Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

カテゴリ:「製品開発」の記事

前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

差別化より独自化の製品サービス開発:愛知県引越一番のおもてなし

自社だけのユニークな強みを提供することは、何も大企業だけに必要なわけではない。
弊社のクライアントさんで、愛知県で頑張る中堅規模の株式会社引越一番という企業がある。

中堅企業である引越一番さんが、大企業である競合他社の思い切った値下げ価格や、
広範囲にわたるサービス網に正面切って挑んでいくことは容易ではない。
どうしても値引き合戦になりがちで、収益を悪化させてしまうことにつながる。
いわゆる「営業利益」が下がるのだ。

さらに、価格を下げるとブランド・マネジメント上重要な「見た目の価値」が下がってしまう。
いいことはないのだ。


引越一番さんの独自なお客様への価値は「懇切丁寧な引越」を提供するにある。
もちろん大企業の引越しサービスも丁寧だと思うが、
さらにその上を行く配慮をされている点が素晴らしい。

新築のお宅にはいる時には、それまではいていた靴下を履き替える。
それだけにとどまらず、絶対に間違えないように,それまでの靴下と違う色の靴下に変えることで、
ヌケモレを防止する努力をされている。

また、不満足度アンケートをとられていて、お客様が不満足に感じられたことを、
すぐに翌日の朝礼で全員に通達し改善もされている。

それほど、お客様に対しての細部にわたってまで気遣いを欠かさないのだ。

このおもてなしの心で、「また引越一番さんにお願いしたいです」と、
お客様からわざわざ電話がかかってくるほどである。

引越一番の事業は、「運輸業」ではなく「お客様が幸せを感じる本物の引越し」
を提供する事業と言えるが、この細部にわたる気遣いと、
丁寧な作業による「新居に引っ越した時の幸せ感」が、
他社と比較した場合の、ユニークな顧客価値になる。

こうなると、「価格の安さ」という土俵での競争ではなく、
「どれだけいい引越か」でお客様に比べられ、値引き合戦に巻き込まれることなく、
まったく別な土俵で戦うことができるのだ。

差別化よりも独自化を狙っていくという、好例なのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周


新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
マーケティング アイズ

理央 周 最新刊 ⇩

3月から開始のメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード」 では、

ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を毎週発刊していきます。

詳細はこちらから:

メルマガ

関連記事はこちらです:↓

時局4月号への寄稿文:差別化よりサービスの独自化

名古屋発のビジネス誌「時局」4月号「マーケターの発見力」への寄稿文。

テーマは「独自のサービスで勝負」
無理な価格の値下げや属人的なサービスでの差別化では、自社のプロダクトがすぐにコモディティ化してしまうのは、昨日のブログで書いた通り。

おもてなしの心、ホスピタリティで独自のサービスを徹底的にすすめていくことで、愛され選ばれる企業になることができる。

今号では引越会社で実践されている靴下のはき替えなどのの事例を元に記事にした。

マーケティング コンサルタント
理央 周


新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
マーケティング アイズ

理央 周 最新刊 ⇩

3月から開始のメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード」 では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を毎週発刊していきます。詳細はこちらから:

メルマガ





関連記事はこちらです:↓

しあわせきり絵展:印刷業が生き残るために必要な戦略と仕組み

名古屋 伏見のPAPERVOICE VELLUMさんで開催されている、鈴木紙工所さんのKirieFabbrica「しあわせきり絵展」に行ってみた。(*ホームページは⇒ こちら

こんな感じの素晴らしいきり絵を多く観ることができた。

中でも、素晴らしいのはメモリアルきり絵。
結婚式のウエルカムボードや、出産、追悼のときの思い出に、写真なども元にきり絵にしてボードに入れてくれる。

印刷関係の方々からは、多くの講演依頼や相談をいただく。
クラウドソーシングなどの影響で、価格競争に巻き込まれたり、
そもそも紙の印刷が不要になってしまって、仕事が減っている、
と経営者の方々はおっしゃる。

実はそうではないのに。

鈴木紙工所さんのように「独自価値」を出すことで十分戦えるのだ。

そこにもう一つ「仕組み=ビジネスモデル」があればなお強い。なぜなら収益を上げてなんぼ、だからである。なので、この3つが必要。

  • 事業の定義
  • 差別化よりも独自化
  • 収益向上のビジネスモデル

そんなことに気づき学んだ展覧会でした。
より詳しく新しいメルマガでも分析し、書かせていただきます。

鈴木社長、ありがとうございました!


マーケティング コンサルタント
理央 周


新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
マーケティング アイズ

理央 周 最新刊 ⇩

3月から開始のメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード」 では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を「辛口」毎週発刊していきます。

なぜか売れるの公式バックヤード

関連記事はこちらです:↓

とんかつ比呂野はなぜリピートしたくなる飲食店なのか?

名古屋で有名なとんかつの店「比呂野」は、リピートしたくなるお店。

今日は,ミックスフライランチ。
ヒレカツ、白身魚、海老のカツに、お惣菜1品とサラダ、そして赤出しというメニュー。
評判のヒレカツランチもあるが、いろいろと食べたいボクは、今日はミックスフライに。

カウンターに座ると「お荷物はこちらにどうぞ」と,女性の店員さんが柔らかい笑顔で。
これだけでその日が楽しくなりそうである。


次に大将らしき方に「味噌はかけてもよいですか?」
と聞かれる。ボクがきょとんとしていると、「では、別皿でお出ししますね』
とのこと。

ここでは、カツにつけるものが,塩、ソース、味噌の3種類ある。
塩で食べる豚カツも珍しく、こんな感じのPOPが用意されている。


4sqでチェックインすると、味の薄い順につけていくのが通とのこと。塩をつけて食べる店は限りなく少ない。

そして店をでる時にはこんなクーポンもくれる。


この間、一つだけ残念なことがあったんだけど、それを差し引いても美味しいから来たくなる。
この点は、重要なので、さらに比呂野にまた来たくなる「売れる飲食店の3つの理由」と合わせて、またあらためてメルマガで書きます。 ⇒ なぜか売れるの公式 バックヤード
やはり、何度も来たくなる店には理由がある。

もちろん食後は隣でコーヒー。
ごちそうさまでした。



マーケティング コンサルタント
理央 周


新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
マーケティング アイズ

理央 周 最新刊 ⇩

3月から開始のメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード」 では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を毎週発刊していきます。

なぜか売れるの公式バックヤード

特製「黒」 ソース とんかつ 専門店のオリジナル とんかつソース トンカツソース ソース レシピ お弁当!!

価格:627円
(2015/2/23 12:49時点)
感想(9件)

関連記事はこちらです:↓

中小企業の新製品・新業態開発:コメダの和風喫茶おかげ庵のスキマメニュー

コメダの和風喫茶「おかげ庵」
曜日、時間帯に関わらず、いつも満席に近い。

ボクがよく利用するのは、モーニング。
といっても、名古屋によくある「トーストとゆで卵」ではない、「お茶の子セット」


ボクの場合、日課として朝ご飯を食べ、ペットのコーギーの散歩に行ってからひと仕事。
これでだいたい10時頃になるので、一息入れにカフェに行く。
その時、ランチまでの間に小腹が空いていたら、やはりこの和菓子を食べることもできるので、おかげ庵を選んでしまう。

和風喫茶という独自性も活かしつつ、モーニングとランチの合間の「スキマ」になる時間帯にもしっかりとメニューを用意しているのが、売れる理由。

この発想は、中小企業のビジネス拡大や商品・サービス開発の大きな参考になる。




マーケティング コンサルタント

理央 周





新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:

マーケティング アイズ

 


3月から開始のメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード 
ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を毎週発刊していきます。


関連記事はこちらです:↓

前の5件 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11