Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

カテゴリ:「教授の一日」の記事

前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9

関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 英語での講義〜マーケティングコミュニケーション

マーケティングコミュニケーション今日の講義は、
 
- コミュニケーション戦略の中身
- キャンペーン立案から実施までのプロセス。
- ポジショニング
- ケース分析はケロッグスペシャルKを題材にグループ・プレゼンテーション
 
新型コロナウイルス感染拡大阻止もあり、今回もZOOMでの講義となる。
3日目、6セッションになると、学生たちも慣れてきて発言も活発になってきた。
今回は、日本人1名に留学生が8名の系9名。
留学生たちも、自分たちの強みや特徴を理解できてきたし、
グループワークでリーダーシップも取れるようになってきた。
教える側にも、ラーニングカーブのようなものがあり、ZOOMでの講義配信の経験が増えてくるにつれて、授業自体をうまく回せるようになってきた。
 
ZOOMでは、ブレイクアウトセッションという機能があり、グループに分けてセッションをすることができる。
今日は2チームに分けてのグループワークを課したが、どちらかのグループに顔を出し、様子を見ながらファシリテーションできるようになってきた。
 
アクティブラーニングに関しては、もちろん対面して行う授業の方が、学生とのディスカッションも活気が出るが、ZOOMでも十分二られることがわかってきた。
 
次回も楽しみです。

マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)

☆ 理央 周の新しいプロジェクト「マーケティング・プラス」5月20日より始動!
→ マーケティング・プラスとは?

*共感したら、ツイッターへ!こちらから→  

最新刊「なぜ、お客様はそっちをかいたくなるのか?」~二択クイズでMBAのエッセンスを身につける!

社員を「戦えるリーダー」にしたい経営者・人事責任者はこちら:→社員教育.com

「売れる理由」を学べるメルマガを書いています:
⇒ では、
ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 国際経営コースでのマーケティングの講義


2020年の春学期も、いよいよ始まる。とはいうものの今年はコロナウィルス感染拡大防止のため、約2週間遅れての4月20日が私の講義の初日。

今期からは、教授という肩書きでの教鞭をとることになったので、一層力が入る。

今学期の前半は「マーケティング・コミュニケーション」
いわゆる、広い意味での広告宣伝・販売促進・PRということになる。

国際経営コースでは、講義の全てを英語で実施するため、次のようなカリキュラムになる。
基本的に、1日90分を2講義で7回。計14講義ということになるのだ。

1st Day〜

  • Course Introduction:コース概要と評価基準の説明 
  • Communications in marketing management:マーケティングコミュニケーションの定義
  • Communication objective and how to set communication strategy and tactics:目標設定と戦略構築
  • Mini Case Analysis: ケーススタディ〜I'mMacキャンペーン

2nd day

  • Situation Analysis/Analysis of Target Audience including customer segmentation:環境分析と顧客セグメンテーション
  • Mini case analysis:ケーススタディ〜AmazonのTVCM


3rd Day

  • Advertising Strategy, how to develop creatives.:クリエイティブの開発
  • Planning Process of strategy and tactics:プランニングプロセス
  • Marketing communication integration, concept and strategy building:統合型コミュニケーション

4th Day

  • Advertising Creativity and Message Development1:クリエイティビティとは何か?
  • Mini Presentation, Analysis, objectives and strategies:ミニプレゼンテーション

5th Day

  • Traditional Media TV, Radio, NewsPaper, Magazine and Print:伝統的なメディアミックス
  • Communication Mix Media Concept, planning and mix:コンセプトの開発

6th Day

  • Budget Allocation Budget weight allocations by priority,Communication mix, budget and message strategy:予算分配
  • Evaluation of Marketing Mix:マーケティングミックスについて
  • Beyond traditional marketing Digital media, Social Media and SNS,Return on Investment:デジタルメディア

7th Day

  • PR and Sales Promotion Difference against advertising:PR、セールスプロモーション
  • Final Presentation:チームごとのプレゼンテーション

今回、各日程の中で、6つのケーススタディを使用する。

  • ZARAのマーケティングコミュニケーション戦略
  • UGGブーツのアメリカ進出戦略
  • アップルのI'm Macキャンペーンのブランドストーリー
  • ケロッグスペシャルKの独自化戦略
  • レゴのブランド周知戦略
  • ペプシチャレンジキャンペーン

そして、最終日にはペプシチャレンジのケースを元に、チームでプレゼンテーションをさせる。
学生が3〜5名のチームを組み、自分たちがペプシの国際マーケティングチームのトップになったと仮定して、経営陣に世界戦略をプレゼンテーションし予算を獲得しようとするという、いわば模擬プレゼンだ。

私は、アクティブラーニングの手法で、レクチャー4割の学生に自主性を求める参加が6割の比重で講義を進める。

今期も、日本人と留学生と、どんなタイプの学生が集まるのか、とても楽しみだ。

マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)

☆ 理央 周の新しいプロジェクト「マーケティング・プラス」5月20日より始動!
→ マーケティング・プラスとは?

*共感したら、ツイッターへ!こちらから→  

最新刊「なぜ、お客様はそっちをかいたくなるのか?」~二択クイズでMBAのエッセンスを身につける!

社員を「戦えるリーダー」にしたい経営者・人事責任者はこちら:→社員教育.com

「売れる理由」を学べるメルマガを書いています:
⇒ では、
ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

世界のエリートが読んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた 永井孝尚著 

IBM出身で「100円コーラを1000円で売る方法」の、
永井孝尚氏が、定期的に朝活と夜塾を開催している。
その夜塾で、この本で紹介されている、
「戦略販売」をテーマにしていたので、参加した。
その際のきっかけでこの本を読了。


タイトルにある通り、MBAがビジネススクールで学ぶ際に、
参考にしている、または読むべき重要な書籍が、
一挙に紹介されている。
私も、関西学院大学のビジネススクールで教鞭を執っているが、
経営を体系的に学ぶ上で、
基礎になる考え方を固めておくことが重要だ。
さらに、基礎を学んだ上で「応用」することは、
さらに重要になる。


その、基礎と応用のために理解しておくべき本が、
ここでは紹介されている。


全体を、戦略、顧客とイノベーション、起業と新規事業、
マーケティング、リーダーシップと組織、人、
の、6つのカテゴリーに分け、
計50冊が紹介されている。
そして、各書籍に永井氏の解説が書かれている。


この50冊のリストと永井氏の解説があることによって、
2、30代のビジネスパーソンにとって、
読むべき本が一覧になっているので、
この本だけでも、経営に必要な要素を網羅できるし、
さらに、読者にとってより深掘りをしたいエリアの本を、
探しだすこともできる。


例えば私にとっては、戦略販売の項で、
BtoBの営業、新規獲得戦略の構築のための、
大きなヒントを得ることができた。
これを、自社のクライアントへの提案に入れていけるし、
自社の新規事業での顧客獲得にも活かせるので、
さっそく購入して深掘りをしてみた。


経営は、ファイナンス、組織、マーケティングなど、
機能別なことのみを学ぶだけでは不十分。
なぜなら、すべてが有機的につながっているからだ。


その意味でも、経営全般を俯瞰する上で、
自分のエリアの深掘りをすると、
会社の中で、自分に何が求められているのか、
また、何をすべきかがより正確にわかるようになる。


その意味でも、若手ビジネスパーソンに、
オススメしたい1冊だ。

マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)

*この記事のブックマークはこちら→  
このエントリーをはてなブックマークに追加  
*共感したら、
ツイッターへ!こちらから→  

最新刊「なぜ、お客様はそっちをかいたくなるのか?」~二択クイズでMBAのエッセンスを身につける!

社員を「戦えるリーダー」にしたい経営者・人事責任者はこちら:→社員教育.com

まぐまぐ大賞2016年ビジネス部門で5位受賞!「売れる理由」を学べるメルマガを書いています:
⇒ では、
ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

マーケティングを理論と事例で考える MBAの講義 英語で教鞭をとる ビジネススクール


関西学院大学 経営戦略研究科は修士課程。ビジネススクールで英語で教える国際経営コース。
私の担当科目である、マーケティングコミニケーション第3日目の昨日は、コミニュケーションにおける目標設定と、展開のための戦略と戦術について。

マーケティングコミニケーションにおいて、複数の選択肢の中から、自社製品にとって最適な目標を設定しなければばいけない。

目標設定の事例を複数で講義し、全員ディスカッションをした。

目標設定に伴って戦略と戦術を構築するのだが、戦略と戦術の違いを把握しないと、実施時の投資対効果が悪くなるので、この点を重視して昨日はディスカッションした。

そして、UGGブーツの事例をもとに、目標設定、戦略、戦術をテーマに、13名を3チームに分け、それぞれで簡易プレゼンテーションをさせた。

この段階で私が教師としてみたいのは、理屈やフレームワークをどの程度実務に落とし込むことができるかということ。もういってんはチームにおいて、どれだけ各位がリーダーシップを発揮できるかという点だ。

今回の講義においては初めてだもう1点はチームにおいて、どれだけ各位がリーダーシップを発揮できるかという点だ。

今回の講義においては初めての試みだが、全員しっかりとやっていた。これからが楽しみだ。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


*ブログの定期購読はこちらから → follow 
us in feedly *ブックマークはこちら→  
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新刊「売り上げがぐいぐい伸びるお客様の動かし方」~顧客視点で売り上げアップ!

新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経 営者の方はこちら:→マーケティング アイズ

まぐまぐ大賞2016年ビジネス部門で5位受賞!売れる理由を学ぶメルマガ

⇒ では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

関連記事はこちらです:↓

関学ビジネススクール マーケティングを准教授として英語で留学生に教えるということ

マーケティングコミュニケーションの講義2日目。今日は履修する学生も13人に増えた。

留学生が大半で、日本人は1名、中東が3名、アジア各国が9名のメンバーだ。毎回初めて会う新しい学生たちの顔を見るたびに、「また3ヶ月この元気な若者たちと意見を買わせる」と思うと、この段階でワクワクしてきて元気をもらえる。

今日の講義内容は、

  • 前回の復習〜マーケティングコミュニケーションの定義
  • 消費者の意思決定プロセスをより詳細に
  • メディアの定義
  • UGGブーツのケーススタディ〜USP・ターゲット戦略とコミュニケーションのコンセプト
  • 広告とPRの違い
  • チームプレゼンテーションとレポートの詳細

毎回必ず復習を入れるのは、前回の講義がどれくらい腹に落ちているかを確認するため。いつも半分くらいの学生はしっかりと理解をしているが、半分ではまだまだ少ない、と感じている。重要なことはお説法のように繰り返し聴くことで考えるための習慣につなげることが重要だ。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


*ブログの定期購読はこちらから → follow 
us in feedly *ブックマークはこちら→  
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新刊「売り上げがぐいぐい伸びるお客様の動かし方」~顧客視点で売り上げアップ!

新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経 営者の方はこちら:→マーケティング アイズ

まぐまぐ大賞2016年ビジネス部門で5位受賞!売れる理由を学ぶメルマガ

⇒ では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

関連記事はこちらです:↓

前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9