Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

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カテゴリ:「起業」の記事

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スター・ウォーズ学:フォースの覚醒公開のタイミングで読むべき本

スター・ウォーズ学 読了。

ちょうど、スター・ウォーズ第7作、「フォースの覚醒」が公開されたばかりということもあり、懐かしく思ったことも手伝ったのが読んでみたきっかけだった。

この本は、
スター・ウォーズの歴史
その熱狂的な人気が浸透した背景
ジョージ・ルーカスのこれまで歩んできた道
ハリウッドのこれまでの歴史とスター・ウォーズのこれから
といった構成になっている。

そもそも、ボクが初めて公開された「スター・ウォーズ第4作」を見たのは、高校の時。
映画マニアだったボクは毎月映画雑誌のロードショーを買っては、映画情報をチェックしていた。

1977年にアメリカで公開された時に、日本ではスター・ウォーズのの邦題が「惑星大戦争」とつけられていたことをよく覚えている。そのあと約1年後に日本で公開された時には、すでにアメリカで大ヒットしたあとだった。

以降、すべてのスター・ウォーズ作品を劇場で観ているくらい、ボクもスター・ウォーズマニアなのだ。ネット時代の今では、ツイッターやインスタグラムでも公式サイトのみならず、様々なファンたちのアカウントで、スター・ウォーズについていろんな情報を得ることができる。

この本の特徴は、学とあるだけあって、スター・ウォーズの生みの親であるジョージ・ルーカスの映画に対する姿勢がどうやって作られていったのかということが説明されている点。
メジャーに対する反抗心や、師であるコッポラとの関係がわかるので、より深くスター・ウォーズの世界観と劇中に出てくる各シーンに込められた意味がわかってくる。

また、5作目以降6、1、2、3まではルーカスの個人資産から造られているという点を初めて知った。文中にあるように「史上最高のインディペンデント映画」なのだ。
これも、ハリウッドメジャーの束縛をきらった、アーティストとしてのルーカスの姿なのだを思う。

こういうことを知るだけで、スター・ウォーズを倍以上に楽しむことができる。
さらに、一人の創造主、クリエイターとしてのルーカスを知ることは、
私たち起業家にとっても、大きな勇気とヒントになる。

その意味でも、お勧めの一冊なのだ。

 

マーケティング コンサルタント  理央 周

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No Second Lifeのブロガー&株式会社ツナゲル代表取締役 立花 岳志氏の「情報発信・ブランディング講座」in名古屋

No Second Lifeのブロガーであり、株式会社ツナゲルの代表取締役 立花 岳志氏の、
「情報発信・ブランディング講座」に参加させていただいた。

今年1月のブログ入門講座以来、半年振りに聞かせていただいた講座、
内容として響いた点も多くあった。

  • 個人の情報発信でできること〜普通の人から特別な人になるには
  • プロになるとは「好き」を「得意に磨き上げる」こと
  • 誰かの役に立つことを発信すべき

という言葉は、起業家として特に創業期に必須の考え方になる。

私も多く相談を受けるがその多くは「売上が上がらないんです」というもの。
しかしドラッカーが言っているように、事業の目的は顧客の創造であり、
売上を上げることではない。

起業直後は特に、まず考えるべきは自社のコンテンツを精査し、
ターゲット層に向けて発信をしていくことである。

発信は市場とコミュニケーションするということである。
逆にいうと、発信をしないということは「誰にも伝わらない」ということであり、
顧客の創造にも繋がらない。
非常に重要なことなのだ。

質の高い内容を聞きに来た参加者の皆さんは、目をキラキラさせ受講していた。
しかも満席だった。

立花氏の講座に人が集まるのはなぜか、と考えたときに、
まずは「本質的」であること。
つまり表面的な「ブログの書き方」とか「ネットの活用」ではなく、
なぜ起業家として発信することが重要なのかを話している。

もう1点は、この高度な内容を「再現性」高く発信していること。
つまり、仕事に即使える内容なのだ。
ビジネスとして参加している方々の目つきを見ればわかる。
真剣なのだ。

本質的で再現性が高い。
ご自身が言っているように、「役に立つ」情報を発信することで、評価を得ている。
起業家が学ぶべきことをご自身でされていることを実感できた。

  

マーケティング コンサルタント  理央 周

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ビジネススクールでの学生から教授への評価:大学院での学び方

毎年この時期になると、大学から届くStudent Evaluation。
学生が、各先生の講義への評価をする。

ボクの場合は、1年で4コマ教鞭をとったので、4枚これが来る、
ということになり、毎年ドキドキ、ワクワクしながら封を開ける。

ボクが米国インディアナ大学のビジネス・スクールにいた頃も同じだったのだが、
学生が先生を評価する、というのは当時のボクには驚きだった。
ボクは、四大まで日本の学校をでているので、そのような経験はなかったし、
それゆえに「先生が言っていることが絶対正しい」という感覚でいたからである。

ところが、米国では先生が言っていることがわからなければ、当然わかるまで聞くし、
反論に近いことを発言するときもある。
いわば「敬意を持ちながら対等」なのだ。

ボクも、同じ気持ちで学生たちに臨んでいる中での、この評価。
中身は、各講義に関して14項目,各5段階評価。
学生たちの平均値が表されている。
素晴らしいと感じるのは、その各スコアの横に学科の平均値も書かれているので、
自分の講義の「相対的な評価」もわかる。
これがよければよいほど、モチベーションにつながるし、
平均よりも低ければ、「どの点を改善すればいいのか」もわかる。

また、量的・数値的な評価に加えて、学生たちの「意見」も文章で書かれている。
いわゆる「質的」な反応である。

関学のBSの学生たちは頑張りやさんたちが多く、前向きな意見が大半。

  • こんなにInteractiveな講義は初めて
  • 児玉先生の企業時代の経験が身になる

とうれしい意見が多いのだが、中でも、

とても興味深いので先攻をマーケティングに変えました

とあるのがうれしい。

ボクの経営理念は
マーケティングの重要さと楽しさを、ビジネスに関わるすべての人に伝える
こと。

学生たちも、それを理解してくれて、リアルな世界にでた時に活かしてくれたら、
ボクにとって、これほどうれしいことはない。

このような素晴らしい機会をくださった、関西学院大学の皆さん、
熱心な学生の皆さんに、感謝したいと思います。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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ムゲンブックス:紙の本を作るサービスを中小企業と個人事業主はメディアとしてどう活かすか

ムゲンブックス というサービスが開始された。

ムゲンブックス.JPGTech Crunchの記事によると、

「ブログを書くように執筆した原稿を、紙の本として出版できるウェブサービス「∞books(ムゲンブックス)」が始まった。売れた分だけオンデマンド印刷する仕組みで、出版にかかる費用は無料。著者の印税は10%。できあがった本はAmazonや全国の書店から買える。

専用の入力画面でタイトルと本文を入力するだけで、紙の本の出版に必要な目次やページ番号、文字組みなどを自動的に設定してくれる。完成した本にはISBNが付与され、出版社である「デザインエッグ」を通じて出版する

ムゲンブックスは、KDDIが手がけるベンチャー育成プログラム「KDDI∞Labo」の第7期プログラム採択案件。代表を務める佐田幸宏氏はかつて、4980円で紙の本が出版できる「MyISBN」を開発し、リリース1年半で250タイトルの本を出版している。

MyISBNは、PDFファイルをアップロードするだけで本を作れるのが特徴。しかし、一般ユーザーの中には、PDFを作成するのが技術的に難しい人も多かったと、佐田氏は振り返る。「文字を打つだけで出版できるムゲンブックスは、技術的なハードルをほぼゼロにした」
(*以上TechCrunchより引用 その記事は⇒ こちら

とのこと。

これまで出版というと、自費出版で出さない限りは商業出版として、出版社との合意が無いと出すことができない、どちらかと言えばハードルが高いものだった。

先日も記事に書いたように、出版するということ、出版したものを自社のマーケティングツールに使うということは、ブランドを構築していく上でも非常に有効なツールになる。

ムゲンブックスの新しいところは、それを電子書籍だけはなく、「紙」の本として発刊できる点にある。

紙の本にすれば、

  • ダウンロードが必要~そのためにネット回線と知識が必要
  • キンドルなどの電子書籍リーダーが必要
  • 電源が必要

というデジタル・電子書籍のハードルを超えることができる。

  

ある意味、会社案内なんかも書籍化することで、これまでよりも最新情報を提供する、という意味でも新しい使い方ができる。あえてムゲンブックスさんにむけては「私たちがこのサービスを活用するなら、本としてだけでなくコミュニケーションツールとして」も使うと思う。

その意味で、非常に注目に値するサービスだと言える。

マーケティング コンサルタント
理央 周


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No Second Life プロブロガ−立花岳志氏のブログ初級セミナー:起業家としてのブログの書き方

プロブロガーで「ノマドワーカーという生き方」の著者でもある、立花岳志氏の「ブログ入門セミナー」に参加させていただいた。

立花岳志氏 No Second Life セミナー 名古屋 ブログ初級編
No Second Life 立花岳志氏のセミナー  

一番の特徴は、手法から入らず、「なぜブログをやるべきなのか」「ブログを書くとなぜ自分の人生や仕事の目標を達成できるのか」というそもそも論から説明してくれる。

たとえば、
− コンセプトを明確に
− テーマは絞ろう
という点をしっかりと理解して始めることが重要だと説く。

具体的には、Googleの検索に引っかかる基準の1カテゴリーにつき、200記事だと「専門性が高いと認識されるという法則や、「日記は書かない」ようにする、すなわち書く上での軸を「人と日付」から「情報と個性」にシフトすべきという。

これも、起業家やその予備軍に向けてセミナー参加者の方々をしっかりとターゲットされているからである。したがって参加する方としても非常に理解しやすい内容になっている。


セミナーに参加してやろうと感じたこと  

まずは、このセミナーに参加しブログの基礎を再認識することができた。
したがって、ボクのこのブログをもう一度見直し、これから書いていく記事についても、修正改善していくことができると思う。

もう一つはやはり、セミナー講師としての姿勢を見直すこと。
立花氏の丁寧で基礎を大事にするセミナーの内容とその進め方には、やはり共感を覚えるし、参加者の方々の達成度や満足度にもつながっていく。

ボク自身、セミナー講師として5年活動をしているわけだが、この点を認識して再度基本を見直そうと思っている。

今回は初級編だが、中級編にも参加したいと思っている。

■このセミナーで学んだブログを書く上で重要なこと■
  1. コンセプトをはっきりすること
  2. 情報と個性を打ち出すこと
  3. 継続して書き、1カテゴリー200記事を目指すこと

立花岳志氏の代表的な著作はこちら:

     




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理央 周


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