ペプシネックスのCMを作っている、
TUGBOAT代表である、岡康道氏の著作になる。

CMはこちら:

ペプシネックス ゼロ『桃太郎「Episode.1」』篇 Long ver. 小栗旬 サントリー CM
サントリー公式チャンネル (SUNTORY) より

そもそも、勝率2割というのが面白い。
ストレートにいうと、
「クライアントの意見に迎合せず、
クライアント企業の製品にとって、
最高のコミュニケーションを生みだすべき。
だから、すべての競合プレゼンに勝つ必要はないし、
勝てるわけもない」
というコンセプトだと、私は解釈した。

私自身表現者なので、
著作では出版社に、セミナーと塾では受講者に、大学では学生に、
私が発信することを、受け入れてもらうと際に、
どうしてもジレンマ、トレードオフが生まれることがある。
その際に、妥協せず、最善の道青選ぶことが重要なのだが、
もちろん簡単ではない。
というか、毎回悩みの連続である。

また、著者が広告代理店であるため、
競合プレゼンの中で、いかに仕事を勝ち取っていくのか、
という点が非常に勉強になる。

著者はオリエンがすべて、という。
また、「クライアントは本音を隠す」とも言っている。

広告制作者が一番やってはいけないのが、クライアントの言うことのおうむ返し、
という点が興味深い。

クライアントサイドは、自分たちがオリエンで説明したこと以上を期待している。
なので、「言われたことはここに織り込みました」というのは、
「やって当たり前」だし、必要ではあるが十分ではない。

また、「つまらない広告にモノを買わせる力はない」
と言い切っているのも、強く共感できる。

マーケティング活動では、製品またはサービスそのものに、
価格設定、や流通経路、そして広告と販売促進の、
すべてが機能して、初めて「売れる」、
すなわち人が買う。

この点も十分に踏まえての、上記の発言が、
ポリシーを強く感じさせる。

この本は、単なる仕事の進め方、競合プレゼンの勝ち方を語っているのではない。
広告マンとして、クリエイターとして、
何を大事にし、どうあるべきかを描いている。

広告、マーケティング担当者のみでなく、
仕事をする人にとって、参考になる1冊だった。

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マーケティングのススメ 21世紀のマーケティングとイノベーション

マーケティングの大家、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授フィリップコトラー氏と、
ネスレ日本株式会社社長兼CEOの高岡浩三氏の共著ということで、
興味を持って読んでみた。

なぜ、21世紀のマーケティングが必要なのか という高岡氏の問題認識と、
その方向性の提示からこの本は始まっている。

第1章は、コトラー氏と高岡氏の対談。
21世紀のマーケティングとは何か?
定義をしている。
学者であるコトラー氏と実業を営んでいる高岡氏の、それぞれの視点が面白い。

コトラー氏はことあるごとに、日本企業には「戦略が必要だ」と説いている。
確かに、戦術論には長けているが、こと戦略となると、理解もバラバラだし、
なにより、語られることが無い。

その意味で、文中でも、
一般の人にマーケティングの真意が広く理解されていない。
マーケティングのマーケティングが必要だ
と述べている点に関しては、強く共感するし、
私自身の経営理念に近いことをうれしく感じる。

その前段に、イノベーションの重要性が語られている。
マーケティング活動によって、社会と顧客に価値を提供するためには、
革新的なプロダクトが必須になる。
すなわち、イノベーションである。

そのイノベーションは、「カイゼン」では生まれない、
ビジネス的なブレイクスルーにはならない。
したがって、
顧客の心の「ホット・ボタン」を押すには至らないのだ、
とも言っている。

この章の最後に、これからの日本企業のマーケティングに何が必要なのか、
という質問に対して、
「創造性豊かで、チャレンジ精神旺盛な若者を育てる大学」
の必要性を説いている。

この視点と、将来への展望も素晴らしい。

第2章では、コトラー氏がマーケティングの変遷について語っている。
マーケティング3.0の内容の、ダイジェスト版なのだが、
マーケティング4.0という次のフェイズに移行する、と言っている点が新しい。

メディアや経済環境が複雑になってくると、
消費者の志向も多様化する。
その中で、「ヒトの自己実現欲求」が高くなる、
したがって、多様化するニーズにこたえるのと同時に、
先取りをしていくべきなのだ、
と解釈した。

以降、

第3章 顧客と顧客の問題とは何か?
第4章 イノベーションとリノベーション
第5章 問題解決は問題発見が原点
第6章 コトラー・ビジネス・プログラムの全貌

と続くのだが、この本は一貫して、
ユーザーの問題を解決することがマーケティングのミッションで、
そのためには、「ユーザー視点」になることだと説いている。

これこそ、ドラッカーの言う、セリングとマーケティングの違いで、
マーケティングの定義を、21世紀に当てはめている、
具体的で、実際の仕事に再現できる内容だった。

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ヒットの崩壊: 音楽業界に学ぶブランド構築とヒットのための売れる仕組みの創造

ヒットの崩壊読了。

ヒット、と言う言葉には敏感に反応してしまうのでこの本を買って読んでみた。

何より驚いたのは、2011年から2015年までのオリコンのヒットチャートベストファイブ、1全25曲のうち、なんと23曲がAKB48の楽曲だったこと。

この本に書かれているその理由としては、オリコンそのものが純粋にCDの売上枚数(昔で言うところのレコードの売り上げ枚数)の集計によって行われているからだということ。ファンは、じゃんけん大会や人気投票のために複数の枚数を購入するのも一因だとのこと。

もともとオリコンができたときは、その集計枚数の類推の正確さによって、そのランキングが評価されていたらしいが、今ではCDの売り上げ枚数以外にも、ダウンロードの数やストリーミングなど、その他諸々のCDのヒットの指数が数多く存在するので、枚数だけでは単純に測りきれないのも私が違和感を感じた理由なのであろう。

この本の章立ては以下の通り:

第1章 ヒットなき時代の音楽の行方
第2章 ヒットチャートに何が起こったか
第3章 変わるテレビと音楽の関係
第4章 ライブ市場は拡大を続ける
第5章 J-Popの可能性~輸出から輸入へ
第6章 音楽の未来、ヒットの未来

ヒットとは、本質的に何なのか?ランキングと流行は違うのか?など、現代の消費文化が「所有からアクセスに」変遷していくことなども造詣深く書かれている。

ヒット=流行ではないところも、マーケターん私にとっては新鮮だった。マーケティングは経営とほぼ同義語である、という意味において、ビジネスに携わる人におススメの一冊だった。

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