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カテゴリ:「仕事術」の記事

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ビジネスマンが疲れはどうやって癒すか? すべての疲労は脳が原因 梶本修身氏


「すべての疲労は脳が原因」、

と言う帯のコピーを見て一目惚れして買ったこの本。

そもそもこの本を読むまでは、僕は疲れるというのは体が疲れるということだと認識していた。

例えば、腕や足の節々に疲れが溜まるのは筋肉に乳酸が溜まっているからだと思い込んでいた。

しかし、この本を読んでみると、脳が疲れるから疲労になるのだ、と言う。僕にとっては全く新しい考え方だった。

例えば、

  • 同じ作業の繰り返しがの脳の作業効率を低下させる とか
  • 疲れの直接の原因となるのは活性酸素

であるなど、目からうろこが落ちるような、新しい知識を得ることができた。

確かに、最近はSNSなどの発達もあり、とても多くの情報が世の中に流れている。そんな中で僕たちはたくさんの情報を仕入れ、多くの意思決定をしなければいけない。

しかし、ITが進化しメディアが次々と世に出ても、僕たちがいちどで1日に処理できる能力、意志決定ができる数は限られている。そんな中で、体を癒す・休めるだけでなく、「脳を休める」という考え方は、非常に僕にとっては青天の霹靂、面白い視点だった。ぜひやってみようと思う。

第5章に事例として、「ゆらぎ」というコンセプトが多く出てくる。「ゆらぎ」こそが、脳の疲労を軽減してくれると著者は言う。

「ゆらぎ」を僕が解釈すると、ずっと緊張をテンション高く張り詰めているのではなく、メリハリをつける事によって、疲れにくい環境を作り出す、というようなことに感じる。

いずれにしても、僕たちはこの多様な社会で、仕事に対して成果を出していかなければならない。また、プライベートにおいても楽しくやりたいことはたくさんある。ワークライフバランスを保っていき、幸せな生活をしていくためには、疲れがなく、自由な発想で多くの時間をつくりだし、やりたいことに費やすということに尽きるのだと思う。そんな意味でも、忙しいビジネスマンにおススメの一冊だった。

マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


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ビジネスの変革に必要な志と有用性:吉田松陰 松下村塾 人の育て方

吉田松陰 松下村塾 「人の育て方」読了。

仕事柄、マーケティングの本をよく読むのだが、ヒト関係、歴史関係、あり方といった分野の本を読む事はあまりない。

そんな中で、大学でも教え、マーケティング寺子屋という中小企業経営者に対する塾で教えている立場から、吉田松陰の教え方、塾での学び方・指導の方針などを学ぼうと思い、この本を手に取ってみた。

まず、第1章にある、官公立学校と私塾の違いがなかなか面白い。

当時の官公立学校は、幕府や藩の最終的支配層を育てる学校であった。 しかし私塾は、封建的身分秩序にとらわれない、士族と庶民の教学であり、教師と弟子の人間関係をベースにし、習熟レベルに応じた個性を尊重した教育がされていたとのこと。したがって、純粋な学問のみでなく、実際に仕事に役に立つ知識や、技能の習得が可能だった。すなわち多様なニーズが続々と生まれるなか、それらに対応していくものだったといえる。

興味深いのは、教師の関心事と、そのレベルによって学問の内容が定められたという点。これはまさしく私塾ならではである。言い換えると、通常の学校では学べない、また教えないことを学べるということになる。

さらに興味深いのは、知識や技能の上をいく、秘伝のやり方が中心だったということ。これは、一部ボクも寺子屋で自分オリジナルのメソッドを使っている点では同じだが、一方でボクに関しては、マーケティングの基本やセオリー、フレームワークをベースにしている点が異なる。ボクの場合は、折衷型なのである。

それにしても、吉田松陰は一貫して有用性、すなわち世の中で使える事にフォーカスしている。興味深いのは第二章、塾生に「あなたは何のために学問をしようとするんですか」と問う松陰の問いに対して、「書物がよく見えません。稽古してよく見えるようになりたいです」と答えた。すると松陰は、「それでは学者になってしまう。人間は実行が第一」と教えたというエピソードがそれを物語っている。

さらに、松陰は「あなたは何のために学ぶのか?」「人間の志はかくあるべきだ」とは言わずに、「あなたの志はなにかと尋ねる」。これはすなわち、実際の学習の場を通して、自分流の学ぶ方法をはっきりと自覚させ、そこにアドバイスを与えることで励まし、努力の継続を求めたのである。

志に関して松陰は、非常に深くまで追求していたと思える。私は本当に共感する。変革者のみならず、ビジネスをするすべてのものには「志が必要」だということに強く共感する、という意味である。マーケティングの世界で言えば、稼ぐ・儲けるではなく、顧客またはひいては社会のために何ができるのか、を常に考えることがマーケティングの本質だと考えているので、ボクにとって共感できるのだ。

松陰は、

  • 変革
  • 有用性

の3つを非常に重要視していたと言うことが言える。そしてこの時代には珍しいが、以降ずっとその3つのことが、ビジネスをする上でも必要不可欠で重要であることは間違いがない。その意味でも非常に勉強になる1冊だった。


マーケティング コンサルタント  理央 周

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「私の名前は高城剛。住所不定。職業不定。」

「私の名前は高城剛。住所不定。職業不定。」読了。

ハイパーメディアクリエイターとしても、
沢尻エリカの元旦那さんとしても、非常に有名だった高城剛氏の本。
とても興味深く読むことができた。

対話形式で書かれているこの本、中でも面白い高城氏の答えがあったので抜粋してみる。

  • アイディアと移動距離は比例します
  • 日常から離れれば離れるほど欲と俗が無くなり、自身が活性化しアイディアが沸き出す
  • お金や欲望はアイディアの天敵。
  • かっこいいとは不自然なことを言う。脱クール。
  • 失う事は、得る事への第一歩。
  • こだわりの逸品とは20世紀的固定観念の塊。

高城氏がこの本で言っていることは、当たり前のようで当り前では全くない。
高城氏のような才能やもって生まれた度胸の良さなどなど、
すべてを持っている人が多くない中で、
「ボク達にできるのか?」と思う人も多いはず。

ボクもそうだった。

でも、すべてを参考にしたり、真似したりする必要は全くない。
高城氏が言っていることは、仕事でプロジェクトを組み立てていく上で、
持っているべき姿勢だし、煮詰まった時のアイディアの転換にもなる。

こういう考え方があるんだ、と気づくだけでもこの本を読む、
またはこの本と出合うことに大きな意味がある。

こういった日常の中にある常識的な違和感というか非日常を、毎日意識できるか、
ほんのちょっとのことだが、やれているだけで自身の仕事出のアウトプットの、
大きな違いになって出てくるであろう。

とても画期的な内容だし、構成や編集もオリジナルでクリエイティブだが、
その意味で、一度は手に取る価値のある、おススメの一冊だった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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10年後にある仕事なくなる仕事:AIの進化と仕事の関係

今日の日経新聞の記事より「AI人工知能」に関しての特集があった。

脳の動きをコンピューターが代替できるか、という議論から始まったとのこと。

AIには大きく分けると、
機会学習タイプとエキスパートシステムがあるらしい。

どうもAIというと、自分たちには関係ないかなと、かなり遠い感じがする。
でも、20年前のインターネットがかなり遠くて、関係ないと思っていた中、
あっという間に社会のインフラになったことを考えると、
AIも、我々中小企業や個人事業主にとって、必要不可欠なものになる可能性も遠からずあるだろう。

実際記事を読んでみると、

  • 工場での生産ラインの安定化を図ることに利用可能(富士通)
  • がん患者に最適な治療法や投薬を様々な事例から導き出せる
  • 三菱東京UFJ銀行がLINEを使って顧客からの問い合わせの対応を始めた

とのこと。
特に3つ目は、フリーダイヤルに電話すると自動音声でプッシュフォンを押す、「あれ」の進化版だろうと推測できる。

AIが人間にとって代わるしごてゃ増えるだろうと推測されているらしいが、
一方で、人間にできる簡単なことがAIにできない、ということもあるらしい。
ここがロボットや機械の面白い点。
(鉄腕アトムなんかにはこの点が描かれている)

東大入試で数学や世界史ではは偏差値60w0超えることができるそうだが、
常識的な知識がないため、物理ではできない、とかだとのこと。

AIは、質問の答えを推定することはできても、質問の意味自体が理解できないらしい。

ということは、今後人間が仕事として必要とされることは、
「高い言語理解能力」であると言える。
なぜならここはコンピューターではまねできないからである。

今ある仕事の種類の60%が2020年に無くなってしまう、という研究結果があるが、
人間にしかできない付加価値をつけた仕事は、これからも重宝される、
ということは、このAIの進化と限界を見てもわかるというものだ。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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MBA・ビジネススクールで学びたいか迷っている人へ:かんべみのり氏「マンガ日本最大のビジネススクールで教えているMBAの超基本」

「マンガ日本最大のビジネススクールで教えているMBAの超基本」読了。

この本は、マンガでMBAがどんなもので、何を得ることができるのかを説明をしている「貴重な」本である。
ボク自身MBAを取得しているのだが、最近MBAそのものが「誤解されているな」と思うことが多々ある。

  • 理屈っぽい
  • 現場の仕事でつかえない
  • やたら大きく風呂敷を広げる

こんな風潮がボクがビジネススクールに留学した1990年代にはあった。たとえば、ロジカルシンキングは、ただ単に理屈っぽく物事をまとめる、というふうに思われている傾向もあるし、単なる理論やセオリーは不要だということをさも正しげに主張する人もいる。

しかし、ボク自身、ビジネススクールで学んだ事はもちろん、各種の経営学上でのセオリーやフレームワークも多く取得できたことのみならず、何より大事で今も有用だと思っているのは「異文化人との交渉力」であった。

この本では、論理的思考、ロジカルシンキングに関しては、XXツリーとか〇〇ストラクチャーなどを操ることや分析ツールをしっているかどうかということではなく、自分が伝えたいことを、

「誰にでもわかる平易な日本語」

で表現できることが大事であると主張する(まさにその通りうである)。さらにその結果として、相手から共感を得ることができるになる事が重要だと述べている。

著者の、かんべみのりさんは、ビジネスのフレームワーク等に関してはどうやら素人だったとのことであるが、ビジネススクールでいろいろなことを学ぶことによって、ビジネスを真剣にやる方々との共通理解が得られたとことの重要性がここに書かれている。

ビジネスは、簡単なものではない。
ボク自身、30年以上ビジネスをしてきて痛感していることである。

著者が、キャリアのやり直しということに関して目覚めたことも見逃せない。
ボクが、自分のキャリアの次のステップを目指そうと思って、インディアナ大学のビジネススクールに留学したことを思い出させてくれた。

いくつになっても、勉強であり、向上心を持って進んでいくべきである。

その意味でも、この本はすべてのビジネスパーソンにお勧めの1冊だった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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