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カテゴリ:「顧客視点」の記事

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リピートにつなげる飲食店のメニュー:椿屋茶房丸ビル店のはちみつジンジャーティー

東京丸の内の丸ビルにあるカフェ「椿屋茶房」で打ち合わせをした。
普通のメニューに加えて、「はちみつジンジャーティー」のメニューが独立しておいてある。

いつもならコーヒーを飲むところだったけど、このメニューを見てこれを頼んでしまった。
よくあるカフェや飲食店のメニューは、品書きが羅列してあるだけ。
どれがおススメで何を頼んでいいのかわからない。

店として「当店自慢の!」「今のおススメ」「新登場」ということをこういう風にメニューで教えてあげると、当然お客様は頼んでくれることになるし、さらにもしそれをその時に頼まなくても、覚えていてくれて再来店してくれる可能性は高まるはず。

押し売りではなく、顧客視点で今飲むといいものを教えてあげる。
これだけで、リピーターを増やすことができるのだ。


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理央 周


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オムニチャネルを中小企業が自社にどう当てはめるのか?:顧客視点の販売促進

JR名古屋駅高島屋の三省堂で発見したこのPOPのようなカード。
今流行りのピケティさんの本の「電子書籍」を買うためのカード。
これをレジに持っていくと、リアルではなく電子書籍で買うことができる、というもの。

通常、電子書籍はリブロやキンドルのような電子書籍リーダー上で購入をするコトが大半であるが、ここではリアルの書店で電子書籍を買うことができる。

これは、お客様にとって非常に便利で、
「リアルな本でも電子書籍でも自分が好きな方を選べる」コトになる。

リアルの書店さんにとっては、独自価値を出せるし、アマゾンにとって、これこそが脅威である。

著者であり、何より本好きのボクにはとてもうれしい「売り方」である。

消費者が、モノを様々な販売場所(=チャネル)で購入できることをマルチチャネル、という。本を買うのに、本屋もあればネット書店もある、というのがこれにあたる。

本屋で見て、ネット書店で注文し、コンビニで受け取るといった、1回の購入を複数の場所で行うことをオムニチャネル、というがこの事例も「広い意味」ではオムニチャネル的な発想である。

ここで重要なのは、「オムニチャネル」が流行っているのでうちもやらなければ、という頭の構造だと、この発想はでてこない。

「お客様が便利に買えるにはどうすればいいか」という顧客視点でないとダメである。

この点が、中小企業が常に、DNAとして行動しなければならない原点なのである。
その意味でも、参考にできる事例だった。


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理央 周


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とんかつ比呂野はなぜリピートしたくなる飲食店なのか?

名古屋で有名なとんかつの店「比呂野」は、リピートしたくなるお店。

今日は,ミックスフライランチ。
ヒレカツ、白身魚、海老のカツに、お惣菜1品とサラダ、そして赤出しというメニュー。
評判のヒレカツランチもあるが、いろいろと食べたいボクは、今日はミックスフライに。

カウンターに座ると「お荷物はこちらにどうぞ」と,女性の店員さんが柔らかい笑顔で。
これだけでその日が楽しくなりそうである。


次に大将らしき方に「味噌はかけてもよいですか?」
と聞かれる。ボクがきょとんとしていると、「では、別皿でお出ししますね』
とのこと。

ここでは、カツにつけるものが,塩、ソース、味噌の3種類ある。
塩で食べる豚カツも珍しく、こんな感じのPOPが用意されている。


4sqでチェックインすると、味の薄い順につけていくのが通とのこと。塩をつけて食べる店は限りなく少ない。

そして店をでる時にはこんなクーポンもくれる。


この間、一つだけ残念なことがあったんだけど、それを差し引いても美味しいから来たくなる。
この点は、重要なので、さらに比呂野にまた来たくなる「売れる飲食店の3つの理由」と合わせて、またあらためてメルマガで書きます。 ⇒ なぜか売れるの公式 バックヤード
やはり、何度も来たくなる店には理由がある。

もちろん食後は隣でコーヒー。
ごちそうさまでした。



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中小企業の新製品・新業態開発:コメダの和風喫茶おかげ庵のスキマメニュー

コメダの和風喫茶「おかげ庵」
曜日、時間帯に関わらず、いつも満席に近い。

ボクがよく利用するのは、モーニング。
といっても、名古屋によくある「トーストとゆで卵」ではない、「お茶の子セット」


ボクの場合、日課として朝ご飯を食べ、ペットのコーギーの散歩に行ってからひと仕事。
これでだいたい10時頃になるので、一息入れにカフェに行く。
その時、ランチまでの間に小腹が空いていたら、やはりこの和菓子を食べることもできるので、おかげ庵を選んでしまう。

和風喫茶という独自性も活かしつつ、モーニングとランチの合間の「スキマ」になる時間帯にもしっかりとメニューを用意しているのが、売れる理由。

この発想は、中小企業のビジネス拡大や商品・サービス開発の大きな参考になる。




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コト消費の良い事例:名古屋 吹上の九州男児うまいもんOkidokiに学ぶ

先日、セミナー後の懇親会で入った九州・沖縄料理の居酒屋、
九州男児のうまいもんOki Dokiさん。
店員さんの対応もいい感じだったけど、とてもよかったのがこのメニュー。

それぞれのお酒の隣に、「一緒に食べると美味しいメニュー」が書かれている。
まずはお客様にとって、食事と飲み物の組み合わせがわかりより美味しく食べられること、
また、今回頼まなくっても、次回は頼んでみようと覚えていたりできるので、リピートにもつながってくる。

単に「焼き鳥 280円」をやるのもいいが、金額よりも来たときの楽しさ、食べるときの幸せ感をいっそう増すことで、人に話したくなりクチコミにもつながる。

モノではなく、コトを売る、という意味でとてもいい事例だった。

■モノではなくことを売る■
1.お客様が何を欲しがっているかを探る
2.食べたり飲んだりしているシチュエーションを想像する
3.自分がお客様だったらして欲しいことを表現する




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