Marketing i's [マーケティングアイズ]

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カテゴリ:「価格戦略」の記事

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鱧と松茸のしゃぶしゃぶ 流行る飲食店に必要な美味しさとユニークさ

昨日は、仲間6人と「鱧とマツタケ」のしゃぶしゃぶを。
鱧の季節が終わりに近づき、
逆にマツタケがどんどん旬になってくるこの時期の、
とても新鮮な組みあわせ。

さらに、鱧もマツタケもしゃぶしゃぶで食べるのは初めて。

まずいただいたのはお造り。鱧はやっぱり梅肉和えで。

マツタケと鱧の包み焼。ホイルを開けた瞬間の香りが最高にいい。この時期の日本で食べられる最高のお料理だと思う。

ボク個人的には、とても美味しく感じたのがこちら。鱧の天ぷらと、「巨峰」の天ぷら。葡萄をてんぷらにしていただくのは初めて。甘酸っぱい感じがいい。なかなかこういう発想ができない。

こちらは雑炊。鱧とマツタケの出汁がしっかりと出ていて美味しい。

組み合わせも、料理法も、画期的。
かといって、奇をてらった演出があるわけでもない、
ご夫婦お二人でされている、
10人ちょっとしか入らない、とてもオーソドックスなお店で、
6人とも大満足。

やっぱり料理の基本は「美味しさ」
そこに、自由な発想によるユニークさがあると、
選ばれる店になる。

名古屋市西区浅間 呑ひゃら

マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


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パソコンの選び方から見る売れる仕組み:値引きよりも保証 エディオンの場合

妻と娘が兼用で使っているパソコンがかなり古くなってきたので、思い切って新しいパソコンを購入した。

パソコン選びは、簡単そうに見えて実は意外と奥が深いということを改めて知った。
なぜなら、スペックや色メーカー保証の長さなどなどなど、ものすごい数の種類があり、
もちろんながらそれにともなって、価格もいろいろ。

しかも、値段が安いものではないため、
一生懸命中身を、いろいろな角度から考えて買う、
マーケティング的に言うと高関与商品になる。

そんな中で今回選んだのはこちら東芝のダイナブック。

パソコン購入東芝ダイナブック.jpg

家で初めてのウィンドウズ10を搭載したモデルで、この赤い色といい、スムースな動き方といい、この赤い色といい、なかなか気にいった。

まずこのPCを選んだ理由としては、今回エディオンでメーカーの1年保証+ 2年で、

CMでもやっている計3年の保証がつく商品がエディオンにあったため。


これは消費者にとってはとてもありがたい話で、
下手に値引きやポイントをつけてもらうよりも、安心できるという意味でとてもうれしい。


さらに、今回は僕のクライアントでもある、引越一番さんの家電販売部門、でんき一番店での購入。

あらかじめ顔品番が分かっていれば、送料は無料で持ってきてくれる。

それに何より、この「3年保証」の存在を知ったのは、
でんき一番店さんのの家電コンシェルジュの方から聞いた情報だった。


引越会社のビジネスの中で、引越す時に家電をつきもの。
冷蔵庫や照明テレビエアコンなどなど、買い替え需要はかなり多いはずである。

お客様からすれば、欲しい家電をお値打ちに買えて、
なおかつ、引越の時にいっしょにそろえることができて手間を省ける、
という利点がある。

その意味での引越と家電販売の新結合は、
価格競争から脱するための非常に素晴らしい戦略だったと言える。

 

マーケティング コンサルタント 理央 周

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法人に照準を合わせる家電量販店:中小企業は値引き以外で対応せよ

今日の日経新聞朝刊の企業面に、
「家電量販店、法人に照準」という記事があった。

【なぜ、家電量販店が法人に焦点を置くのか?】

コジマが80店舗に専任担当を、
ヤマダ電機が外資にも対応するというもの。

この背景には、地方の売り上げ不振があるとのこと。
Eコマースの台頭なども、もちろんあると思われる。

しかし、対法人も利益率が低く「売上総利益」は、対消費者向けよりも低い。
ここでも値引き合戦が繰り広げられているのであろう。
対法人は一度に「量」が出るので、総合的なコストを抑えることができる、
ということらしい。

スケールメリット(規模の経済 英語ではEconomies of Scale)を追うことができる、
大企業ならではのやり方になる。

【中小企業の小売店は何をすれば良いのか?】

これを受けて、中小企業は何をすべきなのか?
同じように、
「法人に対してサービスを強化し、大規模量販店と価格競争をしよう!」
と考えるべきではない。

大量購入・仕入れによる、値引き合戦で勝てるわけがないし、
アマゾンなどの無店舗・ネット販売にも勝てない。

何より、営業利益も下がるし、ブランドマネジメント上重要な「見た目の価値」が下がり、
ひいては、自社ブランドのイメージ低下につながる。

いいことはないのだ。

ではどうすればいいのか?

価格以外のところで勝負すべきである。

一つは「顧客体験の向上」
顧客が買うというプロセスの中で、様々なことを「体験」する。
家電で言えば、商品を探し、スペックを比較し、いくらなのかを確かめ、
レジに持っていき、車に積む。
購入後は、自宅に据え付け、使い、故障をしたら直す、、、
といった具合に、様々なフェイズがある。

このどれかのフェイズのどこかに、自社だけの独自かポイントを入れればいい。

たとえば、一軒家に住んでいる私は門の街灯などが壊れると、
特殊な電灯を使っているために、自分では変えづらい。
そういうときに「うちなら迅速にやりますよ!」
と、昔のナショナルのお店のようなことをすればいいのだ。
そうすると、「少しくらい高くてもお宅にお願いするわ」となる。

地方には、まだまだこういう顧客層がいるはずである。

値引き合戦は、どの業界にも発生する。
そのときには自分が有利な土俵を作り、戦いの場所を変えるべきである。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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世界に冠たる中小企業:価格競争から抜けるために必要な考え方

「世界に冠たる中小企業」読了。

ボク自身、中小企業での勤務経験もあるし、また今も中小企業や個人事業主の経営相談をさせていただいていることもあり、手に取ってみた。

世界に通用する、とくにモノ作りの企業が日本には多い。
一方で、価格競争や外資系企業の流入などで苦戦している企業が多いのも事実である。
そんな中で、中小企業が活路を見出すにはどうすればいいのか?
ボク自身の永遠の課題でもあるのだが、そのヒントが多く書かれている。

この本の著者は、ジャーナリストということもあり、各企業の実情が正確に取材され克明に描かれている。通常のビジネス書は、経営関係の人たち、例えばコンサルタントや士業の方々、学者の先生が書いているため、読み手の再現性も考えてまとめられていることが多い。著者はこういったプロフェッショナルよりも、さすがはジャーナリスト、という感じで写実的に書いている。その分だけ、読み手は自分で解釈をしなければならない。そこが面白いとも言えるのだが。

ボクが特に感銘したのは、価格競争に巻き込まれないための大きなヒントになる、
第2章「専門分野に特化」が成功のカギ に書かれている、東海バネ工業の事例。

「大量生産はしません。100個200個の注文でも他社にお願いします」と言うという。
そのラインアップは、日常生活用途のものからはやぶさまでとのこと。
もちろん値引きはせず、2014年度の売上は約19億円、粗利約50%、営業利益12%。素晴らしい数字である。そのヒミツは多くあると思われる。

  1. 正当な利益の見込める価格でしか受注しない
  2. 完納率99.9%〜仕組みとして過去の受注経歴の情報がすべての部署で共有されている
  3. 在庫をできる限り多く持つ

という点にある。

1に関して言えば、値引き合戦に巻き込まれずまたブランド価値を守れる。
2については、顧客の信頼に直結する。
3に関しては、一般に考えられていること、たとえばROA(総資産利益率)を重視するような傾向とは逆の発想になる。

特に2と3に関しては「顧客」のことを常に考えているのでできる発想である。
逆にいうと、自社のことを最優先していたらでてこない発想ということになる。

しかし、東海バネのやり方をそのまま真似してもうまくいかない。
自社の状況を正しく把握し、あてはめていく、というステップになる。
そのために必要な第一歩は「売り手目線」を「買い手目線」に転換することであろう。

このような事例が数多く書かれているので、中小企業経営者はもとより、私のようなコンサルタントにとって,非常に有益な一冊である。

マーケティング コンサルタント
理央 周

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9割の商品を5月19日から値上げするモスバーガー:値引き合戦からの脱却

安全・安心を売りにしてきたことのみでなく「美味しい」ことからぶれていない。

だから、値上げに関係なく食べたくなる。

価格競争から抜け出すための素晴らしい事例である。

先日も、モスバーガーに行ったら店頭にこんな手書きの看板が。

  • 飲食店に一番大事な味、
  • このおもてなしの心、
  • 安心・安全

が揃っていると値下げしなくてもお客様は来る。別な言い方をすれば、価格ではないところで、お客様に選ばれている。

勝負する土俵を、値段でないところにすることが重要ということになる。

中小企業にも参考になる考え方だ。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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