Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
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カテゴリ:「マーケターの発見力」の記事

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ミート矢澤 八重洲店:飲食店が流行る理由は味だけじゃない

昨日友人と入った東京駅 八重洲北口あたりにある焼肉屋「矢澤」さん。
この辺りは、サラリーマン層が多く利用するエリアで、どちらかと言えば居酒屋やバール、それもチェーン展開している店が多い。また、焼肉屋も多くあるがよくある古くからのオーソドックスな焼肉屋か韓国料理の店が多い。

その中でこの矢澤さん、Japanese BBQと店にある通り、焼き肉のテイストを残しながら、どことなく日本風な料理もあり、なにより店内が明るく、無煙の備え付けコンロ、そして内装や中央にあるガラス張りのキッチン周りも銀色のステンレスなのだ。

メニューはオリジナルで創ってるとのことで、一番最初のページに「今日の希少部位」、イチボとかミスジがまず最初に書かれていて面白い。
最初のページにあるということは、当たり前だけど最初に見られるし、次回まで覚えてもらえる確率が一番高い。だから、売りたいものはここに置くべきなのだ。

ボクたちが選んだのは「サーロインの矢澤焼き」

ミート矢澤 八重洲店 薄切りのサーロインを、お肉を山芋と卵黄、鰹だしのタレでいただく。
極上のすき焼きをいただいている感じで食べられるこの矢澤焼きはこの八重洲店だけとのこと。ボトルで頼んだカリフォルニア・ワインにぴったりだった。

もちろんこれ以外にも厚切りのタンなどどれも絶品。
さらに、店員さんんが一枚ずつ丁寧に焼いてくれて、食べ方も教えてくれる。
ワインの合わせ方までアドバイスをくれるので、とても心地いい空間になっている。

お客様から見て、飲食店は美味しくて当たり前。
ホスピタリティ、他の店と違う独自性、ここだけでしか食べられない逸品などが絡まって、次に来店する理由になるし、クチコミをしたくなる。

おススメの店舗だった。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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カフェと日本人:喫茶店文化 カフェの流行の地域特性

カフェと日本人」を読んでみた。


カフェと日本人
ボク自身、カフェ好きで珈琲好き。
このシンプルな表紙もあって手に取ってしまった。

まず面白いのが喫茶店の歴史が数多く紹介されていること。
有名な銀座の喫茶店に始まり、ゴーゴー喫茶、歌声喫茶など、
その時代に応じて喫茶店も変遷を遂げてきた様子が書かれていて楽しい。

また地方における、人々の喫茶店への思いや利用度合いが分析されているのも、
ボク自身、マーケティング的な考え方をしていく時に興味深く読むこことができた。

ドトールやスタバと待ちの喫茶店の比較はもとより、
たとえば、著者の方の出身が名古屋とうこともあり、愛知県の分析は特にしっかりとされていて、県民一人当たりが使う喫茶店代は飲み代よりも多い、などなど、数字を見てみても興味深い洞察を得ることができるのだ。

おもえば、亡くなった父が無類の喫茶店好きで、引退後も毎日近所の友達とモーニングコーヒーを飲みに近くの喫茶店(なまえはなんと「おふくろ」!)に行っていた。

父は会社員時代から名古屋駅に行きつけの喫茶店がありそこにも連れて行ってくれたことを思い出す。

ボクがコーヒー好きなのも遺伝だろうし子供の頃から刷り込まれた好みなのかもしれない。

そんな意味で、コーヒー好き、喫茶店・カフェ好きには面白くさらっと読めるおススメの一冊だった。






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理央 周


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コメダ 和風喫茶 おかげ庵のモーニングコーヒー和菓子セットの独自性

モーニングセットに代表される喫茶店文化が浸透している名古屋。
喫茶店でお茶を飲みながらよもやま話というのが名古屋人のライフスタイルでもある。

しかしその分、喫茶店側からすると店の数も多く、競争は激しい。
さらに、スターバックス、ドトール、マックカフェ、セブンカフェなどなど、
外でコーヒーを飲める場所は、従来の喫茶店に限らず多種多様になってきている。

その中でもボクがよくいくのは、自宅から近いこともあるがコメダの和風喫茶「おかげ庵」。
行く理由として一番大きいのはこちら、モーニングセットの中で、「和菓子セット」が選べるから。


おかげ庵 コメダ 和風喫茶 モーニングボクのライフスタイルは、朝起きて食事、その後犬の散歩に行く。
午前中10時くらいまで自宅で原稿を書いたり仕事をして、その後気分転換もかねて、仕事をカフェに移す。そうするとはかどるから。

おかげ庵では11時までモーニングサービスをやっていて、ドリンクにトースト、ロールパンなどを無料でつけられる。その中の一つに「和菓子セット」があるのだ。

ボクのように朝早く起きて食事は済ませた、ちょっとお茶をしたい、となってカフェを探すときに、「リラックスもできるし、小腹もすいた。ランチまで時間があるからちょっと和菓子でも」という感じでいつもおかげ庵に行ってしまう。

和風喫茶という特色に加えて、コメダの特長であるゆったり感やメニューの豊富さはそのままで、
モーニングセットの一つにある和菓子。

ニッチではあるが、他の喫茶店・カフェとは圧倒的に違うセットを提供しているところが素晴らしい。
そのせいだけではないと思うが、今日もおかげ庵は満席だった。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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電子マガジン12号表紙
Nagoya cafe culture represented by the Morning set is penetrated.
The called Small Talk while drinking tea at a coffee shop is also a life style of people in Nagoya.

But that amount, the number of shops Many From a coffee shop side, competition is fierce.
In addition, Starbucks, Doutor, Mac cafes, etc. Seven cafes,
Place to drink coffee outside is becoming wide variety of not only the traditional coffee shop.

There is also to be close from home, but Japanese style cafe Komeda me to go well among them, "Thanks hermitage".
The biggest reason to go here,
In the morning set, since choose the "sweets set".

Meal up in the morning, my lifestyle is going to walk the dog then.
You have a job or writing a manuscript at home until about 10:00 in the morning, it also serves as a diversion then transferred to the cafe to work. Then you get on since.

You are doing and wake-up service until 11:00, it is put in the free toast, and rolls to drink thanks hermitage. I have a "sweets set" to one of them.

When looking for a cafe Become finished meals by up early in the morning like me, and want to tea a little, feeling "can also relax, and even sweets a little because there is time to. Lunch Kobara also hungry" and at I would go to the hermitage thanks always.

In addition to the features of Japanese-style cafe, abundance and menu Yuttarikan is a feature of Komeda as it is,
Sweets in the morning one of the set.

It is a niche, but where it has to offer a different set overwhelmingly and cafe Cafe of other great.
I think that it is not only because of that, but thanks hermitage was fully booked today.

マーケティングを分かりやすく書いたビジネス書:売れるヒミツ売れない理由とその事例

「マーケティング」はボクにとって永遠のライフワークと言えるもの。
起業前に、企業の中でマーケティングマネージャーをやってきて思うのは、いくら「これは売れる!」と思った製品でも売れるとは限らないということ。
不思議なもので、売れるのかどうか期待していないものが爆発的に売れたりもする。

そんな経験を多くしてきた中でたどり着いたのが、これまでこのマガジンやボク自身の講座でも繰り返し言ってきたように、
マーケティング戦略の根本は「何を、誰に、どうやって」買ってもらうかを考えていくこと。

この秋に5冊目としての出版では、「なぜ、売れている店では売れるのか?なぜ、売れない製品はとことん売れないのか?」をこの3つのマーケティングの中身から紐解いていくつもり。


5冊目の出版実際の企業の事例を多く出すことによって、読者の再現性も高くしていきたいし、マーケティングにかかわっている人のみでなく、中小・中堅企業の経営者、営業に携わっている人、企画関係の仕事の方など、自社のことを真剣に考えている人に当てはまる内容にしていきたい。

でも同時に普遍性を高くすることと、「わかりやすく」しよう、再現性を高くしようとすることは一見相反することもあるので思ったより大変な苦労をしている。がゆえに、これまでよりも生みの苦しみが多い分、役に立ててもらえると思っている。

早ければ10月には全国の大手書店さんの店頭に並ぶはず。自分自身も楽しみにしているのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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売れる広告の創り方:デザイン重視か機能重視か:発想を阻害しないコツ

先日、待ち合わせのカフェの近くで発見したこのサイン、
空あります
とある。
売れる広告何の広告なんだろうと思って見てみると、どうやら貸倉庫(レンタル倉庫)のようだった。

おしゃれな感じの「猫」のデザインで、真鍮製という感じの渋さも出てる、
とてもカッコいいサイネージと言える。

ボクは普段、講座で受講生に対して、
みなさんは、カッコよくって売れない広告と、カッコ悪いけど売れる広告ではどちらを創りますか?
と聞いている。
マーケターのおススメはもちろん「後者」なのだ。

でも、あまりにも理論やフレームワークに執着しすぎると自由な発想が出てこなくなって、陳腐な他にあるものと同じような広告になってしまう。
情報は出た瞬間に大半がコモディティ化してしまうのだ。
もちろんそれは広告も同じである。

ボク自身もそうだったのだが、もし大企業のマーケティング部の新人が部長に対してこの看板のアイディアをだし、「これ、やらせてください!」と提案してきたときに、

「そらと読むのか、あきと読むのかわからんだろう。却下!」
となってしまうことが大半である。

広告は正しいかどうかは、実施前にはわからない。
目標値を達成した後に初めて「正しい広告」をうてた、ということになる。
したがって、リサーチなどをして正しい広告を創ろうと思っても無理なのだ。
(もちろん、失敗のリスクを下げる効果はあるかもしれない)

したがって、私はマネージャー時代にはこのような画期的、というか突飛な案が出てきたときは、
案そのものでは評価せず、創造した理由を確認することにしていた。

このサイネージでいえば、こんな理由がありそうだ。
1.「カッコいいからこのデザインにしたいのです」
2.「近くの他社はオーソドックスなデザインだからうちは奇をてらいました」
3.「そら、か、あき かでわからないのが面白くってソーシャルメデイアで投稿する人がいそうですから」(まさにボクがそうであるが、、、)

ボクなら、1はアウト、2または3なら採用すると思う。
経験はリスク(=不確定要素)を排除するのには役立つかもしれないけれど、
思考を停止させ自由な発想を阻害するリスクを高める。

ボクが好きなこういった広告が世の中に無ければ、それは平凡な広告だらけ、ということになる。
広告の評価基準は、あくまで「実施後」、
そして、自分の嗜好の範囲外にある突飛なアイディアを「ダメ」と決めつけてはいけないのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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電子マガジン ポジショニング

This sign the other day, was found near the cafe waiting for someone
"There are empty"
It is a.

If you look at would be what I thought, apparently loan warehouse was like a (rental warehouse).

In the design of stylish feeling of "cat", bitter feeling of brass is also out,
I said that it is very cool signage.

Usually, I for students in the course,
"You do you create either advertising and you do not sell me cool, in ads uncool but it sell?"
I have heard that.
Recommended course of marketers It's a "latter".

But, it is too commitment to something or framework theory too,
Free thinking is no longer come out, I become the same as the other ads.
Most of it from being commoditized at the moment it leaves the information.
It is the same advertising course.

I himself he was so, but the rookie of the marketing department of large companies of this sign I Did for director if

When it issues an A, we have proposed "This,! Please let done," said

"I dismissed. Would not know how to read the sky, do you read the autumn!"
It becomes as are most.

Ad correct or not, I do not know prior to implementation.
Whereby it that was shot at "correct ads" first time after achieving the target value.
Therefore, it's a wonder he thought that trying to make the right ad by and research.
(Of course, there may be the effect of lowering the risk of failure)

Therefore, when I outlandish proposal or rather epoch-making, such period to manager came out,
It was decided to not evaluated in plan itself, and to find out why it was created.

In terms of this signage, this reason is likely to have.
1. "I would like to in this design because cool"
2. "Our Terai was the odd other companies because it is near an orthodox design"
3. People to post on social media or, sky ", do not know in Akika is Omoshiroku~tsu or is likely to have

Et al "(I have is the so just,,,)

I think if I, and to adopt out, 1 if 2 or 3.
Experience but may help to eliminate the (uncertainty =) risk,
I raise the risk of inhibiting the free idea to stop thinking.

Without the world is advertising that these are my favorite, it is full of mediocre advertising,
I will be called.
Only evaluation criteria of advertising, "after implementation",
And he should not be condemned as "useless" and quirky ideas are outside the scope of his or her preference.

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