Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

カテゴリ:「理央 周 著作」の記事

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なぜ、サボる人ほど成果が上がるのか? タイパを考えて仕事で効果を出すための時間術101のヒント

タイムパフォーマンスを考えて効率を上げる、
空けた時間で、成果のあげられる仕事に取り組む、
そしてメリハリつけてサボる。

時間を濃縮し、成果を出すための時間術、
「なぜ、サボる人ほど成果が上がるのか?」 
〜仕事の成果を出す自由な時間のつくり方
を、2023年3月に出版しました。

私としては、23冊目の出版のうちの、
時間術4冊目になります。

1. 時間を管理する前にやるべきこと

「忙しくて時間がない」のではなく、
「自由な時間がないから、忙しい」のです。
ビジネスパーソンにとって大事な時間。
でも、時間を管理する前に、すべきことがあります。
それは何か?

タスク=やるべきことをはっきりさせることです。

2.サボるとは何か?

あくせく仕事をしている人を横目に、
どこで何をしているかはわからないけれど、
抜群の成果を出す人が、周りにいませんか? 

できる人は「手ではなく頭を動かして」います。

この本では、手を動かす「作業」に対し、
"知恵を捻り"工夫し、成果につながること考える仕事を、
「価業」と呼びます。

価業をする時は、何もしないかのようにゆっくりと落ち着いて物事を考えるので、
「サボる時間」と呼びます。

「何をしてもいい自由な時間=サボる時間」をつくるほど、
成果がおもしろいように生み出せるようになるのです。

作業の時間を効率化し、

3.今考えるべきタイパ=タイムパフォーマンスとは?

時間は経営資源です。
しかも、過ぎ去ったら2度と戻ってこない、
替えの効かない資源なのです。

なので、お金の投資対効果を考えるように、
時間の投資対効果を考えたいところです。

その時間で、何を生み出せるのか、
この仕事にこれだけの時間をかけてもいいのか、
を考えることが「タイパ」なのです。

時間を作るには「やめる」か「まかせる」しかありません。
作業の時間をできる限り効率化し、時間を生み出したいところです。

この本では、タイパのいい人と悪い人の行動を徹底比較し、
「やめるべきこと」とその代わりに「やるべきこと」がひと目でわかる!

経験の浅い人はもちろんベテランでも、時間の使い方を見直せる本。

読者対象〜こんな人に読んで欲しいです

社会人歴の浅い若手ビジネスパーソン。
また、中堅以上のビジネスパーソンで、
自分の時間の使い方を見直せるヒントがつかめる内容にしています。

「いつも忙しくて1日があっという間」という営業の担当者だとすると、
顧客に提案する資料を作る時間と、
アポを取る時間、報告書をまとめる時間など、
何をいつやるといいのか、
のヒントにして欲しいと思っています。

自分自身のサボり癖を正しく理解する

本書には自己診断テストが掲載されているため、
自分自身がどの程度サボり癖を持っているのかを把握しましょう。
自分自身のサボり癖について正しく理解することで、自己改善につながります。

メンタルモデルを育てる

本書では、成果を出すためにはサボり癖を持つ人たちが持っている、
メンタルモデルを育てることが大切だと述べられています。
具体的には、「自分のペースで進める」というメンタルモデルや、
「やるべきことを絞り込む」というメンタルモデルが挙げられます。
自分自身がどのようなメンタルモデルを持ち、
どのように育てることができるかを考えてみましょう。

ホワイトスペースを意識する
本書では、成果を出すためには「ホワイトスペース」と呼ばれる空白の時間を作ることが大切だと述べられています。具体的には、仕事の合間に休憩を取ることや、自分自身の思考を整理するための時間を作ることが挙げられます。自分自身がどのようにホワイトスペースを意識し、実践することができるかを考えてみましょう。

実践的な方法を取り入れる

ポモドーロテクニックや集中力を養う方法などが紹介されています。
これらの方法を自分自身に合わせて取り入れ、
仕事の効率を上げることができます。
自分自身に合った実践的な方法を見つけ、日常的に取り入れてみましょう。

以上のようなアプローチを通じて、本書の内容を実践することで、
自分自身の仕事においてサボり癖を克服し、
成果を出すことができるようになるでしょう。


「なぜ、サボる人ほど成果が出るのか?」では、
他の時間術の本とは異なる視点で、
時間管理や仕事術を解説しています。

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
理央 周(りおう めぐる)

売れない問題は誰の問題なのか?ポストコロナ禍・AI時代のマーケティングは本来の顧客視点と仮説・検証、仕組み構築


私としては4年ぶりに、22冊目になるビジネス書を書きました。
タイトルは、「売れない問題 解決の公式」
マーケティング、直球の本になります。

ビジネスには「売れない」という問題は付いて回ります。

SaaS、マーケティングオートメーション、新しいSNSなどを、
やってみたけど上手くいかないのは難しく考えすぎているからだったりします。

マーケティングをひとことで言うと、
「自然に売れる仕組みが入った計画を作り実践すること」です。

この"売れる仕組み"を、「売れないという売り手の問題解決」から、
「顧客が買わない」という、
「買い手の問題発見から解決まで」という視点で考えるのが、本書のポイントです。

また、いくら市場が変わり、顧客の行動が変わっても、
売れない問題の解決は至ってシンプルだったりします。

それは、売れる仕組みを考えた時の、3つの戦略、
「何を、誰に、どうやって」のどれが間違っているからなのです。

本書では現場での実務として、
「売れる仕組み」を実践している現場で、
売れないという問題が起こった時に、
「何を、誰に、どうやって」の順で考え、作成した計画を、
検証する時はその逆の、
「どうやって」から「誰に」「何を」の順で検証する手法を紹介していきます。

売り上げがジリジリ落ちてきた、
新しい顧客が獲得できない、
値引きしないと売れない、
という「売れない」という問題を、深掘りしていくと、

市場のつかみが浅い
潜在ニーズを掴めていない
顧客が価値を感じていない

という真の問題にたどり着きます。

主語が「顧客は」になるのです。
したがって、企業が売れないのではなく、
実は顧客が"買わない"のが真の問題なのです。

コロナ禍やウクライナ情勢の変化などで激変した市場では、
企業目線ではなく、顧客視点での問題解決が必要なのです。

複雑になった顧客が抱える問題を正確に把握し、
顧客が持つ問題をどう解決していくのか、に焦点をおくべきなのです。

3つの戦略に置き換えてみると、
新しい顧客ができないは「ニーズがつかみきれていない」→何を
売り上げ減は「市場のつかみが浅い」→誰に
広告が効かないのは「顧客が知らない、見ていない」→どうやって
が間違っているからなのです。

マーケティングの戦略を立てる時は、
Product(売り物)→Target(売り先)→Communication(売り方)の頭文字を取った、
PTCサイクルの一連の流れで考える、と以前書きました。

実際に計画を実施してみて、
売れない問題が出てきた時、多くの場合は顧客に接している販促や広告などの「売り方」が間違っています。

実施後に問題が出た時は、逆にC→T→Pの順で、
PDCAのように検証を繰り返し「どうやって」に反映していくといいのです。

それではここからは、
Communication(売り方)、Target(売り先)、Product(売り物)
の順にみていきましょう。

どうやって=売り方〜宣伝・プロモーションより共感・コミュニケーション

【問題の理由】
ターゲットが、あなたの発信物を見ていない・
表現がターゲットの心に刺さっていない
そもそもその商品・サービスが要らない

【解決ポイント】
ターゲットを動かせているか?:検索、来店、購入、推奨させ
売り逃しがないか:ターゲットが便利に探し、買え、受け取れるか

【事例】本書の中では、以下のような事例を紹介しています。

広告の反応が減ってきた石油会社のカーリース
なぜ、断捨離をすると売れるチラシになるのか?
ホームページにもQRコードをつけるのですか?と訝るデザイナー
かっこいいサイトより「売れる」サイトを目指す
カタログ請求のリンクが追いかける部品メーカーのホームページ
スシローのアプリはなぜ、売り込まないのか?
10歳の子でもわかるアロマサロンの上級コースのネーミング
「レクサス全車種入ります」で稼いだタワーパーキング

誰に=似顔絵が描けるくらいにターゲットの解像度を上げる

広告、販促、営業が効かないのはターゲットがずれているから
【解決ポイント】潜在ニーズを掴む・本音を探る
ターゲットの価値観→行動→メディア組み合わせへ

【事例】
今までの営業スタイルが効かなくなると予見したメーカー社長
追加注文やリピートのメールが続々と来るのが理想なのに
うちの営業はモノしか売らない、売りやすいものから売ると嘆く社長
お客様は2種類いた! 
マーケティングオートメーションを入れて見えてきた攻略法
カスタマーサクセスを定義〜売るのは部品・欲しいのはコスト削減
ソリューション営業は「三河屋さんだ!」
営業部長はライバルの模倣品にも「落ち着け」と指示できる
試食会をやったら違うお客様が来てしまったショコラティエ
郊外の駅の中で売れるアイスクリームは誰が買っているのか?
もったいない、を儲けに変えてSDGsで売り伸ばした引越会社

何を=差別化より独自化、シェアよりブランディング、モノより効用・便益

【解決ポイント】
物の違いでなく「より良いと認識」されることを目指す
潜在ニーズをどれだけ引き出せるかが勝負
ブランド構築の4ステップをチェック:想起されるかRecall→見た目の価値Perceived Value→ターゲットと距離感が近いかAssociation→行動と心の忠誠心を持たれているかRoyalty
カスタマージャーニーとバリューチェーンを組み合わせて棚卸しし、顧客が知らないうちに犠牲にしていることに強みを当てる
中小企業やスタートアップに必要なニッチトップを奪取せよ

【事例】
ハードとソフトをセットで販売してモノ売りからコト売りに脱皮したカーエレクトロニクスメーカー
理央さん、がん保険いらないですよね〜ソニー生命の保険営業マンは保険の説明はせず将来の目標、夢を聞く
新しいお客様が取れないのは独自化ができていないから
卵を売らず卵かけご飯を売る養鶏会社
損して得取れは正しいのか?〜LCCのピーチのサブスクとガチャ
月に3日間しか売らないどら焼きが欲しくなるわけ〜「いまだけ、ここだけ、あなただけ」
じゃらんに頼らないホテルは新聞を揃える〜豊田プレステージホテル

どうやって〜仕組み化
PTCモデルでCTPの順で検証、修正した「売れる仕組み」を作る

SNS時代に求められるオムニチャネル化
なぜアマゾンはホールフーズを買収したのか?
ニューヨークにあるアマゾンロッカーで売り伸ばす
アマゾンブックスでは書籍よりアレクサとKindleを売っていた
探す、買う、受け取るがシームレスに
売り上げがジリ貧になる現状維持を予見し手を打った製薬卸会社
これから伸びる調剤薬局市場にいけ!
営業会議の後に「売り上げ倍増は無理です...」
業界脳から抜け出せない元スーパー営業マンの苦悩
カスタマーサクセス、数字、成功事例の横展開を仕組み化
段ボールの什器は実は理にかなっているジレットモデル
「忙しいからいらないよ」をどう切り返すのか?
「こんなリストを作ったんですけどどうですか?」とコンサルタントに逆提案してきた営業リーダー
自主独立して新しい販路で4倍の売り上げ達成

どう仕事を進めればいいのか?

計画を常にCTPでチェック〜好奇心を持ち顧客感度を上げる
パーパス経営の考え方をあてはめてマーケティング組織を作る
社員全員マーケターに:3つの力で自力走行する組織に
何を:仮説力(チャンスとリスクを発見できる)
誰に:顧客力(ニーズ、インサイトを掴める)
どうやって:動かす力(顧客と自社内を動かせる)

この本は、マーケティング担当者や専門家のための本ではありません。

これからマーケティングを身につけたい人
営業、経理、人事、IT、生産製造などマーケティング部以外の人
売り上げや利益に悩む企業経営者や個人事業主の方

に読んでほしいと思っています。

また、この本の詳しい解説と、ビジネス書著者の皆さんの読後感想などが見られる特設サイトはこちらから:

売れない問題 解決の公式 解説サイト

最新刊「売れない問題 解決の公式」は↓の画像をクリック:

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 経営戦略研究科 教授

理央 周(りおう めぐる)

なぜか売れるの公式 中国語版 簡体字と繁体字 マーケティングについてわかりやすく書いたビジネス書


2014年に日本語版の単行本、2017年に文庫本を出した、マーケティングについてのフレームワークと事例を書いた『なぜか売れるの公式」
海外でも出版されてて、この写真にあるのは、中国本土と台湾バージョン。

そして、韓国版も出ている。

なぜか売れるの公式 韓国版

マーケティングの重要さと楽しさを全てのビジネス・パーソンに伝える、ということを経営理念として掲げている私にとって、出版物は「残る」メディアになる。

日本だけではなく、このようにアジア各国で出版されることによって、マーケティングに興味を持つビジネスパーソンが手に取り読んでくれるということはとてもありがたく、嬉しいことだ。

特にこの本は、マーケティング活動に必要な要素をフレークワークと事例で解説しているので、読者にとって「当てはめやすい」内容にしている。理論は重要だが、覚えているだけでは何の意味もない。仕事に使い、成果につなげて初めて意味を持つ。

アジア各国の若いビジネス・パーソンたちが、仕事での参考にしてくれていることを想像すると、著者としてワクワクしてくるのだ。

日本語版はこちら⬇︎

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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⇒ では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケ ティングに あり!という記事を毎週発刊しています。

関連記事はこちらです:↓

マーケティングの本質はお客様を動かすこと〜顧客の体と心の動かし成果を出す

いよいよ、この週末から最新刊の、「売上がぐいぐい上がるお客様の動かし方」が店頭に並びます。

早いもので、海外も合わせて19冊目の出版になりました。今回は、新しい試みとしてマーケティングの考え方に、行動経済学を加えて、事例とともに「売れる仕組み」の作り方を書いています。

アマゾンなど、4大プラットフォーマーを始め、IT企業にやられがちだという話題もよく耳にします。

そもそも、マーケティングは、「お客様に動いてもらうには、何をすればいいか?」を考えることでしたが、ITの浸透で便利になりすぎ、「うちの会社が全部やるから動かないでいいですよ」というマインドになりがちだと強く感じていました。

本来のマーケティングの目的に立ち返り、原点を学ぶことで、お客様を知る、ということがこの本の目的です。

頑張っている企業を元気にするというのが私のミッション。

その為には、まず原点に戻り、基礎を固めるのが大事なことだ、と思っています。その意味でも、全国の中小企業・起業家・個人事業主に、お客様視点になってもらえれば嬉しいです。

10月13日には発刊を記念して、名古屋で久しぶりにどなたでも参加自由のオープンのセミナーを開催します。

詳しくはこちらから→ 「売上がぐいぐい伸びるお客様の動かし方」発刊記念セミナー

書籍付きのセミナーです。楽しんで学び、実践して成果を出してください。皆様とお会いできることを楽しみにしています。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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8割捨てる情報術 できる人はなぜ新聞を読むのか? カバー刷新による出版の販売促進

私の10冊目の出版になるビジネス書「8割捨てる!情報術」(日本経済新聞出版社)の新しいプロモーションが開始されました。こんな風に、元の本の上から、大きく「できる人はなぜ新聞を読むのか?」というキャッチコピーが書かれている「帯」を巻いていただき、店頭に並べていただいています。

このプロモーション用のカバーを開くと、中身はもちろん出版したこちらと同じ。この新しい帯には、私がこの本で言いたかったことをしっかりと、目立つようにしていただいています。

多くの情報から、有用な情報を選択し、 効率的に収集、分析、活用するには、どうすればいいのかと、 多くの経営者やビジネス・パーソンは悩んでいます。

しかし、答えは、とてもシンプルで、 ムダな情報を、捨ててしまうことだと思っています。

8割はゴミだと認識し、重要な2割の情報を活かせれば、 情報振り回されることはありません。 この本では、仕事や、就活、勉強で成果を出すために、 情報には4つの種類があること、 情報を「知恵」に変換するための「情報の仕訳け方」と、 情報をふるいわける「フィルター」の創り方を、提示しています。具体的には;

  • 情報を集め、捨て(管理)し、活用できるかで、ビジネスの成否が決まる
  • 情報を集めるアンテナ力、捨てられる勇気、残せる読解能力、活用できる能力、そして成果に執着する強い気持ち
  • こだわるべきは、成果であってそのプロセスではないので、時に柔軟に、時に厳格に情報を集め、フィルターをかけ、活用すべき。
  • ビジネスパーソンだけでなく、受験生が大学の違いや入試の情法、就活の学生が希望企業の情報、お値打ちだけどおいしいお店、病気になったときや事故にあったときの対処、などなど生活を左右する
  • 増えているのは、情報ではなく情報を運んでくるメディア - メディアに振り回されないように、メディアも取捨選択
  • 情報は使ってなんぼ。情報に使われないようにしよう

章立てはこちら:

  • 序 章 情報の「ゴミ屋敷」ができる理由
  • 第1章 教科書も8割はムダだった!?
  • 第2章 情報の「好き嫌い」を克服する法
  • 第3章 情報を整理整頓する技術
  • 第4章 情報デブを脱して、自分で考え、動く
  • 第5章 アウトプットを習慣化する 

詳細はこちらから ⬇️

 

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)

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