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カテゴリ:「イノベーション」の記事

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メディアとしての新聞:チャレンジすることの重要性~イノベーション

今日の中日新聞の夕刊の一面。いつもとまるで違っていて、ちょっと遊び心があるデザインになっている。最初これを見たときは、まるで新聞の「日曜版」なのかな?と勘違いしたくらいだった。

でも、紛れもなく目を引く事は確かだった。

今、新聞は他のメディア、例えばラジオやテレビと同じように、インターネットに推されているという事は間違いないことだと思う。

新聞で言えば購読率を下げないように、いろんな努力をしているのは想像に難くない。

そんな中で、各新聞社はかなりの努力をしているのだろうと思う。その中でも、この中日の新聞の活気的な面白さは、評価に値するものだと思う。

なぜなら、新聞社は(少なくとも僕が仕事をしてきた経験によると)非常に保守的である。なぜなら、しっかりと物事を伝えなければいけないという、メディアとしての、また社会の木鐸としての信用性を保たなければいけない媒体だからである。

このような状況で、史上最強のブロック紙であり、ボクが子供の頃から愛読している中日新聞が、このチャレンジをやった事は非常に嬉しくまた評価に値する。

新聞、という伝統的なメディアが、このような画期的なアイディアを、それも1面にもってくるチャレンジ精神がすごい、
と痛感。新しい価値を提供する、いわばイノベーション、というのは、成功体験にとらわれないことからはじまるといつも思っている。成功体験と固定観念を捨てなければ、新しい価値の創造、すなわちイノベーションはできない。
(拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」に詳細を言及)
 
 
その意味でも、この中日新聞の一面は画期的。名古屋を地元にするボクにとって、なにか嬉しい中日新聞のチャレンジだった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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「私の名前は高城剛。住所不定。職業不定。」

「私の名前は高城剛。住所不定。職業不定。」読了。

ハイパーメディアクリエイターとしても、
沢尻エリカの元旦那さんとしても、非常に有名だった高城剛氏の本。
とても興味深く読むことができた。

対話形式で書かれているこの本、中でも面白い高城氏の答えがあったので抜粋してみる。

  • アイディアと移動距離は比例します
  • 日常から離れれば離れるほど欲と俗が無くなり、自身が活性化しアイディアが沸き出す
  • お金や欲望はアイディアの天敵。
  • かっこいいとは不自然なことを言う。脱クール。
  • 失う事は、得る事への第一歩。
  • こだわりの逸品とは20世紀的固定観念の塊。

高城氏がこの本で言っていることは、当たり前のようで当り前では全くない。
高城氏のような才能やもって生まれた度胸の良さなどなど、
すべてを持っている人が多くない中で、
「ボク達にできるのか?」と思う人も多いはず。

ボクもそうだった。

でも、すべてを参考にしたり、真似したりする必要は全くない。
高城氏が言っていることは、仕事でプロジェクトを組み立てていく上で、
持っているべき姿勢だし、煮詰まった時のアイディアの転換にもなる。

こういう考え方があるんだ、と気づくだけでもこの本を読む、
またはこの本と出合うことに大きな意味がある。

こういった日常の中にある常識的な違和感というか非日常を、毎日意識できるか、
ほんのちょっとのことだが、やれているだけで自身の仕事出のアウトプットの、
大きな違いになって出てくるであろう。

とても画期的な内容だし、構成や編集もオリジナルでクリエイティブだが、
その意味で、一度は手に取る価値のある、おススメの一冊だった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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10年後にある仕事なくなる仕事:AIの進化と仕事の関係

今日の日経新聞の記事より「AI人工知能」に関しての特集があった。

脳の動きをコンピューターが代替できるか、という議論から始まったとのこと。

AIには大きく分けると、
機会学習タイプとエキスパートシステムがあるらしい。

どうもAIというと、自分たちには関係ないかなと、かなり遠い感じがする。
でも、20年前のインターネットがかなり遠くて、関係ないと思っていた中、
あっという間に社会のインフラになったことを考えると、
AIも、我々中小企業や個人事業主にとって、必要不可欠なものになる可能性も遠からずあるだろう。

実際記事を読んでみると、

  • 工場での生産ラインの安定化を図ることに利用可能(富士通)
  • がん患者に最適な治療法や投薬を様々な事例から導き出せる
  • 三菱東京UFJ銀行がLINEを使って顧客からの問い合わせの対応を始めた

とのこと。
特に3つ目は、フリーダイヤルに電話すると自動音声でプッシュフォンを押す、「あれ」の進化版だろうと推測できる。

AIが人間にとって代わるしごてゃ増えるだろうと推測されているらしいが、
一方で、人間にできる簡単なことがAIにできない、ということもあるらしい。
ここがロボットや機械の面白い点。
(鉄腕アトムなんかにはこの点が描かれている)

東大入試で数学や世界史ではは偏差値60w0超えることができるそうだが、
常識的な知識がないため、物理ではできない、とかだとのこと。

AIは、質問の答えを推定することはできても、質問の意味自体が理解できないらしい。

ということは、今後人間が仕事として必要とされることは、
「高い言語理解能力」であると言える。
なぜならここはコンピューターではまねできないからである。

今ある仕事の種類の60%が2020年に無くなってしまう、という研究結果があるが、
人間にしかできない付加価値をつけた仕事は、これからも重宝される、
ということは、このAIの進化と限界を見てもわかるというものだ。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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スタンフォード大学dスクール:米国MBAビジネススクールの特徴と学ぶべき点

今日の日経新聞の記事より「米スタンフォード大学のdスクール」

ハーバード大学とスタンフォード大学のんビジネススクール( MBA)は、
米国でも1、2位と言われているトップスクール。
どちらも受かったら、どちらの学校に行くか?
というのは、ボクの時代から言われていたことだった。

この中でスタンフォード大にいく、と答える学生の理由は、
「dスクール」があるからということだった。

これは新しいサービスを生み出すための開発手法「デザイン思考」を学ぶための教育機関で、単位が取れないのに人気があるということである。

「失敗などない。ただ作るだけだ」というスローガンにもと、
グループワークを基本として、25名までの少人数で試作品や新サービスを開発する。

記事にある、「dスクール」の特徴は、
医学、科学、法学、工学など、学生のバックグラウンドが多様である
問題の解決手法でなく、問題の見つけ方を学ぶ
ゼロから自由に考える
教師が学生にプレゼンする「ピッチナイト」
といった具合に、
ともてユニークでイノベイティブ、多様性の中で学ぶので集合知が生まれやすい環境にあるといえる。

また、企業とのコラボなども活発なため、「産業界に変革をもたらすことができる道場」としての機能も果たしているとのことだった。

ビジネス・スクールで教鞭をとるものとしては、学生たちに自由闊達なアイディアを、
現実のものとして活用できる「場」がある、ということが非常に有用だと思う。

dスクールを企業との産学連携に活用したり、
コンテンツをどんどん刷新していく能力がアメリカの大学の素晴らしさだ。
たとえば、四半期ごとにカリキュラムを変え、学生のニーズに応えていく、
あるいは期待を超えるコンテンツを生み出す、
ということである。

全て真似できるわけではないが、
日本の大学や企業も、この顧客視点、相手目線、柔軟性と、
これらをすぐに取り入れる実践性に学ぶところは多い。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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マンガ版スティーブジョブズとスティーブズ:シリアスとユーモアと人間関係

大好きなスティーブ・ジョブズの漫画がなんと2種類も出ている。

1つはテルマエ・ロマエのヤマザキマリが書いたスティーブ・ジョブズ。

 (左がマンガ、右が書籍)

こちらは表紙を見てもわかるように、比較的原作のウォルターアイザックソンが書いた自伝に近いのではないかと思われる。

ちょっとしたユーモアももちろんながらあるが、かなりシリアスに、さらにアイザックソンがジョブズ本人や周りの人たちにインタビューをした内容に基づいて写実的に書かれているのがリアルで面白い。

アシュトン・カッチャー主演の方の「スティーブ・ジョブズ」の映画を見たがそのイメージに比較的近い。

もう1種類はスティーブズと言う漫画。
こちらは2人のスティーブジョブズとウォズニアックがコメディータッチで書かれている。

よく読んでみると、もちろんながらスティーブ・ジョブズの方と大筋の内容は共通している。根本になる「ジョブズの考え方」はやはり一貫しているのだと感じる。

こちらの面白いところは、スティーブ・ジョブズについてのコラム「地平線の先まで見る目がありながらいく方法を知らない」にある。

スティーブ・ジョブズと比べると、こちらのほうはどちらかと言えば「人間としてのスティーブ・ジョブズ」と「ウオズニアック」との友情と葛藤といった、「心の中」、特にビジネスとやりたいこと、夢などが描かれているところが面白い。

いずれにしても、やはりスティーブ・ジョブズと言う人物は偉大だったと痛感した。

人は何か大きなものを捨てないと新しい事を作ることができない。

あえて、戦国武将に例えるのであれば、
スティーブ・ジョブズは織田信長タイプだったのではないだろうか。

経営や、日々の仕事において、「改革」「イノベーション」的なマインドを持つことは、
重要というよりも「必須」になっている。

起業家マインドを持ち続けていくうえで、どちらにもとても勇気づけられる。
ビジネス・パーソンの必読書と言える。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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