Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

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カテゴリ:「マーケターの発見力」の記事

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ニューヨーク ハドソンヤードのショッピングモールとしての新しさ

ハイラインを歩いて、初めて北端まで歩いて行ってみたら、人が集まっている場所を発見。そこに新しいショッピングモールができていた。
実は知らずに入ってみたら、3月15日にオープンしたばかりのハドソンスクエアとのこと。さっそく入ってみた。


モールの作りもなかなか面白く、吹き抜けなんかもかなりの規模。

ディスプレイもオープンということもあってかなり斬新だった。


ニューヨーク初出店となる、ニーマンマーカスも入っているなかなかのゴージャス感が楽しい。


もちろんフードコートもあるけれど、何より他と違うのは、生鮮食品を販売していること。


アメリカの大規模なショッピングモールやデパートでは、一般的に生鮮食品を売ることは少ない。

さらにイートインのスペースもあった。

ネットに押されているリアル店舗も変化をしつつあることが実感できた。

ハドソンヤードは、ハイラインを北に向かって歩いての最北端のところに直結。ハドソン川のすぐ東側にある。最寄の地下鉄は、7番線の34thSt HadsonYards駅のすぐ近く。

後日、NYC在住の流通コンサルタントに聞いてみたら、今一番話題の場所だ、と教えてもらった。マーケターに大事なのは「好奇心」だといつも思うが、この日も好奇心に連れてきてもらったようなものだった。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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名古屋の隠れ家カフェ ランチが美味しい御器所のUn Peru

私のオフィスの近くにある、隠れ家風の子の店。
一見、入り口がどこにあるのかわからない。
このビルの3階にあるのだが、本当にあるのかさえもわからない(笑)
階段を1回分上ると、親切にもこんな小さな立て看板の案内をしてくれる。

この辺から既におもてなしが始まっている。

店の入り口にはこんな風なとてもかっこいいディスプレイが迎えてくれる


さらに、それ以上いかないようにくまさんがどうゴーサインを出してくれている。

今日は、お腹そんなに空いてないと言うことで、キーマカレーとミニスープのセットにした。


今日は少し寒かったので、その辺にお店の方も気づいていただけたようで、これをお使いくださいととても素敵なカバーに包まれた暖かいカイロを渡してくださった。

もちろん味もおいしいし前来たときに頼んだコーヒーもおいしかった。人はおいしいだけではカフェには来ない。ふいんきも味わいたいし、おもてなしがあればなおさらだ。

今日は日曜日の11時半と言うことをもあったが、お店は女性客を中心に満席だった。リピートが生まれる店とはこういうものだ。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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記念切手の顧客視点:マーケティングは顧客の悩みを解決すること

マーケティングがすべきことは「顧客の悩みを解決する」こと。

今日、年賀はがきの返事を出すために郵便局に切手を買いに行った。
「52円切手を10枚ください」というと、
郵便局の受付の方が、
「10枚セットの記念切手もこちらに何種類かありますがいかがですか?」
と勧めてくださった。

ビジネス・パートナーたちに出すこともあり、
飾りの無い通常の切手の方が無難だといつも思い、いったんお断りしたところ、
「こちらセットだと、糊がついているので裏側を湿らせたりしなくてもハガキに貼れるんですよ」
と、教えてくださった。

それまで、切手は一枚一枚裏をなめるとかして貼らなければならないと思い込んでいた。
これは便利と、ふみの日用の一番シンプルなデザインの切手を買って、
年賀状に貼って出したのだが、これがとても便利。
なぜ今までなかったのか、不思議なくらいだった。

【マーケティング=顧客視点ですべきこと】

この切手に学ぶことは2点。

まずは、顧客が常々不便だと感じていることを発見し、
即実行すること。

私が物心ついてからずっと切手は裏をなめて貼るもので、
それがなんとなく不快だった。

しかし、「それが当たり前」だと信じ込んでいたのだ。
それは郵便局側も同じことだろう。
それに、もし「顧客の不便を解消するためにシールにしましょう」
という意見が出たとしても、
「コストがかかるから無理だな」
という意見も出るかもしれない。

しかし、シールにすることで、10枚セットが売れる可能性も高まる。

ここで重要なのは「自社に当てはめる」こと。

顧客が不便に感じていることを、いち早く発見し、
改善改良することで、顧客満足にもつながるし、
競合に先んでることもできる。

もう1点は、顧客にそれを「教えてあげる」こと。
私ももしこの局員さんに教えてもらえなかったら、きっとこのセットを買うことはなかった。
お客様は私たちが思っているほど、
「私たちのことを知らない」のだ。

本来、マーケティングコミュニケーションでしなければならないことは、
「お客様が今は知らないけれど、教えてもらったら嬉しいこと」
を伝えること。

つまり、潜在的なニーズを伝えることである。
顕在的なニーズを伝えても、「ふ~ん」で終わってしまう。

今日の郵便局での発見においては、とても有益な体験をすることができた。

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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シェイクシャック Shake Shack:青山1丁目に上陸今日オープン

今日オープンした、日本初上陸の「シェイクシャック Shake Shack」に行ってみた。

場所は、地下鉄青山1丁目の駅から徒歩3分。
外苑いちょう並木の中央にある。
ちょうど、秩父宮ラグビー場の裏口、外苑前テニス場の所になる。

アメリカでは行ったことがあるけど、日本では初めて。

気合を込めて行ってみた。
11時の開店15分前に到着したが、長蛇の列。
聞いてみたら300人並んでいるとのこと。

並んでいる間に11時を迎え、「テープカット」にブラスバンドで、いよいよ店がオープン。
途中で、イメージカラーのグリーンのつるのサングラスをもらう。
なかなか粋なフリーギフト。これは、SNSでの拡散にもつながる。

並ぶこと3時間でやっとオーダー。
メニューはこんな感じで、チーズバーガーを中心に、
ホットドッグやポテトなど定番メニューが並ぶ。

アメリカと同じでコーヒーはない。
代わりにLAに行った時にも流行っていた、レモネードがある。
また、ワインやビールがあるのも一つの特徴。
よくある「ファストフード」とは違うのだ。

店内運んでいたが、テイクアウトの人も多いらしく、席は大丈夫。

まずは、チーズバーガーから。

シングルとダブルが選べるが、今日はランチということもあり、「シングル」から。
アンガスビーフを使っているということで、少しだけ塩気が強い味がいい。
トマトもしっかりとした味で、680円の価値がある味だった。

続いて、フレンチフライ。

チーズなしも選べるが、日本では初めてなので、
チーズありを選択。もちろんこれも、SとMを選べる。
チーズが濃厚で美味しいし、カウンターの所でとってこられる、
ケチャップやマスタードをかけてもいける。


これにレモネードのスモールで、計1436円(税込)
ファストフードより高いが、ファミレスでちょっとしたセットを頼むのとほぼ同じ。
ロケーションと味を考えると妥当である。

マーケターとしてみると、「リピート」をどうやってしてもらうかがこれからの課題。
スタバのように「季節限定」メニューを発信する時に、それがあるのがわかる仕組みを作ればいいと思うけど、今回はLINE@をはじめ、個人情報の取得はなかった。

その意味で、マーケティング活動に関しては、これからに期待。

メニューは、このように結構豊富だし、味も美味しい。


これから、都内や全国にどう展開していくのかとても楽しみなお店なのだ。

住所:〒107-0061 東京都港区 北青山2丁目1-15

マーケティング コンサルタント  理央 周

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機会損失は売り上げ増の敵:ロサンゼルスのバナナリパブリックにみる工夫

ロサンゼルスへの出張で、ビジネスの合間にお気に入りのファーマーズマーケットに立ち寄った。

敷地の3分の1が、まさにファーマーズマーケットという感じで、フルーツや肉、野菜などの食品や、土産物など現地のモノが売られている。2年前に来た時にも立ち寄った、僕のお気に入りのモールなのだ。

敷地の中には、こんな感じの電車なんかも走っているし、


ガーデンになっている、中央は夜になるとライトアップされて幻想的。
こういった演出も、画一感がありすぎる日本のショッピングモールも取り入れるべきである。

もちろん今時のショッピングモールといった感じのショップもあり、
ラグジュアリーブランドから、カジュアルなものまで、様々。
デパートメントストアもあり、レストランも充実している。

そんな中で、「おっ、これはいいな」と感じたのがこちらのサイン。
バナナリパブリックのウインドウにあったこちら。

訳すと、
「上を見てください。メンズのショップもありますよ」
と書かれている。

ここのバナナリパブリックは1階がレディスのショップで、2階がメンズになっている。
このサインがなければ、ボクもそして他のお客様にも気付かれることはない。

お客様という人たちはよくも悪くも「わがまま」なのである。
私たちが思っているほど、私たちのことを覚えてくれてもいないし、
わかってくれてもいない。

だから、
「教えてあげなければならない」

仕事に没頭しすぎて「売るんだ!」という気持ちが強すぎると、
どうしても「こんなことはお客様が知っていて当たり前」
と思い込んでしまう。

たとえばこのサインがあることで、1日100人が2階に来てくれたら、36,500人。
うち10%が買ってくれたら、3,650人。
一人あたり3,000円使ってくれたら、1,095万円の売り上げになるのだ。

こんなちょっとしたことが、大きな機会損失を招く。
強引な集客や営業よりも大事なことは、
「機会損失」をなくすこと。

そのためのいい一例だった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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