Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

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収益を好転させるマーケティングとイノベーション

カテゴリ:「製品開発」の記事

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アイデアのつくり方:売れる製品・サービスを生む企画の出し方は一連の過程から

「アイデアのつくり方」を読んでみた。
著者はアメリカ広告界の大御所、といった感じの方。とても面白く、かつ内容があり参考になった。


アイデアのつくり方
あらためてなるほどな、と感じたのは、
「アイデアの創り方はフォードの生産ラインと同じで、一定の明確な過程である」という点。


一般的には、アイディアというものは突然降ってわいたようにひらめくもの、
という常識があるけれど、実はそうではなくプロセスの中でアイディアをひねり出し、仕事につなげていくという考え方になる。

この本は、広告を開発するときに、コンセプトを決め戦略を明確にしていき、アイディアをもとにクリエイティブを開発する過程を指しているのだと思われるが、このプロセスは広告開発以外の仕事の時も同じである。

さらに、アイディアがすべての起点になる、という点においても同じこと。
画期的なアイディアを具体的にして初めて、競合他社よりも秀でた製品やサービスができる。


この点は、竹内氏が巻末の解説でポアンカレの言葉を引用して、
「無関係と思われているものにある関係性から美的直観を生み出す」と言っていることにも通じる。

イノベーションの源泉は、新結合と呼ばれる既存のものどうしを合体させることから始まるわけだし、
その時に出てきたアイディアを具現化し、運用し改善を続けるサイクルを続けていくことで成果を出していくのが仕事である。

この本には「こうすればいいアイディアが生まれる」という手法論やノウハウはそれほど書かれていない。しかし、アイディアを生み出すということはなにか、生み出すことの意味が書かれている。

実際に何をすべきかは読者にゆだねられているのだ。

ボクはビジネス書の在り方はここにあると思う。
手法だけを学んで真似ても何も生まれない。
先人やプロフェッショナルが書く、考え方にヒントをもらい自分なりに昇華させ仕事につなげることが読者の仕事である。

その意味では、広告にかかわる仕事をしている人以外、
企画営業の人や、経営者たちにも読んでほしいおススメの一冊だった。




マーケティング コンサルタント
理央 周


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美崎栄一郎のヒットの謎解き:マーケティングの目的とフレームワーク

美崎栄一郎のヒットの謎解きを読んでみた。
元花王の技術者だった著者が、様々なヒット商品を解説しながら、独自の切り口で「なぜヒットしたのか?」を解剖していく。マーケターのボクとしては非常に興味深く読むことができた。

美崎栄一郎のヒットの謎解き

この本のユニークな構成                           

著者は、ヒット商品を「ヒットの法則」なる手法で解説する。
手法は事業・着想・技術の3つからなっていて、この本では10のヒット商品が紹介されている。
それぞれの商品が、
- どのような着想で生まれ
- どのような技術を使い
- どのような事業モデルで収益化されているのか
という軸で説明されているのだ。

この切り口が面白く、パナソニックの「目元エステ」であれば、
【着想】ポメラの着想と同じ1点集中型
【技術】1つの熱源で2つの温度帯を実現
【事業】格好良く使えるをアピール
といった具合になる。


この本は誰がどう読み使うべきか?                          

マーケティング活動の目的は、カッコいい広告を創ることでも、広告宣伝で認知度やイメージを上げることではない。
売れるプロダクト(=製品やサービス)を開発し、企業として収益をかげることである。
広告や販促ははあくまで手段にしか過ぎないのだ。

この本は大企業の事例が多く掲載されているので、もちろん面白く読めるのだが、
同じことをしようと思っても簡単ではない。

しかし、この本は優れた着想ができ、自社だけの強み=技術を生かし、その上で事業としての収益モデルを開発するという「フレームワーク」を事例とともに教えてくれている。

企画マンや技術者はもちろん、営業部、生産技術部などで働くビジネス・パーソンにはその意味でおススメなのだ。





マーケティング コンサルタント
理央 周


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日本のゲームソフト開発会社が洋ゲーに対抗するには:売り手と買い手のギャップ

Wedge 10月号の記事「開く洋ゲーとの差 凋落激しい"元ゲーム王国"日本」に、驚いた。

 世界のゲーム市場における日本ソフトメーカーの立ち位置 

ボク自身、ゲームをやらないのでわかっていなかったのだが、
日本はゲーム王国、ジャパンクールはゲームの世界でも当てはまるのだと思っていた。

記事によると、海外のゲームは多大な開発金額をかける。
2013年度世界で最も売れたゲームソフト GTA V は約270億円、ハリウッド映画の「パシフィックリム」の200億円を大きく上回る開発費を投資したとのこと。販売累計は、14年3月までで3300万本。ポケモンの約3倍とのこと。

海外の対策は100億円以上かけ、500万本でペイするという世界の中、いわゆる日本発のゲームは洋ゲーに押されている。

そしてその要因が「五右衛門風呂」にあると指摘している。
日本のソフトメーカーはこのような状況の中、開発費も上がりソフトも売れない時代に入ってくると守りの姿勢に入ってしまう。

経営上の投資などもできず、新しいアイディア、画期的な企画よりも無難で「そこそこ売れる」見込みのあるソフトに走ってしまうので、より悪循環になる。そしてガラパゴス化した携帯が海外メーカーにやられっぱなしになったのとにた状況に陥っているとのことも指摘している。

ボク自身、独自進化する、という意味でガラパゴス化はけして悪いことではないと思う。
しかし、独自進化したプロダクトが市場に受け入れられなければ、何の意味もない。

携帯電話で海外メーカーに先んじられたのと同じ状況に簡単に陥ってしまうのだ。


 五右衛門風呂の中でガラパゴス化するメーカーがすべきこと   

ゲームソフト業界が、安易にソフトを開発したり競合から後ろ向きになり、保守的になっているというわけでは,多分ない。現在の環境から、いったん窮地に陥りかけているのではないだろうか。

実際、妖怪ウオッチやミクシィのモンスターストライクなどの「スマホ ゲーム」のヒット作を生み出している日本企業も多い。

記事にはの本のメーカーはゲームソフトを「日本市場の好み」にしてしまうとのこと。
日本のゲーム市場はスマホでのものが伸びており、据え置き型のゲーム機は縮小しているのであれば、海外には据え置き型で楽しめるコンテンツにしていくなどが必要であろうと思われる。

コンテンツの開発も自社独自の強みから発するべきだが、ターゲット層に指示されるにはインサイト(=消費者の本音)を発見してプロダクトにも入れ込めばよい。現地現物でユーザーの使用状況を見るコトから始めてユーザーの潜在ニーズを発見することが必要になる。

Wiiを出したときの任天堂と同じで、ゲームをする人々の潜在ニーズは実は「手軽に」「そんなに精密な画像よりもちょっと楽しく」という所にあるかもしれない。企業の売り手目線と、ユーザーの買い手目線は,たとえ同じものを見ていても時にギャップがあるのだ。

日本が誇るゲームソフト。これからの飛躍が楽しみなのだ。




マーケティング コンサルタント
理央 周


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"Kingdom" game based on "intense difference decline of the Western gate to open Japan" in, I was surprised article of October issue Wedge.

Although I did not know myself, so do not do the game,
I thought the game Kingdom, Japan cool and said that it also applies in the world of the game Japan.

According to the article, overseas games put a tremendous amount of development.
Game software GTA V which is the best selling in the 2013 world and invested development costs significantly higher than about 27 billion yen, a 20 billion yen of the Hollywood movie "Pacific Rim." Cumulative sales is 33 million lines up to March 14. Thing and about three times the Pokemon.

In the world measures of overseas over 10 billion yen or more, that pay at 500 million bottles, of so-called game from Japan has been pushed to the western gate.

And I have pointed out in the "Goemonburo" is the factor.
Under such circumstances, software manufacturers in Japan would enter into defensive posture and comes into the era that does not sell and soft development costs also rise.

Can not be well as investment in management, since would run new ideas, the software is "sell decent"'s always better than the innovative planning prospective, become a vicious circle more. And it is also pointed out that it and have fallen into a similar situation a mobile that was Galapagos has became leave beaten to overseas manufacturers.

I think Galapagos is not a bad thing by poppy mean myself, that, to its own evolution.
However, products that you own evolution is not accepted by the market, does not mean anything.

And I would fall into easy situation same as was ahead of overseas manufacturers in the mobile phone.

Game software industry, to say that has become conservative emissions are backwards from the competition and develop software easily, maybe no. From the current environment, I wonder not lacks fall into predicament once.

In fact, Japanese companies has produced hits such as monsters strike of mixi and watch specter of "smartphone game" in many cases.

That manufacturers of this article is of the lead to the "taste of the Japanese market," the game software.
It is believed that the game market in Japan is growing things in the smartphone, game machine stationary if you're shrinking, would be necessary and go to content that can be enjoyed in the stationary type overseas.

Development of content should also emanating from the strengths of their own, but may be put Kome or in the product to discover the (real intention of = consumer) Insight to be directed to the target layer. It is necessary to find the potential needs of the user, starting from other view user activity at the site kind.

Game software that Japan boasts. Leap from now's the fun.

コメダ 和風喫茶 おかげ庵のモーニングコーヒー和菓子セットの独自性

モーニングセットに代表される喫茶店文化が浸透している名古屋。
喫茶店でお茶を飲みながらよもやま話というのが名古屋人のライフスタイルでもある。

しかしその分、喫茶店側からすると店の数も多く、競争は激しい。
さらに、スターバックス、ドトール、マックカフェ、セブンカフェなどなど、
外でコーヒーを飲める場所は、従来の喫茶店に限らず多種多様になってきている。

その中でもボクがよくいくのは、自宅から近いこともあるがコメダの和風喫茶「おかげ庵」。
行く理由として一番大きいのはこちら、モーニングセットの中で、「和菓子セット」が選べるから。


おかげ庵 コメダ 和風喫茶 モーニングボクのライフスタイルは、朝起きて食事、その後犬の散歩に行く。
午前中10時くらいまで自宅で原稿を書いたり仕事をして、その後気分転換もかねて、仕事をカフェに移す。そうするとはかどるから。

おかげ庵では11時までモーニングサービスをやっていて、ドリンクにトースト、ロールパンなどを無料でつけられる。その中の一つに「和菓子セット」があるのだ。

ボクのように朝早く起きて食事は済ませた、ちょっとお茶をしたい、となってカフェを探すときに、「リラックスもできるし、小腹もすいた。ランチまで時間があるからちょっと和菓子でも」という感じでいつもおかげ庵に行ってしまう。

和風喫茶という特色に加えて、コメダの特長であるゆったり感やメニューの豊富さはそのままで、
モーニングセットの一つにある和菓子。

ニッチではあるが、他の喫茶店・カフェとは圧倒的に違うセットを提供しているところが素晴らしい。
そのせいだけではないと思うが、今日もおかげ庵は満席だった。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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電子マガジン12号表紙
Nagoya cafe culture represented by the Morning set is penetrated.
The called Small Talk while drinking tea at a coffee shop is also a life style of people in Nagoya.

But that amount, the number of shops Many From a coffee shop side, competition is fierce.
In addition, Starbucks, Doutor, Mac cafes, etc. Seven cafes,
Place to drink coffee outside is becoming wide variety of not only the traditional coffee shop.

There is also to be close from home, but Japanese style cafe Komeda me to go well among them, "Thanks hermitage".
The biggest reason to go here,
In the morning set, since choose the "sweets set".

Meal up in the morning, my lifestyle is going to walk the dog then.
You have a job or writing a manuscript at home until about 10:00 in the morning, it also serves as a diversion then transferred to the cafe to work. Then you get on since.

You are doing and wake-up service until 11:00, it is put in the free toast, and rolls to drink thanks hermitage. I have a "sweets set" to one of them.

When looking for a cafe Become finished meals by up early in the morning like me, and want to tea a little, feeling "can also relax, and even sweets a little because there is time to. Lunch Kobara also hungry" and at I would go to the hermitage thanks always.

In addition to the features of Japanese-style cafe, abundance and menu Yuttarikan is a feature of Komeda as it is,
Sweets in the morning one of the set.

It is a niche, but where it has to offer a different set overwhelmingly and cafe Cafe of other great.
I think that it is not only because of that, but thanks hermitage was fully booked today.

イノベーションが起こる理由ともたらす価格競争からの脱却:パイロットインキFRIXIONの事例

昨日は経営者会SAMの例会で、
株式会社パイロットコーポレーション常務取締役、パイロットインキ株式会社取締役会長
中筋憲一氏の講演、を聞く機会をいただいた。
テーマは、『イノベーションが切り拓く新しい市場 ~消せるボールペンができるまで~』

FRIXIONボールペン
消せるボールペンの開発                              

FRIXIONシリーズのボールペンの開発秘話をお聞きしたのだが、
一番共感したのは、逆転の発想。
「それまでのボールペンは、インクは絶対消えてはいけないものだった。
つまり変化しないものを追求していたが、
逆に変化する消せるものを開発しようと考えた」
という点。

イノベーションは、優れた画期的な発想から始まる。
しかしこの発想は思考が停止すると出てこない。
思考停止が起こる理由は、
- 固定観念 や
- 過去の成功体験
によっておこる。

ボク自身、「ひつまぶしとスマホは、同じ原理でできている」にも書いた通り、
なかなかこれらの呪縛からは逃れられないのだ。

その点、中筋氏をはじめとするパイロットインキさんは、
ペンというシンプルなプロダクトに以前からある、
「消せない工夫」の逆張りをすることができた。
この意識を持つことはそうそうできるものではない。


イノベーションをビジネスに展開する                          

昭和47年に試験管ベースで「色が変化する」ことを発見したとのこと。
昨日いただいた名刺も、実際に触ったりして温めるとこのように体温で変化する。

 色が変わる写真使用した名刺    パイロットインク 消せるボールペン

次のステップで考えたのが商品化だが、ここでもやはり顧客視点、ユーザー目線で、
商品開発をされている。

それまでのペンは「記憶を残す道具だった」とのことだが、それを、
考える道具
というコンセプトのペンにシフトしている。

ペンについた「付加価値」のために、価格を自身で設定できたため、
利益率も上がることになる。
イノベーションは「価格競争から脱却できる」ことを示す好例である。

市場と技術がマッチして初めてヒットにつながる            

この技術を生かした製品をヒットに結びつけるには、市場にもニーズが無ければならない。
しかし、素手の消費者が知っている顕在ニーズではヒットには結びつかないため、
潜在的なニーズを掘り起こせるかどうかが、
先行者利益につながるし、ヒットにもなる

マッキーの「1本に細字と太字」が両方あるペンが、
マジックを凌駕したように、自社独自の技術が消費者ニーズとマッチし、
その期待を超えた場合に初めてヒットにつながるのだ。

イノベーションは確かに多額な設備投資をともなう技術革新だけを指すわけではない。
この事例から学べることは、
- 真摯に自社プロダクトを愛し向き合う
- 固定観念を捨てる
- 顧客からスタートする
ことで、新しい価値を生み出すことにある。


マーケティング コンサルタント
理央 周

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In the meeting of management meetings SAM yesterday ,
Pilot Corporation Managing Director , pilot ink Co., Ltd. Chairman of the Board
I had an opportunity to hear a lecture , of Nakasuji Kenichi .

The theme is , "~ erasable ballpoint pen market - new innovation is open up until there is "

Although he was to ask you the secret story of the development of ball-point pen FRIXION series ,
It was the most sympathy , thinking of reversal .
Ballpoint pen to " it was that the ink must not disappear absolutely .
In other words, had been pursuing the thing that does not change ,
And believe that the attempt to develop something that can erase varies inversely "
Terms .

Innovation begins with the revolutionary idea that good .
However, this idea does not come out thinking is stopped .
Why stop thinking occurs ,
- The Ya stereotype
- Successful experience of the past
It is caused by .

Myself , as I wrote , " The smartphone and Hitsumabushi , it is made of the same principle " also ,
It's no escape from the curse of these easily.

In that respect, Mr. pilot ink , including Nakasuji said,
I from a previous product called simple pen ,
It could be the inverse of the tension " devised indelible ."
Having this awareness is not intended to be Oh .


Things have found " color change " in vitro -based 1972 that .
Business card that I had yesterday , changes in body temperature as this .

Was considered in the next step 's products , but the customer point of view , the user glance Here again ,
Has been the product development .

Pen until it's with "It was a tool to leave a memory ," but , it ,
The "tools to think "
I have shifted to the pen of the concept .

Because in order attached to the pen of " added value " , it was set in its own price ,
I will be the profit margin up .
Innovation is a good example of " you can move away from price competition " that .


To link to hit the product that I made use of this technology , there must be needs of the market .
However , because it is not tied to the hit in the manifest needs of consumers already know,
And whether Horiokoseru potential needs ,
Lead to mover advantage , and it is also a hit .

Pen that have both " bold and fine print to one of " Mackie ,
As surpasses magic , technology of its own to match the consumer needs ,
I lead to hit for the first time when it exceeds expectations .

Innovation does not refer only innovation with enormous capital investment indeed .
What can be learned from this case study ,
- I love to face their own product seriously
- I throw away the stereotypes
- I will start from the customer
By , it is an object to create a new value .

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