Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

カテゴリ:「イノベーション」の記事

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時局9月号:独自化と差別化~イノベーション発想術

毎月寄稿している、名古屋発の政治経済誌「時局」9月号が届いた。

今号の特集は 古谷誠章氏の「建物は社会的な存在かつリアルな出会いの場」

ボクのコラム「マーケターの発見力」では、
「差別化と独自化」とテーマを設定し、イノベーションについて書いた。


(*詳しくは拙著に↑)

同じ号に、MBA仲間の田尾大介氏が、インバウンド消費による地域活性化として取り上げられているのがうれしい。

田尾氏は、円頓寺商店街の老舗喫茶店「西アサヒ」を拠点として、
訪日観光客を呼び込むビジネスをしている。
ボクも先日知らずにこのカフェに行って声をかけられ説明を聞き、
その心意気に共感した。

名古屋発の時局、地域活性に向けての情報が活きている、と実感した。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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センスは知識からはじまる:センスのよさとは何か?を考える

「センスは知識からはじまる」読了。

マーケティング活動、というかどんなビジネスや仕事においても「センス」は必要である。
一般的に、センスとは感覚的なもので、もって生まれた才能と思われている。

実際にボク自身もそうだった。
センスという言葉はあいまいな、また広範囲を指す言葉なので、受け取る側の解釈もバラバラなのだ。


【センスとは?センスの良さとは何か?】

著者はまず、「センス」を「数値化できない事象を最適化すること」と定義している。
したがって、「センスのよさ」とは、

数値化できない事象の良しあしを判断し最適化する能力

と定義している。

これにまず衝撃を受けた。
まさにその通りである。

マーケターとして長年広告をはじめとするクリエイティブを扱ってきた。
広告案開発の段階で、ボスは、
「今回のキャンペーンは〝センスのいい"CD(=クリエイティブ・ディレクターを指名しろよ」
などと、指示を出す。
「もちろんです!」
と調子よく答えながら、「カッコいい、トンガったアイディアを出すH社の鈴木さんだな」
などと、あいまいな思考で仕事をしていた。

マーケターはどちらかといえば、数字を扱うサイエンスの領域でまず仕事を開始する。
クリエイターはそれを受け、アートの領域で広告のコピーとイメージ部分を開発する。

ここで、双方の共通理解が必要になる。
この共通理解を最大化するのが「センス」なのだ、と著者は言っている。

【センスを磨くには?】

センスを磨くにはどうすればいいのか?という問いに対し、著者は「知識を集積せよ」という。
また、

知識は紙で、センスは絵だ

とも言っている。用意する紙が大きければ大きいほど、大きな絵が描ける、という意味である。

この意味は、「すべての仕事は価値を創造していくことで対価を受けるから」とのこと。
そのために、必要な知識を集積し、そこから予測できることこそが「センス」なのだという。

たしかに、イノベーション的な発想というのは、既存のモノどうしの掛け合わせである。
著者も書いているように、イノベーションにつながるセンスの良さも、


知識と知識の掛け合わせ

ということができる。

【センスを阻害するもの】

したがって、センスを磨くこと、センスのいいアイディアを出すことを邪魔するものは、

思い込みと主観性

であり、好き嫌いではない。

したがって、不勉強でいるとセンスも磨かれることはない、という。

私も拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」(日本経済新聞出版社)に書いたが、
画期的なアイディアが出ないことを阻害する思考停止には2つの要因がある。
「固定観念」と「過去の成功体験」なのである。

一歩下がる「客観的な視点」こそがセンスを生む、という点にも大いに共感する。

センスこそが、私のようなフリーランスの仕事では特に価値を生む。
価格競争、値引き合戦から脱却できるのだ。

その意味で、コンサルタント、起業家、士業という枠の外の、
すべてのビジネス・パーソンおススメ、というよりも必読の一冊である。

    

マーケティング コンサルタント  理央 周

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空中ヨガを愛知県半田市のヨガ教室「ヨガの華」で初体験:一流の経営者の条件

今日は半田にあるマーケティング寺子屋3期生、竹内華奈子さん主宰の「ヨガの華」で、
空中ヨガを初体験してきた。(⇒ ヨガの華 ホームページ

まず、ヨガの華は愛知県の半田にある「ヨガ教室」
名鉄知多半田の駅から、車で5分。知多半島道路の半田インターからもほど近く、
駐車場も充実した、落ち着いた静かな場所にある。

今日は、知多半島初の空中ヨガということで教室でレセプションパ-ティーがあった。
で、この空中ヨガ、ボク自身も全く初めて。
参加者の皆さんが、続々と5人ずつ3分くらいインストラクターさんのアドバイスでやってみている。

ボクもさせていただいたけど、想像していたよりもずっと心地いい。
まず、最初は教えてもらえる通りにハンモックのような布に体を預けていく。
この布の肌触りが、なんだかスッキリ、でも柔らかく気持ちいい。

包まれるようにして、こんな感じで入っていけるので、心身ともにリラックスできる気持がしてくる。
これは病みつきになりそうなのだ。

マーケティングにおいて、自社プロダクト(=製品やサービス)は独自性が無いと売れない。
それは競争が激しいからである。

ヨガ教室も同じことで、お客様から見たらどこも同じ。
そこで、独自の価値で勝負し「あ、ここ私にぴったりだ」と思わせるようにしていく。

「値引き以外で」

そこが難しいとことなのだが、ヨガの華ではもともと人気のヨガ教室に、「空中ヨガ」という知多では初めてのメニューを取り入れた。

空中ヨガは、ボクが体験して分かったんだけど、楽しいのでリラックスもできるし、ヨガだから体にもいい。しかも新しい。ということで、ヨガの華として空中ヨガを取り入れることで、顧客にはマーケティングとイノベーションを同時に提供できている。

これによって、ブランド価値は向上し、値引き合戦に巻き込まれることも避けられる。

華奈子さんの素晴らしいところはその「スピード感」にある。
もともと、主宰の華奈子さんは3期の今年の初めくらいにこの空中ヨガを何かのメディアで見つけてきて、「面白いしやってみたいと思います!」とキラキラした目で言っていた。それから半年もたたないうちに、こんな感じで実施し、法人化もした。(写真左が華奈子さん)

収益を好転させられる経営者の特徴は、

- スピード感
- 素直さ(必要なことは取り入れられる謙虚さ)
- 勉強熱心なこと(時々刻々と変わる世の中に対応していこうとする姿勢)

にある。

3つそろっている華奈子さんとヨガの華、
これからがますます楽しみなのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周

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名古屋 栄 久屋大通の隠れ家サロン:オリエンタルサロン メディケイド ゼロ

琉球総本舗(株)さんが、
名古屋栄に、『oriental salon Medicaid zero (オリエンタルサロン メディケイド ゼロ)』をオープンした。

内装も落ち着いていて、こんな感じのいい雰囲気。

社長が沖縄出身とのことで、こんな感じの掛け軸があって、よりリラックスできる。


東洋医学に基づき、"あなた本来の美" に気付いてみませんか?
をテーマに展開していくとのこと。

もともと、マーケティング寺子屋第3期生、社長の石川氏は、東洋医学と西洋医学を合体させて、
独自の価値を、患者さんや来院者さんに提供している。

できそうで、なかなかできない「新結合」なのだ。

顧客にとって、診療や施術の腕がいいのは当たり前。ここに行き、リラックスして帰ったことを総合して判断し、満足度、ひいてはクチコミへとつながる。これらが合わさって顧客体験が最大化されるのだ。

今日は大阪で美幹塾を主宰しているMisato さんが名古屋によってくれたので一緒に立ち寄った。

今回は名古屋の中心に店舗を出して都市部への展開を広げた。
ボクにとって、寺子屋の塾生が結果を出して行くことを見るのが一番うれしい。


マーケティング コンサルタント
理央 周

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ビジネスは人とのご縁:製造業のためのイノベーション発想術

昨日は一番最初に勤めた会社の方にご依頼いただき、「製造業にとって新しいとは何か~イノベーション発想術」をテーマに講演をさせていただいた。

ボクのキャリアの大半ひ、マーケティングなのだが、この会社だけはB to Bの製造業で生産管理をしていた。

30年前に、社会人としてのスタートを切ったこの会社でお世話になった方には、社会人として必要な事の多くを教えていただいた。

人として、ビジネスパーソンとして、何をどう判断すべきかを公私ともに教えていただいたのだ。

詳しくは、2冊の時間術の本にも書いたのだが、生産管理での効率を求める思考と、マーケティングのある意味芸術性を求める、相反する考え方が、ボクの特徴なのだが、この企業、そしてこの方のご指導があってのことだと、今でも感謝している。

  


26年前に退社したこの企業の尊敬する方から、このようにお仕事を依頼していただくのは、この上なく光栄だ。

不出来な部下だったが、26年経って少しだけ恩返しができたような気がする。

「仕事」は、やはり人なのだ、ということをあらためて教えていただいた。


マーケティング コンサルタント
理央 周

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