Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

顧客ブランド養成講座
収益を好転させるマーケティングとイノベーション

タグ「イノベーション」が付けられているもの

時局9月号:独自化と差別化~イノベーション発想術

毎月寄稿している、名古屋発の政治経済誌「時局」9月号が届いた。

今号の特集は 古谷誠章氏の「建物は社会的な存在かつリアルな出会いの場」

ボクのコラム「マーケターの発見力」では、
「差別化と独自化」とテーマを設定し、イノベーションについて書いた。


(*詳しくは拙著に↑)

同じ号に、MBA仲間の田尾大介氏が、インバウンド消費による地域活性化として取り上げられているのがうれしい。

田尾氏は、円頓寺商店街の老舗喫茶店「西アサヒ」を拠点として、
訪日観光客を呼び込むビジネスをしている。
ボクも先日知らずにこのカフェに行って声をかけられ説明を聞き、
その心意気に共感した。

名古屋発の時局、地域活性に向けての情報が活きている、と実感した。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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煎茶カフェの「心々亭茶寮」(名古屋覚王山)

名古屋の高級住宅地であり、隠れた名店が多くある街覚王山にある「心々亭茶寮」で、
ビジネスランチの後に打ち合わせをした。

平日はランチコースのみ、本来は週末のみ「お茶だけ」という顧客にも対応するとのことだったが、
知らずに、しかも汗だくでいった我々に女将は快くお茶セットをだしてくださった。

今日いただいたのは、煎茶セット。
こんなに美味しそうなお茶菓子がついてきて540円。

このほかにも、玉露入りの抹茶、番茶などがある。

この煎茶は、1番2番3番と段階出してくださる。
店員さんが毎回「1番です」などと教えてくれるのもいい。

店内も明るく広く、和の雰囲気も十分で、テーブルも広い。
今日は書類を広げての会議も十分できるスペースがある。

いつもの珈琲とは違う、趣のある「日本茶」。
「カテキンが含まれているので、熱中症にもいいんです」
「水にいつもの3倍お茶葉を入れて一晩冷蔵庫におくといいです」
ととてもためになるお茶の飲み方も教えてくださる。

こういったおもてなしは、他ではまねできないので価格競争に巻き込まれない。
立派な独自化だし、イノベーションだと言える。

もう一度行きたくなる温かいお店だった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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センスは知識からはじまる:センスのよさとは何か?を考える

「センスは知識からはじまる」読了。

マーケティング活動、というかどんなビジネスや仕事においても「センス」は必要である。
一般的に、センスとは感覚的なもので、もって生まれた才能と思われている。

実際にボク自身もそうだった。
センスという言葉はあいまいな、また広範囲を指す言葉なので、受け取る側の解釈もバラバラなのだ。


【センスとは?センスの良さとは何か?】

著者はまず、「センス」を「数値化できない事象を最適化すること」と定義している。
したがって、「センスのよさ」とは、

数値化できない事象の良しあしを判断し最適化する能力

と定義している。

これにまず衝撃を受けた。
まさにその通りである。

マーケターとして長年広告をはじめとするクリエイティブを扱ってきた。
広告案開発の段階で、ボスは、
「今回のキャンペーンは〝センスのいい"CD(=クリエイティブ・ディレクターを指名しろよ」
などと、指示を出す。
「もちろんです!」
と調子よく答えながら、「カッコいい、トンガったアイディアを出すH社の鈴木さんだな」
などと、あいまいな思考で仕事をしていた。

マーケターはどちらかといえば、数字を扱うサイエンスの領域でまず仕事を開始する。
クリエイターはそれを受け、アートの領域で広告のコピーとイメージ部分を開発する。

ここで、双方の共通理解が必要になる。
この共通理解を最大化するのが「センス」なのだ、と著者は言っている。

【センスを磨くには?】

センスを磨くにはどうすればいいのか?という問いに対し、著者は「知識を集積せよ」という。
また、

知識は紙で、センスは絵だ

とも言っている。用意する紙が大きければ大きいほど、大きな絵が描ける、という意味である。

この意味は、「すべての仕事は価値を創造していくことで対価を受けるから」とのこと。
そのために、必要な知識を集積し、そこから予測できることこそが「センス」なのだという。

たしかに、イノベーション的な発想というのは、既存のモノどうしの掛け合わせである。
著者も書いているように、イノベーションにつながるセンスの良さも、


知識と知識の掛け合わせ

ということができる。

【センスを阻害するもの】

したがって、センスを磨くこと、センスのいいアイディアを出すことを邪魔するものは、

思い込みと主観性

であり、好き嫌いではない。

したがって、不勉強でいるとセンスも磨かれることはない、という。

私も拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」(日本経済新聞出版社)に書いたが、
画期的なアイディアが出ないことを阻害する思考停止には2つの要因がある。
「固定観念」と「過去の成功体験」なのである。

一歩下がる「客観的な視点」こそがセンスを生む、という点にも大いに共感する。

センスこそが、私のようなフリーランスの仕事では特に価値を生む。
価格競争、値引き合戦から脱却できるのだ。

その意味で、コンサルタント、起業家、士業という枠の外の、
すべてのビジネス・パーソンおススメ、というよりも必読の一冊である。

    

マーケティング コンサルタント  理央 周

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空中ヨガを愛知県半田市のヨガ教室「ヨガの華」で初体験:一流の経営者の条件

今日は半田にあるマーケティング寺子屋3期生、竹内華奈子さん主宰の「ヨガの華」で、
空中ヨガを初体験してきた。(⇒ ヨガの華 ホームページ

まず、ヨガの華は愛知県の半田にある「ヨガ教室」
名鉄知多半田の駅から、車で5分。知多半島道路の半田インターからもほど近く、
駐車場も充実した、落ち着いた静かな場所にある。

今日は、知多半島初の空中ヨガということで教室でレセプションパ-ティーがあった。
で、この空中ヨガ、ボク自身も全く初めて。
参加者の皆さんが、続々と5人ずつ3分くらいインストラクターさんのアドバイスでやってみている。

ボクもさせていただいたけど、想像していたよりもずっと心地いい。
まず、最初は教えてもらえる通りにハンモックのような布に体を預けていく。
この布の肌触りが、なんだかスッキリ、でも柔らかく気持ちいい。

包まれるようにして、こんな感じで入っていけるので、心身ともにリラックスできる気持がしてくる。
これは病みつきになりそうなのだ。

マーケティングにおいて、自社プロダクト(=製品やサービス)は独自性が無いと売れない。
それは競争が激しいからである。

ヨガ教室も同じことで、お客様から見たらどこも同じ。
そこで、独自の価値で勝負し「あ、ここ私にぴったりだ」と思わせるようにしていく。

「値引き以外で」

そこが難しいとことなのだが、ヨガの華ではもともと人気のヨガ教室に、「空中ヨガ」という知多では初めてのメニューを取り入れた。

空中ヨガは、ボクが体験して分かったんだけど、楽しいのでリラックスもできるし、ヨガだから体にもいい。しかも新しい。ということで、ヨガの華として空中ヨガを取り入れることで、顧客にはマーケティングとイノベーションを同時に提供できている。

これによって、ブランド価値は向上し、値引き合戦に巻き込まれることも避けられる。

華奈子さんの素晴らしいところはその「スピード感」にある。
もともと、主宰の華奈子さんは3期の今年の初めくらいにこの空中ヨガを何かのメディアで見つけてきて、「面白いしやってみたいと思います!」とキラキラした目で言っていた。それから半年もたたないうちに、こんな感じで実施し、法人化もした。(写真左が華奈子さん)

収益を好転させられる経営者の特徴は、

- スピード感
- 素直さ(必要なことは取り入れられる謙虚さ)
- 勉強熱心なこと(時々刻々と変わる世の中に対応していこうとする姿勢)

にある。

3つそろっている華奈子さんとヨガの華、
これからがますます楽しみなのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周

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名古屋 栄 久屋大通の隠れ家サロン:オリエンタルサロン メディケイド ゼロ

琉球総本舗(株)さんが、
名古屋栄に、『oriental salon Medicaid zero (オリエンタルサロン メディケイド ゼロ)』をオープンした。

内装も落ち着いていて、こんな感じのいい雰囲気。

社長が沖縄出身とのことで、こんな感じの掛け軸があって、よりリラックスできる。


東洋医学に基づき、"あなた本来の美" に気付いてみませんか?
をテーマに展開していくとのこと。

もともと、マーケティング寺子屋第3期生、社長の石川氏は、東洋医学と西洋医学を合体させて、
独自の価値を、患者さんや来院者さんに提供している。

できそうで、なかなかできない「新結合」なのだ。

顧客にとって、診療や施術の腕がいいのは当たり前。ここに行き、リラックスして帰ったことを総合して判断し、満足度、ひいてはクチコミへとつながる。これらが合わさって顧客体験が最大化されるのだ。

今日は大阪で美幹塾を主宰しているMisato さんが名古屋によってくれたので一緒に立ち寄った。

今回は名古屋の中心に店舗を出して都市部への展開を広げた。
ボクにとって、寺子屋の塾生が結果を出して行くことを見るのが一番うれしい。


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ビジネスは人とのご縁:製造業のためのイノベーション発想術

昨日は一番最初に勤めた会社の方にご依頼いただき、「製造業にとって新しいとは何か~イノベーション発想術」をテーマに講演をさせていただいた。

ボクのキャリアの大半ひ、マーケティングなのだが、この会社だけはB to Bの製造業で生産管理をしていた。

30年前に、社会人としてのスタートを切ったこの会社でお世話になった方には、社会人として必要な事の多くを教えていただいた。

人として、ビジネスパーソンとして、何をどう判断すべきかを公私ともに教えていただいたのだ。

詳しくは、2冊の時間術の本にも書いたのだが、生産管理での効率を求める思考と、マーケティングのある意味芸術性を求める、相反する考え方が、ボクの特徴なのだが、この企業、そしてこの方のご指導があってのことだと、今でも感謝している。

  


26年前に退社したこの企業の尊敬する方から、このようにお仕事を依頼していただくのは、この上なく光栄だ。

不出来な部下だったが、26年経って少しだけ恩返しができたような気がする。

「仕事」は、やはり人なのだ、ということをあらためて教えていただいた。


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【顧客中心主義】~マーケティング白熱ライブ2015 マーケティングアイズ4周年記念イベント

4周年記念ビジネスライブ






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顧客価値を表現する河合塾千種校前のネーミングライツ

今日、名古屋の千種駅前の歩道橋にあったこの文言、
「河合塾 千種ビクトリーブリッジ」とある。

よく歩道橋にある、「ネーミングライツ」というやつ。
シアトル・マリナーズの「セーフコ・フィールド」は保険会社だし、
サッカーJリーグの東京スタジアムが「AJINOMOTO STUDIUM」になったのも、
企業がその場所や建物などに「ネーミング」し、その命名権をお金を出して買う、というもの。

なので、大半が「企業名」プラス「その建物」になっている。

でも、この歩道橋は「河合塾」という企業名に加えて、
歩道橋をイメージしているのか、絶対合格するという意味も込めて、
ビクトリ-・ロードと名付けているのだと思われる。

考えてみると、河合塾という名前そのものは、比較的認知度は高い。
しかもこの千種校は、歴史の古い予備校。
今さら、河合塾と謳っても、みんなしているのだ。

しかし、「この歩道橋は勝利(=合格)への道なのだ」
というと話は大きく違ってくる。

河合塾にとってのお客様、受験生や予備校生が本当に欲しいのは、
河合塾ではなく「合格」つまり、
受験での勝利なのだ。

そこをしっかりと出している、秀逸なネーミングライツと言える。

サザンの「葡萄」に入っている名曲、アロエのように、
「とんがらなくってもいい」のである。


ちょっと工夫すれば、全然違うものができる。
そして、目立つ。

ではどうすればいいのか、というとお客様が本当に欲しいものは何かを、
徹底的に考えることに1日を費やせばいい。

顧客中心主義でいれば、こういう発想は出てくるはずである。


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Business Journal ビジネスジャーナルへの寄稿:イノベーション発想法とクリエイティブ・コンフィデンス

月いちで寄稿しているBusiness Journal。今月のテーマは、イノベーション発想術

柔軟な発想こそが、市場に風穴を開けることができる。

現状を打破することでしか、市場に生き残ることはできない。
適者生存はビジネスの世界でも同じなのだ。


市場に打ち勝つためには何をしたらいいのか、上司や部下、得意先や仕入れ先とどう接すればいいのか、についてを、
具体的に書いた。

クリエイティブ・コンフィデンスという考え方もあるとのこと。↓

  

実はこのテーマは最近、講座としても「現状を打破したい中小企業」の方々に依頼される。
どうしても経営者たちは「今までのお客様にいつもの製品を」という発想から抜けられないようだ。


記事はこちら⇒ 「いちご大福、iPhone...ヒット商品はなぜ生まれたのか?簡単な画期的発想法と阻害要因

また、別なアプローチは3冊目のこちらでも詳しく書いているので参考に。

 

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感想(1件)


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時局4月号への寄稿文:差別化よりサービスの独自化

名古屋発のビジネス誌「時局」4月号「マーケターの発見力」への寄稿文。

テーマは「独自のサービスで勝負」
無理な価格の値下げや属人的なサービスでの差別化では、自社のプロダクトがすぐにコモディティ化してしまうのは、昨日のブログで書いた通り。

おもてなしの心、ホスピタリティで独自のサービスを徹底的にすすめていくことで、愛され選ばれる企業になることができる。

今号では引越会社で実践されている靴下のはき替えなどのの事例を元に記事にした。

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中小企業の新製品・新業態開発:コメダの和風喫茶おかげ庵のスキマメニュー

コメダの和風喫茶「おかげ庵」
曜日、時間帯に関わらず、いつも満席に近い。

ボクがよく利用するのは、モーニング。
といっても、名古屋によくある「トーストとゆで卵」ではない、「お茶の子セット」


ボクの場合、日課として朝ご飯を食べ、ペットのコーギーの散歩に行ってからひと仕事。
これでだいたい10時頃になるので、一息入れにカフェに行く。
その時、ランチまでの間に小腹が空いていたら、やはりこの和菓子を食べることもできるので、おかげ庵を選んでしまう。

和風喫茶という独自性も活かしつつ、モーニングとランチの合間の「スキマ」になる時間帯にもしっかりとメニューを用意しているのが、売れる理由。

この発想は、中小企業のビジネス拡大や商品・サービス開発の大きな参考になる。




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歴史ある企業:千古乃岩酒造に学ぶ日本酒の伝統と重み

今日は塾生でもある、岐阜県土岐市にある、創業109年「千古乃岩酒造」さんに行ってきた。


千古乃岩酒造初めて見る酒蔵の中は壮観。
こんな感じで、酒をかき回して醸造していく。

酒蔵に入った瞬間に、かぐわしい、なんともいえないお酒の香りが。上質のカシミヤと絹のような感じだった。


千古乃岩酒造また、建物そのものも重厚で華麗。
店舗も併設されていて、歴史の重みを感じさせる。


千古の岩日本酒の奥の深さを感じることができた。

とてもいい体験をさせてもらうことができた。


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ひつまぶしの名店あつた蓬莱軒での勉強会:140年の老舗に学ぶ顧客サービス

ひつまぶしの老舗、名古屋市熱田区にあるあつた蓬莱軒での勉強会に行ってきた。

明治6年の創業、142年続いているとのこと。司会の方が、五代目の女将にお話を聞くという内容の勉強会だった。 


創業140年の老舗から学んだこと         

学ばせていただいたのは、


「当たり前のことを当たり前にやってきただけ」
「いい人材に恵まれた。人は宝です」

という素晴らしいひとこと。

顧客サービスのことに話が及ぶと、一番にお答えになられたのが、

「美味しいものを食べていただくこと」
そして、
「笑顔で帰っていただくこと」
とのことだった。


名古屋で蓬莱軒と言えば、誰でも知っているのはもちろん、ひつまぶしの代名詞になっている。
一番に想起されるのだ。

広告などもほとんど打たれていないとのこと。
クチコミで広まって、ここまできている。
それもそのはず、
「美味しいから」にほかならない。


蓬莱軒はなぜひつまぶしの代名詞なのか?      

心に響いた言葉は、
「美味しかったら、必ず人から人に伝わります」
というひとこと。

飲食店に行くのは、広告がきれいだからとか、値引きをしているからではない。

大事な人と、美味しいものを、楽しく食べに行くのだ。

ということを、再度思い起こさせていただけた一言だった。

さらに、

「うちは独特の味をこれからも守り続けます」

という言葉に、「何を」買っていただくのかという原点を絶対に忘れないという信念を感じた。
ひつまぶしは世の中に多いけれど、やはり蓬莱軒さんを一番に思いおこすのは、この味だからである。

ちなみに、ボクが書いた3冊目の本にも蓬莱軒さんを取り上げさせていただいた時に、そのお礼ということで女将からご丁寧なお手紙とお礼をいただいた。(その時の記事はこちら→ あつた蓬莱軒のお客様へのおもてなしの心)今日やっと、その時のお礼を申し上げることができた。

今日は、うまきと、

うまきあつた蓬莱軒さらに熱田神宮に献上するお酒「草薙」、
そしてもちろんひつまぶしをいただいた。


あつた蓬莱軒ひつまぶし.jpg
流行っている有名店になるには理由がある。
ということを、学ばせていただくことができた勉強会だった。

■蓬莱軒から学んだこと■
  1. 独自の味を守り続けることこそが、お客様への価値になる
  2. 美味しいものを提供することが自社の事業。そこから外れないこと
  3. お客様に毎日相対している従業員こそ宝である

*蓬莱軒のことも書いた、イノベーションをテーマにした本はこちら ↓



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No. 1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡:自動車販売・カーディーラー業界での独自化差別化

No. 1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡 読了。

レクサス星が丘店の奇跡
レクサス星が丘が全国で1位になる理由  

自宅から近いこともあり、ボク自身もよくこのレクサス星が丘店の前を通る。
そうすると、ホテルのベルボーイのような姿の方がいつもいる。
この本によるとこの方は「早川さん」
レクサスが店舗の前を通ると、自店舗で買ったかどうかにかかわらず、かならずお辞儀をするという。

レクサスに限らず、カーディーラーは小売業である。
極端に言うと、「レクサスはどこで買っても同じ」になる。
したがって、名古屋でいえば星が丘店、昭和店などなど多くの販売店があるが「レクサスそのもの」は同じレクサスになる。

また顧客側からすると、必ずしもレクサスだけが自分が欲しい車だとは限らない。
メルセデスやBMW、ジャガー等の外国車も選ぶうえでの選択肢になる。

非常に厳しい競争の中での顧客の争奪戦、ということになる。

この星が丘店はその厳しい競争の中で全国のレクサス店でも1,2位の成績を出していて、全国から見学に来るという。そのポイントは「従業員のホスピタリティ」にある。


レクサス星が丘が売っているのものはなにか?  

しかし、ひとことにおもてなし、ホスピタリティと言ってもそう簡単ではない。
現に著者は従業員に取材した時に「特別なことをしているつもりはなく普通のことをしているだけ」という意識で皆さんがいたと言っている。

きっとこの次元まで従業員の意識レベルを上げていくことが重要なのだ。

前述したように車そのものはどこで買っても同じもの。
しかし、車のような高額の商品は購買の意思決定をするまでに多くの要素を考える、いわゆる高関与商品。買う側からすると、関与する要素の中で販売員の方々の態度や思い入れが大きく意思決定を左右するはずである。

レクサス星が丘店では、最高品質の「顧客への思い入れ」を従業員が当たり前のようにやっているという他では類を見ない事例と言える。

ボクは販売員のマナーなどは専門分野ではないが、この本を読む限りレクサス星が丘店の従業員は「クルマ」のではなく、「顧客の車に関する幸せ」を売っているという意識でいるはず。

つまり自社の事業の定義を「車の販売」ではなく「顧客の移動手段の時の幸せを提供」としているのである。

売り手目線から買い手目線へ。
簡単なようで難しいことを難なくこなしているこの店の神髄を知ることで、自社の顧客サービスを見直したい経営者や迷っている営業マンにはおススメの一冊である。




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Amazon インスタント ビデオのプロモーション:クーポン活用とアマゾンの事業の定義そして強さ

先日アマゾンで本を買ったら、「Amazon インスタント ビデオ」のクーポンが掲載されているメールが来た。

amazon instantstore1.JPG
Amazonではあまりないクーポンの使用はありかなしか?     

額面は200円で、キャンペーン期間は10月1日から11月30日までとのこと。
クーポンが付与されるのは、マーケットプレイス以外のほとんどの商品が対象で、
クーポンを利用できるのは、映画やテレビ番組などのAmazonインスタント・ビデオストアの全商品が対象とのこと。この中にはレンタルも含まれる。

ボクが在籍していた頃から、ギフトならともかくアマゾンがクーポンを出すことは珍しい。
また、ほとんどの商品を対象にしていることも同様である。
ただ、よく考えてみると新しく動画をレンタルまたは購入できるストアで、さらに自社に囲い込むためのハードウエアであるキンドルでももちろんのこと観ることができる商品なので、初めてのことに力を入れてトライアルを促すのは非常に順当な戦術だと言える。

動画をレンタル、購入,視聴できるサイトやショップと言えばITunes、Gyao、DMM、TSUTAYAと数多い。その市場にアマゾンも参入していくということになる中での今回のこのプロモーションになる。


amazon video instantstore2.JPGAmazonの強みの源泉は自社事業の強みから離れないこと     

第3者としてアマゾンを見ていていつもなるほど、と感じるのは「小売業」という自社の事業の軸からぶれていないこと。

創業者のベゾス氏はいつも「顧客体験を最大化せよ。顧客中心主義であれ」と繰り返し社員に強調していた。「より便利に、1秒でも早くお客様が買えるようにせよ」という意味である。

アマゾンのインスタント・ビデオストアもその一環ということでうなずける。





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アイデアのつくり方:売れる製品・サービスを生む企画の出し方は一連の過程から

「アイデアのつくり方」を読んでみた。
著者はアメリカ広告界の大御所、といった感じの方。とても面白く、かつ内容があり参考になった。


アイデアのつくり方
あらためてなるほどな、と感じたのは、
「アイデアの創り方はフォードの生産ラインと同じで、一定の明確な過程である」という点。


一般的には、アイディアというものは突然降ってわいたようにひらめくもの、
という常識があるけれど、実はそうではなくプロセスの中でアイディアをひねり出し、仕事につなげていくという考え方になる。

この本は、広告を開発するときに、コンセプトを決め戦略を明確にしていき、アイディアをもとにクリエイティブを開発する過程を指しているのだと思われるが、このプロセスは広告開発以外の仕事の時も同じである。

さらに、アイディアがすべての起点になる、という点においても同じこと。
画期的なアイディアを具体的にして初めて、競合他社よりも秀でた製品やサービスができる。


この点は、竹内氏が巻末の解説でポアンカレの言葉を引用して、
「無関係と思われているものにある関係性から美的直観を生み出す」と言っていることにも通じる。

イノベーションの源泉は、新結合と呼ばれる既存のものどうしを合体させることから始まるわけだし、
その時に出てきたアイディアを具現化し、運用し改善を続けるサイクルを続けていくことで成果を出していくのが仕事である。

この本には「こうすればいいアイディアが生まれる」という手法論やノウハウはそれほど書かれていない。しかし、アイディアを生み出すということはなにか、生み出すことの意味が書かれている。

実際に何をすべきかは読者にゆだねられているのだ。

ボクはビジネス書の在り方はここにあると思う。
手法だけを学んで真似ても何も生まれない。
先人やプロフェッショナルが書く、考え方にヒントをもらい自分なりに昇華させ仕事につなげることが読者の仕事である。

その意味では、広告にかかわる仕事をしている人以外、
企画営業の人や、経営者たちにも読んでほしいおススメの一冊だった。




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理央 周


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2冊同時のダブル新刊は、

☆ こちら⇒ 「なぜか売れるの公式  と、

☆ こちら⇒ 「「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」

マーケティング思考でITサービス業界を改革:ITIフォーラム2014in東京


《ITIフォーラム2014in東京》
で基調講演をさせていただきます。

ITイノベーションさんが、東京、大阪、名古屋で定期開催されているこのイベント、

今年のテーマは、

「~時間・空間を超え、新たな価値を生む~ITのイノベーションがビジネスイノベーションをもたらす
とのこと。

私は、基調講演として「マーケティング思考でITサービス業界を改革」というテーマでお話しをさせていただきます。

内容としましては、
- マーケティングとは:その定義
- 売れる仕組みの公式:3つの要素の掛け算
- イノベーションとは何か:新しい価値を生み出す4タイプのイノベーション
- 大企業の事例から学ぶイノベーション発想法:アマゾン、ザッポス、スターバックスなど


盛りだくさんで1時間のお話しになります。
ご参加の予定者が200名とのこと、とても光栄に思っています。

フォーラムの開催概要は以下になります。

◆ 開催日時     2014年11月19日(水)
 − セミナー     14:00~18:00(13:30受付開始)
 − 情報交換会    18:10~20:00
◆ セミナー会場     ホテル ルポール麹町 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-3
◆ 参加料     セミナー:無料
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皆さまとお会いできることを楽しみにしています。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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日本のゲームソフト開発会社が洋ゲーに対抗するには:売り手と買い手のギャップ

Wedge 10月号の記事「開く洋ゲーとの差 凋落激しい"元ゲーム王国"日本」に、驚いた。

 世界のゲーム市場における日本ソフトメーカーの立ち位置 

ボク自身、ゲームをやらないのでわかっていなかったのだが、
日本はゲーム王国、ジャパンクールはゲームの世界でも当てはまるのだと思っていた。

記事によると、海外のゲームは多大な開発金額をかける。
2013年度世界で最も売れたゲームソフト GTA V は約270億円、ハリウッド映画の「パシフィックリム」の200億円を大きく上回る開発費を投資したとのこと。販売累計は、14年3月までで3300万本。ポケモンの約3倍とのこと。

海外の対策は100億円以上かけ、500万本でペイするという世界の中、いわゆる日本発のゲームは洋ゲーに押されている。

そしてその要因が「五右衛門風呂」にあると指摘している。
日本のソフトメーカーはこのような状況の中、開発費も上がりソフトも売れない時代に入ってくると守りの姿勢に入ってしまう。

経営上の投資などもできず、新しいアイディア、画期的な企画よりも無難で「そこそこ売れる」見込みのあるソフトに走ってしまうので、より悪循環になる。そしてガラパゴス化した携帯が海外メーカーにやられっぱなしになったのとにた状況に陥っているとのことも指摘している。

ボク自身、独自進化する、という意味でガラパゴス化はけして悪いことではないと思う。
しかし、独自進化したプロダクトが市場に受け入れられなければ、何の意味もない。

携帯電話で海外メーカーに先んじられたのと同じ状況に簡単に陥ってしまうのだ。


 五右衛門風呂の中でガラパゴス化するメーカーがすべきこと   

ゲームソフト業界が、安易にソフトを開発したり競合から後ろ向きになり、保守的になっているというわけでは,多分ない。現在の環境から、いったん窮地に陥りかけているのではないだろうか。

実際、妖怪ウオッチやミクシィのモンスターストライクなどの「スマホ ゲーム」のヒット作を生み出している日本企業も多い。

記事にはの本のメーカーはゲームソフトを「日本市場の好み」にしてしまうとのこと。
日本のゲーム市場はスマホでのものが伸びており、据え置き型のゲーム機は縮小しているのであれば、海外には据え置き型で楽しめるコンテンツにしていくなどが必要であろうと思われる。

コンテンツの開発も自社独自の強みから発するべきだが、ターゲット層に指示されるにはインサイト(=消費者の本音)を発見してプロダクトにも入れ込めばよい。現地現物でユーザーの使用状況を見るコトから始めてユーザーの潜在ニーズを発見することが必要になる。

Wiiを出したときの任天堂と同じで、ゲームをする人々の潜在ニーズは実は「手軽に」「そんなに精密な画像よりもちょっと楽しく」という所にあるかもしれない。企業の売り手目線と、ユーザーの買い手目線は,たとえ同じものを見ていても時にギャップがあるのだ。

日本が誇るゲームソフト。これからの飛躍が楽しみなのだ。




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理央 周


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"Kingdom" game based on "intense difference decline of the Western gate to open Japan" in, I was surprised article of October issue Wedge.

Although I did not know myself, so do not do the game,
I thought the game Kingdom, Japan cool and said that it also applies in the world of the game Japan.

According to the article, overseas games put a tremendous amount of development.
Game software GTA V which is the best selling in the 2013 world and invested development costs significantly higher than about 27 billion yen, a 20 billion yen of the Hollywood movie "Pacific Rim." Cumulative sales is 33 million lines up to March 14. Thing and about three times the Pokemon.

In the world measures of overseas over 10 billion yen or more, that pay at 500 million bottles, of so-called game from Japan has been pushed to the western gate.

And I have pointed out in the "Goemonburo" is the factor.
Under such circumstances, software manufacturers in Japan would enter into defensive posture and comes into the era that does not sell and soft development costs also rise.

Can not be well as investment in management, since would run new ideas, the software is "sell decent"'s always better than the innovative planning prospective, become a vicious circle more. And it is also pointed out that it and have fallen into a similar situation a mobile that was Galapagos has became leave beaten to overseas manufacturers.

I think Galapagos is not a bad thing by poppy mean myself, that, to its own evolution.
However, products that you own evolution is not accepted by the market, does not mean anything.

And I would fall into easy situation same as was ahead of overseas manufacturers in the mobile phone.

Game software industry, to say that has become conservative emissions are backwards from the competition and develop software easily, maybe no. From the current environment, I wonder not lacks fall into predicament once.

In fact, Japanese companies has produced hits such as monsters strike of mixi and watch specter of "smartphone game" in many cases.

That manufacturers of this article is of the lead to the "taste of the Japanese market," the game software.
It is believed that the game market in Japan is growing things in the smartphone, game machine stationary if you're shrinking, would be necessary and go to content that can be enjoyed in the stationary type overseas.

Development of content should also emanating from the strengths of their own, but may be put Kome or in the product to discover the (real intention of = consumer) Insight to be directed to the target layer. It is necessary to find the potential needs of the user, starting from other view user activity at the site kind.

Game software that Japan boasts. Leap from now's the fun.

中部産業連盟月刊マネジメント専門誌プログレスProgressに掲載:イノベーション発想術

一般社団法人 中部産業連盟さんの月刊マネジメント専門誌「プログレス Progress」2014年9月号に、寄稿文を掲載していただきました。


中産連 プログレス Progress

テーマは、「経営者にとって"新しいとは何か?"イノベ―ション発想術」。

今一番多くの方々から講演のテーマとして依頼をいただく内容になる。
新しくなければいけない、古いものに意味はない、という考え方ではなく、
マーケティングは「顧客に価値を提供する」ことで収益を好転させていく。
イノベーションは、「その価値は新しい方がいい」という理解である。


潮流 一般社団法人 中部産業連盟ビジネスにおいて、画期的な新製品を世に出すこと、多大な設備投資による技術革新だけがイノベーションではなく、既存のプロダクトを結合させることで、十分顧客に新しい価値を提供するとができる。

経営者は、組織としてイノベーションを生み出せる企業文化を醸成しなくてはいけない。
そのためには、従業員の思考を停止させてはいけないのだ。

SAM(=Society for Advancement of Management、経営近代化協会)さんでもお世話になっている中産連の皆様、素晴らしい雑誌に寄稿の機会をいただきありがとうございました。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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Index Rights 株式会社インデックスライツのビジネスモデルとイノベーションが日本の製造業に指針を示す

Index Rights: Global Manufacturing Magazine」をいただいた。


インデックスライツ創刊号Index Rightsとは                 

すべて英語で書かれているこのマガジンは、
「自社製品の価値を高めるために、独自の加工技術や優れたパーツを供給してくれる優良なサプライヤーを常に探している世界の経営者たち」
に届けられるとのこと。

読んでみると、日本の製造業の技術がかなり詳細にわたって取材され説明されている。
日本が誇る最先端で最高レベルの製造業の技術が、こと細かにそして自社独自の技術で顧客に何を提供できるかが描かれているのである。

Index Rightsがなぜ雑誌なのか?         

記事の構成や内容、そして写真までがまるで一流ファッション雑誌のようなクオリティーであることがこの雑誌の特長でもある。


Index Rights 第2号そもそもこの雑誌を作成している株式会社インデックスライツは、製造業数社が集まり組織された企業。モノづくり大国の日本を支える経営者たちの集団なのだ。 拠点を名古屋、福井、フランクフルト、シリコンバレー、シンガポールにおき、この雑誌を媒体として自社を含めた日本の製造業を世界に向けて発信していくと のこと。

もちろんこの株式会社インデックスライツさんはWebサイトも運用しているが、このように「雑誌」という紙の媒体を創られている 点が素晴らしい発想だと言える。雑誌という媒体は、「電波、電源、機械」画なくても読むことができるし、さらにこのような質の高い情報を正確にじっくりと 伝えるのに最適な媒体である。

媒体には特徴があり組み合わせて相乗効果を出すことが必須になる。
その意味でもこの雑誌とWebの組み合わせは素晴らしい。

製造業  B to B のマーケティングとビジネスモデルの創り方       

この雑誌は世界の企業に配布され、「うちの会社に応用できるな」と感じた企業はIndex Rightsまたは掲載企業にコンタクトをしてビジネスが始まるという流れになる。このような一連の流れを持つ仕組み=ビジネスモデルは非常にユニークで効果的である。


インデックスライツ第2号表紙部品メーカーなどの製造業においては、自社の技術を活かしてもらうために詳細まで理解してもらう必要がある。したがって、動画や雑誌広告を一目見たからと いってすぐにレスポンスが来るとは限らない。このIndexRIghtsには、掲載企業の特質や製品の内容画事細かに掲載されているため、自社の製品の生 産技術に関して応用できそうであればコンタクトをしたくなる。さらには、サンプルまで入手できる仕組みにもなっている。

日本が誇る製造業は何年も前から過渡期に来ていると言われている。
私も多くの相談を受ける中で、もちろん私見ではあるが、自社のビジネスを狭く定義しすぎている企業が多い。

拙 著「ひつまぶしとスマホは、同じ原理でできている」でも書いたように、既存の価値観や固定観念に固執すると新しく画期的な発想が出てこない。たとえば、 「うちの会社は車の部品を作ってきたんだから、航空機産業になんか進出できない」という発想になってしまう。これではひろがりができないのである。

口で言うほど他業界への営業展開が容易ではないとは思うが、少なくとも心理的には柔軟であるべきである。その点もこの雑誌の発想は新進気鋭の心意気が読み取れる。

日本を指させる製造業の一つの在り方を指し示す、素晴らしい媒体であり、かつビジネスモデルだと言える。*インデックスライツのサイトは⇒ こちら



マーケティング コンサルタント
理央 周


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I got the: "Global Manufacturing Magazine Index Rights".

This magazine is written entirely in English,
"Managers around the world are always looking for a good supplier in order to enhance the value of their products, willing to supply parts and excellent processing technology of its own"
Things and be delivered to.

When I read, and are described technology of manufacturing industry in Japan is interviewed in a fair amount of detail.
For he has drawn what technology of manufacturing the highest level, or can be provided to customers in the technology of its own and to be fine at the cutting edge Japan boasts.

Thing to photos and content, and structure of the article is a quality such as the top fashion magazines like is also a feature of this magazine.

Originally Rights Index Corporation has created this magazine, companies organized several companies manufacturing industry gather. It's a group of managers who support Japan's manufacturing powerhouse.
It was placed Nagoya, Fukui, Frankfurt, Silicon Valley and Singapore offices, and with the will to disseminate to the world in the manufacturing industry of Japan, including its own as a medium of this magazine.

This Index Corporation's Rights is also hosting a Web site, but of course, it can be said to be a point where the idea is made the medium of paper called "magazine" in this way is great. It is possible to read even without "radio waves, power, mechanical" picture, and the medium of magazines, is the best medium to convey carefully exactly high-quality information such as this further.

Putting out a synergistic effect features in combination have become essential for the media.
The combination of the Web and this magazine is also great in that sense.

Companies that this magazine is distributed to companies in the world, felt the "Do not be applicable to the company of" inside will flow business that begins to contact the above companies or Index Rights. Mechanism = business model that has a flow like this is effective in very unique.

In the manufacturing industry, such as parts manufacturers, there is a need to get to understand to detail in order to get leverage their technology. Therefore, it is not always the response is to come soon because you are at first glance the magazine and advertising videos. This IndexRIghts, because it has been posted on the contents of the image-blown product and the nature of the above companies, you'll want to contact, if likely to be applied for the production technology of their products. Furthermore, it is also a mechanism available to sample.

It is said that the manufacturing industry in Japan is proud to have come in transition from many years ago.
In which consulted many, I also there in my opinion of course, but companies that are too narrowly defined their business in many cases.

As written, "smartphone and Hitsumabushi is made of the same principle" even my book, a new and innovative idea does not come out when you stick to stereotypes and existing values​​. For example, it becomes the idea "of a company of which You've actually made ​​a part of the car, can not advance softening in the aircraft industry" and. Spread is not possible in this.

I think business development to other industry is not easy enough to say in the mouth, but should be flexible psychologically at least. Point also read the spirit of the up and coming idea of this magazine.

It can be said that point the way of one of the manufacturing industry to point to Japan, it's business model and is a great medium.

名古屋 栄のサムギョプサル ベジテジ屋:女性客に人気がある理由と分析

お気に入りのサムギョプサル専門店「ベジテジ屋」に久しぶりに行ってみた。
相変わらず美味しい料理とスイーツをいただいた。


飲食店がリピートされるのに必要なこと                    

まず最初に「おっ」と感じたのは、
メニューがいい感じの雑誌風になっていたこと。

まず表紙は、おしゃれな情報誌風。
ベジテジやの雰囲気にもマッチしている。


ベジテジ屋メニュー表紙そして中のメニューページも色鮮やかな写真と、
美味しそうなストーリーを語ってくれる文章の組み合わせ。


ベジテジ屋メニューただ単に、「サムギョプサル 1500円」と、文字で羅列してあるだけのメニューでなく、写真も能書きもきっちりとあるため印象に残るため、覚えてもらいやすい。

お客様がリピートしなくなる最大の理由は「忘れてしまう」から。
そのために、CRMの手法を駆使してDMやニュースレターを送ったり、
会うとバウンドコールといわれるお客様への電話をする。

このメニューを見れば、まずはその場で今日美味しかったサムギョプサルの印象が、
深くつくことは間違いない。

女性で満員だったベジテジ屋が好かれる理由は?              

この日もベジテジ屋は女性客でほぼ満席、
しかも2、30代のとてもおしゃれな女性たち同士のグループや、カップル、
二人組が大半だった。

女性にすかれる店の特徴は、こぎれいなこと。
清潔で、少し可愛い感じが入っていること。
それも「ブサかわいい」くらいが一番いいようだ。
忘れがちだけど大事なこと。

お客様は、飲食店で食べるものが美味しいのは「当たり前」と思っているし、
美味しさは、内装や手任さんの対応、スピードや気遣いすべてが影響する。

だからこれらをよくするのは当たり前のことで、
まずは店のコンセプトを明確にすること。
次に「この店でしか体験できない」なにか、
例えば名物メニューなどを提供することが必須条件になる。

ベジテジ屋でいえば、このスイーツ、「パッピンス」が名物。
韓国オリジナルのスイーツで、
トッピングも具材も数種類から選べるのが楽しい。
周りを見るとほとんどのテーブルでオーダーされている。


韓国スイーツ ポッピンス
どんな業態のビジネスでも同じだけど、
「その店に来る理由」を明確にしなければ、お客様に覚えてもらえないし、
来店してもらえない。

女子モテする店を創るには?                           

基本的に「女性が来る店に男性は来るけれど、男性が中心の店に女性は来ない」
ので、女性に人気の店を創ることは重要なのだ。

ではどうしたらできるのだろうか?

様々な方法はあるが、やはり当たり前のことを当たり前にやること、
「女性目線」になることに尽きる。
女性スタッフでコンセプトを固める、
女性のインテリア・コーディネーターに外装内容を依頼するなど、
そもそものところから着手することもできる。

売り手目線で選ばれる時代はもう終わっている、
買い手目線になって、コンセプトの段階から顧客中心主義になるべきなのだ。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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I have to go for the first time in a long time Samugyopusaru specialty store your favorite "Bejiteji-ya".
I had an delicious food and still Suites

It was felt that "Oh" in the first thing,
That it had become a magazine-style feel good menu.

Cover, stylish magazine-style first.
It is also matches the atmosphere of and Bejiteji.

And also in the menu page and colorful pictures,
Combination of text tells us a story that seems to be delicious.

In order to remain in the impression for merely, rather than the menu as "Samugyopusaru 1500 yen", and only then are enumerated with a letter and photograph also boasting it is tight, easy to get to remember.

the biggest reason customers will not repeat from "forget".
To do so, you can send newsletters and DM to make full use of the technique of CRM,
Put in a call to the customer which is said to be bound calls and meet.

If you look at this menu, first impression of Samugyopusaru was good today on the spot,
There is no doubt that you get deep.

Bejiteji-ya is almost full of ladies who this day,
Moreover, groups and very stylish women of 2,30 between generations, couples,
Duo were the majority.

Feature of the store to be liked by women, be neat.
The clean, that cute little feel is on.
It seems to say the most about "cute Busa".
It's easy to forget, but important thing.

Customers, to believe that what you eat in the restaurant is delicious and "natural",
The taste, corresponding Tenin's interior and, all concern and speed is affected.

So to better these By commonplace,
First, to clarify the concept of the store.
Then "it is not possible to experience only in this store" something,
For example by providing such specialties menu becomes essential condition.

In terms of the Bejiteji shop, this Suites, "Pappinsu" is famous.
Suites in the Korean original,
The fun topping ingredients also be able to choose from several types.
It is ordered in most tables If you look around.

But it's the same in the business of any business category,
If you do not clear "Why come to the store", to not get to remember our customers,
Not get to visit.

"Men come to the store a woman come, but man is not come to the store of women-centric" basically
So, making the store a popular women's important.

In What could I do?

There are various methods, things to do in a natural matter of course still,
It comes down to be a "female glance".
I solidify the concept in the female staff,
Etc. ask the exterior to interior content coordinator of women,
It is also possible to start with a place of first place.

Era that is selected in the seller glance is all over with,
Become a buyer perspective, we should he become customer-centric from the concept stage.