Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

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DO LIVING ISSEIDO 星が丘テラス店の顧客価値、品ぞろえ、マーチャンダイジング:一枚板のテーブルと机

半田で素敵な家具とカフェもやっていて、星が丘テラスに新しくオープンした「DO LIVING ISSEIDO」さんに行ってみた。

DO LIVING ISSEIDO.jpg
星が丘テラスのDO LIVING ISSEIDO          

ボクの自宅から近いこともあり、星が丘テラスにはよくいくのだが、まずいつ行っても新しく、おしゃれなお店やブランドがあるので、行くこと自体が楽しいショッピングモールである。一誠堂

また、近くに菊里高校と椙山学園大学があり若い学生たちがするミニイベントなどが開催されることも多く、家族でも友人同士でいっても楽しめる場所なのだ。

「DO LIVING ISSEIDO」さんの本店がある半田と、以前店舗をお持ちだった栄のラシックには何回かおじゃましたことがあったのでが、3月13日にオープンしたばかりの星が丘テラス店には初めて。

もともと、木の一枚板のテーブルや、木そのものを活かした家具やこだわりの雑貨が素晴らしいお店であるが、こちらの星が丘店もそのブランドをしっかりと踏襲した素晴らしい雰囲気の店内になっていた。一枚板の机テーブル

やはり星が丘テラスそのものは女性客が多いが、こちらの店舗も以前よりもさらに女性が入ってきて、いるだけで安らげるような品揃えになっている。お客様にとっては、商品がいいかどうかだけでなく、居心地いい店なのかどうか、またリラックスして買い物ができるかが重要なのだ。その多くの大事なことをかなえてくれるスタッフの対応と、品ぞろえ、そして、魅せ方(Visual Merchandising)があった。

星が丘テラス店の特徴と顧客特性   

この日は以前から親しくさせていただいている専務の杉浦さんに、ボクの電子マガジンの取材で、女性ビジネスパーソンとして、また、ご主人である社長との役割分担などをお聞きした。詳しくは5月号で再度書こうと思っている。

杉浦勝代さん

お聞きした中でも感銘したのが、この店舗に関しては店長さんに任せているとのこと。
そこここに、若い感性を生かしたユニークで心地よいディスプレイになっているのも、ボク的には好きだった。

顧客価値を十分に理解され、期待以上のことを提供する。
また、成功体験にとらわれず新しいことに挑戦される姿勢。
とても多くの気づきと学びをいただくことができた。

杉浦勝代さん(*撮影:セミカメ 藤田幸次


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売れる営業マンほど理由を聞く:名古屋広告業協会でのセミナー

今日は名古屋広告業協会さんでの講演。
「顧客中心主義で売れる仕組みを創る」をテーマにお話しをさせていただいた。


  • マーケティングとは
  • 売り手目線から買い手目線への転換
  • 成果を出した事例

のコンテンツを、広告代理店の経営者、役員クラスの方々にお話しをした。

基本的にマーケティングの考え方はBtoCの事業をベースにしている。
なので、体系的にBtoBをまとめた本や考え方がほとんどないため、

法人向け営業に関する考え方や手法も皆無に等しい。
で、自然と属人的な営業手法になってしまう。
ひいては、特別な価格と人間関係にたよりすぐに他社に真似されてしまう。
いわゆる営業力のコモディティ化である。

H社の方が興味深いことを言っていた。
「できる営業マンほど、断られる理由」を聞いてくる。

これはその通りで、断られることは当たり前。
しかしその理由こそが重要なのだ。
「値段が合わない」のであれば、価格を調整し、
「時期が悪い」のであれば、いいタイミングで行けばいい。
至ってシンプルで次の一手がうてるのだ。

講座を提供する私の方が勉強になった。
いくつになってもインプットが重要なのである。

  



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差別化より独自化の製品サービス開発:愛知県引越一番のおもてなし

自社だけのユニークな強みを提供することは、何も大企業だけに必要なわけではない。
弊社のクライアントさんで、愛知県で頑張る中堅規模の株式会社引越一番という企業がある。

中堅企業である引越一番さんが、大企業である競合他社の思い切った値下げ価格や、
広範囲にわたるサービス網に正面切って挑んでいくことは容易ではない。
どうしても値引き合戦になりがちで、収益を悪化させてしまうことにつながる。
いわゆる「営業利益」が下がるのだ。

さらに、価格を下げるとブランド・マネジメント上重要な「見た目の価値」が下がってしまう。
いいことはないのだ。


引越一番さんの独自なお客様への価値は「懇切丁寧な引越」を提供するにある。
もちろん大企業の引越しサービスも丁寧だと思うが、
さらにその上を行く配慮をされている点が素晴らしい。

新築のお宅にはいる時には、それまではいていた靴下を履き替える。
それだけにとどまらず、絶対に間違えないように,それまでの靴下と違う色の靴下に変えることで、
ヌケモレを防止する努力をされている。

また、不満足度アンケートをとられていて、お客様が不満足に感じられたことを、
すぐに翌日の朝礼で全員に通達し改善もされている。

それほど、お客様に対しての細部にわたってまで気遣いを欠かさないのだ。

このおもてなしの心で、「また引越一番さんにお願いしたいです」と、
お客様からわざわざ電話がかかってくるほどである。

引越一番の事業は、「運輸業」ではなく「お客様が幸せを感じる本物の引越し」
を提供する事業と言えるが、この細部にわたる気遣いと、
丁寧な作業による「新居に引っ越した時の幸せ感」が、
他社と比較した場合の、ユニークな顧客価値になる。

こうなると、「価格の安さ」という土俵での競争ではなく、
「どれだけいい引越か」でお客様に比べられ、値引き合戦に巻き込まれることなく、
まったく別な土俵で戦うことができるのだ。

差別化よりも独自化を狙っていくという、好例なのだ。


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時局4月号への寄稿文:差別化よりサービスの独自化

名古屋発のビジネス誌「時局」4月号「マーケターの発見力」への寄稿文。

テーマは「独自のサービスで勝負」
無理な価格の値下げや属人的なサービスでの差別化では、自社のプロダクトがすぐにコモディティ化してしまうのは、昨日のブログで書いた通り。

おもてなしの心、ホスピタリティで独自のサービスを徹底的にすすめていくことで、愛され選ばれる企業になることができる。

今号では引越会社で実践されている靴下のはき替えなどのの事例を元に記事にした。

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営業担当者が客先に行く前にすべきこと:Harvard Businewss Review12年12月号

ハーバードビジネスレビュー2012年12月号「強い営業」を今更ながら読んでみた。7冊目になる次の新刊のテーマが「営業」だからである。

特に巻頭特集のLIXILグループ 藤森義明氏の考え方が素晴らしい。
優秀なリーダーと優秀な営業担当者には共通点がある。
それは、ビジョンを明確に持っていること。
そのビジョンを的確な表現でコミュニケーションできることである。
さらに、ビジョンをビジョンで終わらせず実行する力がある。
このステップを踏むことで、顧客も共感し、自社の製品やサービスがコモディティ化することを防ぐという。

このプロセスこそ、営業活動を成果につなげる道筋だと納得できた。

会社員時代にボクは、マーケティング部に属していたため、顧客のいる最前線の営業の担当をした経験がない。しかし、優秀な営業担当者は成果をだすこと、そして彼らは「知らない間に」契約を取ってくることをボクは感じていた。藤森氏の言うプロセスが明確だからで来たことなのだと納得した。

藤森氏はさらに、どんなに素晴らしい製品でもいつかはコモディティ化するのが世の常である。そのために、「特別な関係」と「特別な価格」に頼ってはいけない、と説く。
「いつもお世話になっているので、キミから買うから」
「そんなに安いのであれば御社から買うよ」
では、他社にすぐに真似されてしまう。

やはり、顧客が本当に望むこと、それも今は気づいていないが教えてあげたらほしがる潜在的なニーズを掴むことが重要なのは、営業だろうがマーケティングだろうが同じである。

顧客を中心に置き、常に顧客の期待以上のもの・コトを提供するにはどうすべきかを考えるDNAを持つ組織にすることが必須、ということをここでも学ぶことができた。

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リピートにつなげる飲食店のメニュー:椿屋茶房丸ビル店のはちみつジンジャーティー

東京丸の内の丸ビルにあるカフェ「椿屋茶房」で打ち合わせをした。
普通のメニューに加えて、「はちみつジンジャーティー」のメニューが独立しておいてある。

いつもならコーヒーを飲むところだったけど、このメニューを見てこれを頼んでしまった。
よくあるカフェや飲食店のメニューは、品書きが羅列してあるだけ。
どれがおススメで何を頼んでいいのかわからない。

店として「当店自慢の!」「今のおススメ」「新登場」ということをこういう風にメニューで教えてあげると、当然お客様は頼んでくれることになるし、さらにもしそれをその時に頼まなくても、覚えていてくれて再来店してくれる可能性は高まるはず。

押し売りではなく、顧客視点で今飲むといいものを教えてあげる。
これだけで、リピーターを増やすことができるのだ。


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オムニチャネルを中小企業が自社にどう当てはめるのか?:顧客視点の販売促進

JR名古屋駅高島屋の三省堂で発見したこのPOPのようなカード。
今流行りのピケティさんの本の「電子書籍」を買うためのカード。
これをレジに持っていくと、リアルではなく電子書籍で買うことができる、というもの。

通常、電子書籍はリブロやキンドルのような電子書籍リーダー上で購入をするコトが大半であるが、ここではリアルの書店で電子書籍を買うことができる。

これは、お客様にとって非常に便利で、
「リアルな本でも電子書籍でも自分が好きな方を選べる」コトになる。

リアルの書店さんにとっては、独自価値を出せるし、アマゾンにとって、これこそが脅威である。

著者であり、何より本好きのボクにはとてもうれしい「売り方」である。

消費者が、モノを様々な販売場所(=チャネル)で購入できることをマルチチャネル、という。本を買うのに、本屋もあればネット書店もある、というのがこれにあたる。

本屋で見て、ネット書店で注文し、コンビニで受け取るといった、1回の購入を複数の場所で行うことをオムニチャネル、というがこの事例も「広い意味」ではオムニチャネル的な発想である。

ここで重要なのは、「オムニチャネル」が流行っているのでうちもやらなければ、という頭の構造だと、この発想はでてこない。

「お客様が便利に買えるにはどうすればいいか」という顧客視点でないとダメである。

この点が、中小企業が常に、DNAとして行動しなければならない原点なのである。
その意味でも、参考にできる事例だった。


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とんかつ比呂野はなぜリピートしたくなる飲食店なのか?

名古屋で有名なとんかつの店「比呂野」は、リピートしたくなるお店。

今日は,ミックスフライランチ。
ヒレカツ、白身魚、海老のカツに、お惣菜1品とサラダ、そして赤出しというメニュー。
評判のヒレカツランチもあるが、いろいろと食べたいボクは、今日はミックスフライに。

カウンターに座ると「お荷物はこちらにどうぞ」と,女性の店員さんが柔らかい笑顔で。
これだけでその日が楽しくなりそうである。


次に大将らしき方に「味噌はかけてもよいですか?」
と聞かれる。ボクがきょとんとしていると、「では、別皿でお出ししますね』
とのこと。

ここでは、カツにつけるものが,塩、ソース、味噌の3種類ある。
塩で食べる豚カツも珍しく、こんな感じのPOPが用意されている。


4sqでチェックインすると、味の薄い順につけていくのが通とのこと。塩をつけて食べる店は限りなく少ない。

そして店をでる時にはこんなクーポンもくれる。


この間、一つだけ残念なことがあったんだけど、それを差し引いても美味しいから来たくなる。
この点は、重要なので、さらに比呂野にまた来たくなる「売れる飲食店の3つの理由」と合わせて、またあらためてメルマガで書きます。 ⇒ なぜか売れるの公式 バックヤード
やはり、何度も来たくなる店には理由がある。

もちろん食後は隣でコーヒー。
ごちそうさまでした。



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リピートにつながること消費の飲食店メニュー:ソウルキッチン@名古屋 栄

名古屋市栄にある韓国料理店「ソウルキッチン」 サムギョプサルの美味しい、お店だった。

メニューも素晴らしく、それぞれのワインの横に、そのワインにあう料理が説明されている。こうなるとお客様は「自分がその料理を食べ、そのワインを飲んで、仲間と語り合っている様子」を容易に想像することができる。 これこそがコト消費なのであり、ひいては価格競争に陥らなくて済む。 さらに、もし万が一この日にそのメニューを頼まなくても、次ぎにきたくなる。 つまりリピートになるのだ。 顧客価値を考えるとたどり着くこのメニュー。素晴らしい試みだと思う。


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中小企業の新製品・新業態開発:コメダの和風喫茶おかげ庵のスキマメニュー

コメダの和風喫茶「おかげ庵」
曜日、時間帯に関わらず、いつも満席に近い。

ボクがよく利用するのは、モーニング。
といっても、名古屋によくある「トーストとゆで卵」ではない、「お茶の子セット」


ボクの場合、日課として朝ご飯を食べ、ペットのコーギーの散歩に行ってからひと仕事。
これでだいたい10時頃になるので、一息入れにカフェに行く。
その時、ランチまでの間に小腹が空いていたら、やはりこの和菓子を食べることもできるので、おかげ庵を選んでしまう。

和風喫茶という独自性も活かしつつ、モーニングとランチの合間の「スキマ」になる時間帯にもしっかりとメニューを用意しているのが、売れる理由。

この発想は、中小企業のビジネス拡大や商品・サービス開発の大きな参考になる。




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コト消費の良い事例:名古屋 吹上の九州男児うまいもんOkidokiに学ぶ

先日、セミナー後の懇親会で入った九州・沖縄料理の居酒屋、
九州男児のうまいもんOki Dokiさん。
店員さんの対応もいい感じだったけど、とてもよかったのがこのメニュー。

それぞれのお酒の隣に、「一緒に食べると美味しいメニュー」が書かれている。
まずはお客様にとって、食事と飲み物の組み合わせがわかりより美味しく食べられること、
また、今回頼まなくっても、次回は頼んでみようと覚えていたりできるので、リピートにもつながってくる。

単に「焼き鳥 280円」をやるのもいいが、金額よりも来たときの楽しさ、食べるときの幸せ感をいっそう増すことで、人に話したくなりクチコミにもつながる。

モノではなく、コトを売る、という意味でとてもいい事例だった。

■モノではなくことを売る■
1.お客様が何を欲しがっているかを探る
2.食べたり飲んだりしているシチュエーションを想像する
3.自分がお客様だったらして欲しいことを表現する




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飲食店の差別化は値引きより接客:牛丼の吉野家の独自のサービス

先日久しぶりに、吉野家の牛丼を食べた。


吉野家の牛丼ボクは、最後につとめた通販の会社でマーケティングをしている時に、通販で冷凍パックの吉野家の牛丼を売っていたことがある。

他社に比べて、個人的な感想ではあるが際立って美味しいし、買ってくださるお客様の多くも固定のファンが多かった。自宅で出しても、息子も娘も喜んで食べる美味しさは格別だった。
こんな感じだった  ⇒       

今回、久しぶりに食べた牛丼も昔の味は変わらなく、500円くらいでこのボリュームは「早い、安い。うまい」のキャッチフレーズ通りと再認識した。


実は知らなかったのだが、吉野家は他の牛丼チェーン店と違い、券売機が無い。
これは創業以来らしく、
「相対して、接客する」
というポリシーとのこと。

一時期、牛丼チェーン店どうしが、価格競争を行っていたことがあった。
いいものを安く提供することはけして悪いことではないが、
吉野家のこの「人が接客する」というポリシーはもう少し顧客に伝えてもよいと思う。

思えば、冷凍牛丼を売っていた時も、吉野家の人気抜群の「丼」だけはけしてプロモーションには使わないというポリシーもあった。

ブランドを構築する、ということは「顧客に有益なことを継続する」ということも重要。

値引きのみでなく、「お客様に店員が直接注文を聞き、牛丼を運ぶ」というポリシーを、
もっと顧客に周知すればいいのに、と感じた。


 


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お店の価値は誰が決めるのか?:困った時には客に聞け

小売店が店内を改装する時に考えるべき点は多くある。
「全体のトーンはどうするべきか」
「基調にする色が何色がいいか」
「レイアウトはどうしようか」
などといったことを、資金と相談しながら決めていくことになる。

モントーク 表参道
改装する時に気をつけること      

毎月準レギュラーとして出ているZIP-FM「モーニングチャージ」の番組にある「トヨタ ハイパーチャージャー」のコーナーで、リスナーの方からこんな質問をいただいた。

店の内装の基調となる色について、嫁さんと意見があいません。
私はちょっと鮮やかな、えんじ色にして上品な高級感と清潔感を演出したいと思っています。
(年齢・所得、ともに高めの客層とも合うと思うのです・・・)
しかし、嫁さんは、そんな色じゃ商品の色が分からなくなるので、ありえないと大反対。
どうやって、この論争に結論を出せばいいでしょうか?

店舗改装の戦略立案までのステップ    

この方のお店、どうやら服屋さんのようだが、旦那さんの言ってることと、奥様の言ってること、どちらが正しいのだろうか?

正解は奥様でもご主人でもなくお客様が欲しい喜ぶ内装にすべきである。

一番来てほしいお客様が喜ぶ内装はどんなのだろうか、と妄想でいいから顧客視点でまずは発想していくことが必須である。

主観だけでは十分ではなく、客観的に見ることが重要になる。
ちなみに、客観はお客様が観ると書く素晴らしい言葉で、私の好きな言葉でもある。

店のイメージの問題で意見が対立した時は、どうやってすすめるべきかというと、まずはお客様を想像することから始めればよい。

たとえば、ターゲットが45歳女性で兼業主婦の人が着る服屋さんだとしたら、そういう人たちが行きそうなところに行ってみて感じ取ってみること。いわゆるトヨタが言うところの「現地現物」である。

方向性を決めたらあとはその道のプロに頼むこと。女性がターゲットであれば、女性インテリアデザイナーの方などに相談することで、テイストをフィットさせていくというステップをふめばよい。






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流行る飲食店になるには:うどん屋にみる自社独自の強みの発見手法

毎月準レギュラーとして出ているZIP-FM「モーニングチャージ」
出ているのは毎月第4月曜の朝で、この番組にある「トヨタ ハイパーチャージャー」のコーナーに、7時45分くらいから出ている。

ZIP-FMでは「エントリー」というサイトを設けていて、ここに「理央さんに聞いてみよう」ということでマーケティングに関する質問ができるようになっている。

名古屋市昭和区にあるうどんやさん       

今回は、こんな質問をいただいた。

「うどん屋をやっています。
2号店を出したいと、ずっと狙っていたエリアに、他のうどん屋が出店してきました。
特徴として、「お値打ち価格、だけど安過ぎず」、「チェーン店ではない」。
それに「名古屋では珍しい関東風」といったように自分の店と、個性がかぶっている様子です。
自分もすっかり店を出すつもりでしたが、ここは、いったん引っ込めて様子をみたほうがいいのでしょうか?」


うどん.jpgこのメールを読む限り、まだ出店計画を中止できる段階のようだが、ボクは、
「まだコンセプトがはっきりしていなさそうなので「練り直してできる限り早く」出せるにはどうすればいいのか?を考えるべきですね」
と答えた。

いったん中止して相手の様子を見る場合のメリット、デメリットを考えてみたい。

様子を見るメリットは相手の戦略や様子を見たあとで自分だけのメニューなどを開発できること。デメリットは、先行者利益を与えてしまうこと。その地域での「うどん屋」としての認知度があいての方が先に高くなってしまうことにある。

強引に同じタイプの店をぶつけていくメリット、デメリットというと、
「同じうどん屋というカテゴリーで違うタイプならともかく、同じタイプのものをそのままぶつけるメリットは無いに等しい。後発にとってはデメリットだらけである」

一番やってはいけない事は何かというと、「価格競争」
利益も減るし、ブランドマネジメントで重要な「見た目の価値=Perceived Value」も下がってしまう。もっとも避けるべきである。


飲食店は何で勝負をすべきなのか?  

「では何で勝負していくべきか?」
やはり、どんなうどんで誰を幸せにしたいかをまずは考えるべきである。
うどん屋に行く理由は、値段や味だけではないはずである。
先日このブログでも紹介した、名古屋市天白区植田山の鮨や、ふじわらさんでは、カウンターの下に小さい電熱線が引いてありほっこりした。
顧客が満足し、次にもう一度来たいと思うのは味に加えて、雰囲気やおもてなしなど総合的なものになる。したがって、勝負は価格だけですべきではない。
*そのときの記事は⇒ こちら

こういう場合でも、自分の構想は変えないべきですか? それとも柔軟に対応すべきなのだろうか?

うどんへのこだわりはそのままで、お客様に喜ばれることを取り入れる心だけは、臨機応変に常に探り改善していくべきである。

■行列ができる飲食店になる3つの秘訣■
1.まずは自社だけのメニューを開発する
2.誰をどうやって幸せにしたいかを徹底的に考える
3.常に改善していく

 

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マーケティング思考で売上を上げる顧客ニーズの表現方法:泉州水茄子南宗味噌のリーフレットに学ぶ

友人に泉州の水なすをいただいた。
「以前堺に行った時にいただいた水なすが大好きなんです」と言ったら送ってくださって大感激ですぐに食べてみた。

泉州の水なす                  

この次期旬なのでとても嬉しく、通販で送ってくださった箱を開けてみると(通販はこの瞬間が一番嬉しい)ビニール袋に包まれたこぶしよりやや大きめなビニール袋に入った灰色の「何か」に包まれたモノが5つ入っている。

泉州水茄子まずは開けてみるとこんな感じで、米ぬかに包まれた見るからに美味しそうな泉州の水なすが。この米ぬかを取り、軽く水洗いしてほぼそのまま食べられる。

水なすの食べ方                 

友人が送ってくれた水茄子は「南宗味噌株式会社」さんのもの。なんと創業は慶応三年とのことだった。うちで茄子を食べるのは実はボクだけで、「そうか5つもあるのか.どうしようかな」と思っていたらこのような水なすの食べ方のマニュアルが同封されていた。*WEBサイトは⇒ こちら


水なす漬け 泉州これによると、美味しい食べ方はまずへたを切り落としてから「手でさく」のがいいとのこと。実は知らなかったのでこれがなければ「包丁で切って皿に盛って出していた」と思う。

さらに素晴らしいのは右の下の方に書いてある「漬け物の漬かり具合の目安」。
1日目はサラダ感覚で、2、3日目は浅めに漬かっていて4日目がやや深め、そして5日目以降は細かく刻んで水で絞ってごま、生姜醤油でお召し上がりください、とある。

「ふむふむ、これは便利だ」と思い、これなら一人で毎日違う楽しみ方ができるな、と安心して食卓に出すことができた。

顧客価値を表すとなぜ売れるのか?                             

このマニュアルには学ぶことがとても多い。
まずは、「水茄子の食べ方をしっかりと顧客に教えている」点。
事業主によくありがちなのだが、自社はわかっていても「お客様はわかっていない」コトが大半なのだ。

水茄子のケースでいえば、泉州を中心に大阪の人はわかっていてもボクのように名古屋とか全国の人は食べ方を知らない。なので、このように「手でちぎると美味しいんです」とか「1日目はサラダ感覚、4日目はしっかり味がついています」と教えてあげると顧客は「なるほど」となるのだ。すなわち顧客の「潜在的なニーズ」を喚起してあげることが重要だということになる。

また、その上に素晴らしいのは一番下のところに「余ったぬかは塩を足して糠床として再利用できます」とあるところ。うちもさっそくキュウリやミョウガを漬けて楽しんでいる。

このような思いやりのある説明書がついているだけで「次に買おう」という気持ちになる。重要なことはこの価値がついているだけで「価格で勝負しなくてもいい」土俵に顧客を持ってくることができる点にある。これこそが他にはないという意味で、立派なイノベーション的な発想なのである。WEBサイトにもこの漬かり具合の目安は書かれているので、新規の顧客獲得の一助にもなる。

自社に展開するにはどうすればいいのか?                           

では、この素晴らしい事例を自社のプロダクトで展開するにはどうすればいいのか?まずは顧客が感じる価値を洗い出してみることから始める。次に外部スタッフや協力会社に依頼し客観的に価値を見つめ直し「顧客が今は知らないが教えたら喜ぶこと」をあげる。そしてそれを各種ツールで表現する といういたってシンプルなプロセスですすめればよい。

あともしアドバイスさせていただくとしたら「水茄子を食べている様子」があればさらにいい。顧客は水茄子や漬け物を物理的には買うのだが本当に欲 しいのは「おいしい料理」や「楽しい食事」。インターネットでの販売で一見さんに買ってもらうには「使用している状況」が想像できるようにしておくと反応 率が大きく上がる。

南宗味噌の水茄子はとにかく美味しい。美味しいのがお客様がリピートしてくれる最低条件であり必要な条件になる。このリーフレットはさらにプロダクトの良さを後押しする素晴らしいツールになっている。

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I  got the eggplant of Quanzhou to friends, and tried to eat immediately thrilled by sending me and I say "eggplant that I received when I went to Sakai earlier I love," he said.

Gray entered a slightly larger plastic bag than fist wrapped (mail order is happiest this moment) in a plastic bag very happy, and I opened the box that was sent us by mail so this upcoming season, "something mono wrapped in "is on five.

ThatLookLikeThis First of all, when I opened, the water forms of Quanzhou delicious-looking wrapped in rice bran. Take this rice bran, can be eaten as it is almost to wash lightly.

Water eggplant a friend sent me stuff "MinamiTakashi miso Inc." Mr.. Founded was that of a whopping 1867. Eat eggplant at home is actually just me, manual of how to eat eggplant like this has been enclosed and I thought "or 5 Tsumoaru's or so. How can I should," he said.

According to this, delicious way to eat that the "fence by hand" is a good to cut off from the poor first. You think "were going to have to dish it off with a knife" Without this fact, because I did not know.

Nice more "measure of the degree of pickles soak" it is written at the bottom of the right.
It is and enjoy, sesame, ginger soy sauce and squeeze with water minced 5 days after the first day with salad feeling, day 4, and a little deeper though soaking in shallow couple of day .

I thought, "Hmm .. this looks, It's convenient," said it was possible to put on the table with confidence how to enjoy a different one every day in the people, and Na could do this.

Learning is often very in this manual.
First of all, "you have to teach the customer firmly the way to eat eggplant water" point.
I-too-common business owners, but "customers do not know" things's a majority even if we know our own.

Speaking in the case of water eggplant, Osaka people do not know how to eat people nationwide Toka Nagoya as I also knew around Quanzhou. So, the customer's is "hmmm" and I'll tell "taste comes firmly salad sensation, the fourth day is the first day" and the like "I'm delicious When Chigiru by hand" in this way.

Also, "You can be reused as bran floor from adding salt or unexpected surplus" It's great on it and place shall be deemed to be replaced at the bottom. You are enjoying it with a mioga and cucumber also out immediately.

Become a feeling that "going to buy next" instructions caring such in only with. It lies in the fact that it is possible to bring the customer "so they do not need compete on price" to step into the ring this value is the only with that important. In the sense that no other, This is what is of a mindset innovation respectable manner. Measure of the degree it is written soak this also in the WEB site, but also to assist in the acquisition of new customers.

And even better if there is a "how you are eating eggplant water" After that it be allowed to Atomoshi advice. Customer's buy physically pickled eggplant and water but want really "fun food" and "good food". Reaction rate increases greatly and should be able to imagine a "situation that you are using" to get to the first-time customer bought in Internet sales.

Water eggplant miso MinamiTakashi delicious anyway. To become a necessary condition is a minimum requirement that customers willing to repeat delicious. This leaflet has been a great tool to boost the goodness of the product further.

受験志願者数1位 近畿大学のイノベーション:大学経営をマーケティングしてみる

4月23日付の日経MJに記事、
「近代流 若者の人心掌握術」によると、
近畿大学は2014年度入学試験の志願者数で、明治大学、早稲田大学を抜いて、
全国トップにたったとのこと。

近畿大学が何をしたのか?     

近畿大学ではこれまで様々な努力をして、学生に魅力を伝えようとしてきたとのこと。

富士山のような山頂からマグロが突き出ている
「固定観念を、ぶっ壊す」というポスターに象徴されるように、
入学式は、OBのつんく♂さんがプロデュースし、
コンサートのようにスポットライトが飛び交い、
アイドルがライブをやるといったユニークで楽しいもの、
いろいろな試みをして、学生に大学で学ぶこと以外にも楽しさがあると伝え続けてきた。

コンセプトも「入学式は歓迎会」と定義していることに、
大学側が学生をどう思っているのかという定義を明確にしている。

大学運営をマーケティング視点で見てみると     

近畿大学を中心に、マーケティング的に大学運営を考えて3C分析をしてみると、
- Company(自社) = 近畿大学
- Customer(顧客)= 学生
- Competitor(競合) = ほかの大学や専門学校
となる。

近隣をはじめ全国には多くの大学があり、顧客候補である学生たちは、
多くの選択肢の中から「1校だけ」を最終的には選ぶ。

したがって、各大学も自社独自の顧客価値=Unique Selling Proposisionを徹底的に考え、
顧客層である大学受験者に向けてアピールしなければならない。

数値的な偏差値、倍率、卒業時の就職率などなどの目に見える価値のみでなく、
情緒的な価値であるところの具体的な楽しさや、学校としての理念、
新しいことにチャレンジできる姿勢をアピールしているこの近畿大学の姿が合わさって、
志願者数一位という成果を達成できた。

素晴らしい点は「ド派手だけでなく地道」に継続してきたこと。
ビジネスと同じで、継続こそが力になるという点も近畿大学から学ぶことができた。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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 顧客視点のブランド・マネジメント


The article in Nikkei MJ dated 23 April,
According to the "human heart surgery grasp of modern young people flow",
In the number of applicants for 2014 entrance exam, Kinki University by far Meiji University, Waseda University,
The only thing with the national top.

What <b> <font style="border: thin solid blue;"> Kinki University did they do? </ Font> </ b> <br />

And that this up to the various efforts, and of've been trying to pass appeal to students at Kinki University.

Tuna is protruding from the summit like Mount Fuji
As symbolized by the poster of "Bu~tsukowasu, stereotypes",
The entrance ceremony, Tsunku ♂ on the OB is produced,
Spotlight is flying about as concerts,
Enjoyable unique idle and do live,
We have continued to tell that there is fun to be except that you have a variety of attempt, to learn at university students.

that the concept has also been defined as "entrance ceremony welcome party," said
I have to clarify the definition how college side is whether they think the student.


and a look at the marketing point of view <b> <font style="border: thin solid blue;"> university management </ font> </ b> <br />


Around the Kinki University, and then trying the 3C analysis Given the university management to marketing, the
- Company (company) = Kinki University
- Customer (customer) = student
- Universities and colleges of Competitor (competitive) = other
It is.

There are many universities across the country, including the neighborhood, students are customers candidate,
I choose in the end the "only one school" from the many choices.

Thus, each university also thought thoroughly customer value = Unique Selling Proposision proprietary,
It is necessary to appeal towards the college entrance examination who is a customer base.

Not only value visible - such as employment rate deviation, magnification, of graduation numerical,
Fun and specific place is worth emotional, philosophy as a school,
This figure of Kinki University are appealing the attitude that can challenge new things together,
I was able to achieve the outcomes of several first place applicants.

The great thing is that it has continued to "steady as well as flashy".
I was able to learn from Kinki University, also points to the same as the business, what continuity becomes a force.