毎年楽しみに観るM 1グランプリ。今年はミルクボーイが優勝。
確かにコーンフレークのネタはまた見たくなるような面白さだった。
今年は、本選前の敗者復活戦から観たが、予選、本選、そして終わった後の反省会までが、ずっと観続けたくなる仕掛けがあった。
その一つが、この投票の仕組み。
予選の際、スマホでM1のサイトに行くと、この写真のように「最終予選から本選に行ける敗者復活組」をみながら、自分が見た内容に沿って採点をつけられるようになっている。
まるでメモ帳のようだ。
M1の本選は、さすがという感じで面白く、終わった後も今年は特にそうだったのかもしれないが、余韻が残る。
昨年は、本選後のさらに後の懇親会的な場での発言が炎上したりということもあったが、今年はM1の打ち上げの会もネットで映されていた。
漫才好き、お笑い好きは、このようにネットを通して、舞台裏や芸人さんたちの素顔をみることができるようになった。
メディアとしての地上波も、この新しいメディアの活用をどう扱えばいいのか、これまで試行錯誤していたように感じるが、このM1のテレビとネットの相互活用をみると、伝統メディアとネットの複合的な活用の姿が見えてくる。
その意味でも、とても面白いM1グランプリの放送だった。
マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)
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関西学院大学 経営戦略研究科は修士課程。ビジネススクールで英語で教える国際経営コース。
私の担当科目である、マーケティングコミニケーション第3日目の昨日は、コミニュケーションにおける目標設定と、展開のための戦略と戦術について。
マーケティングコミニケーションにおいて、複数の選択肢の中から、自社製品にとって最適な目標を設定しなければばいけない。
目標設定の事例を複数で講義し、全員ディスカッションをした。
目標設定に伴って戦略と戦術を構築するのだが、戦略と戦術の違いを把握しないと、実施時の投資対効果が悪くなるので、この点を重視して昨日はディスカッションした。
そして、UGGブーツの事例をもとに、目標設定、戦略、戦術をテーマに、13名を3チームに分け、それぞれで簡易プレゼンテーションをさせた。
この段階で私が教師としてみたいのは、理屈やフレームワークをどの程度実務に落とし込むことができるかということ。もういってんはチームにおいて、どれだけ各位がリーダーシップを発揮できるかという点だ。
今回の講義においては初めてだもう1点はチームにおいて、どれだけ各位がリーダーシップを発揮できるかという点だ。
今回の講義においては初めての試みだが、全員しっかりとやっていた。これからが楽しみだ。
マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)
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友人のツイッターからの告知で、ジョージアのキャンペーンに応募してみた。
ツイッターでハッシュタグをつけてつぶやくと、抽選で新製品があたる、という販売促進。先日、やっと届いたのだが、まずは、こんなにかっこいい箱に入って届いたのに感動。
ふたを開けて、中を見てみると、このかっこいいボトルが2種類、それぞれ2本ずつ入っている。
さらになかなかかっこいいこのリーフレット。
中を開けてみるとこんな感じに、製品の細かな特徴や、おススメの美味しい飲みかたが書かれている。
このリーフレットに書かれているように、FacebookやTwitterなどでハッシュタグをつけて拡散してほしいと言う旨が書いてある。
【ジョージア コールドブリュー キャンペーンの販促手法】
このように、試に飲んでもらい、告知し、ひいてはファンになってもらう販促手法を、
「サンプリング」という。
これまでは、街頭や店頭などにキャンペーンガールがたち、
手渡しで道行く人たちに渡していたやり方で、手法自体は新しくない。
しかし、新しいのはSNSを使いユーザーに告知をしてもらい、
ユーザーたちが拡散していく点にある。
大手メーカーの飲料なので、安心して拡散できるし、
友人のおすすめなら、ちょっと応募してみようという気持ちになる。
SNSは信頼を得ることができるという意味で、Earned Media と言われる。
販促にツールとして使うことが、微妙に難しいのだが、
このキャンペーンでは、なかなかうまく使っている。
まさにSNS時代の上とTwitterなどのFacebookを組み合わせた、
統合型マーケティング(Integrated marketing communication)で あると言える。
マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)
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今日の日経新聞の記事より、「グーグル クローム」首位とのこと。
2016年4月の閲覧ソフトのシェア。
これまでの首位は、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー(新型ソフトのエッヂを含む)。
クロームが41.66%、IEが41.35% という僅差だが、初めての逆転ということになる。
記事にもあるが、ボクがネットに慣れ親しんだ1994年ごろのブラウザーは、
「ネットスケープ」いわゆるネスケというヤツだった。
それがあっという間に、IEが市場を席巻したという感じだった。
なぜなら、IEは当時からウインドウズに最初からバンドルされていたので、
ネットを見るなら否応無しにIE、という感じだった。
今のように、ネット閲覧そのものが一般的ではないので、
機能性よりも、最初からついている、
言い換えれば「わざわざダウンロードしなくてもよい」という利便性で、
シェアを獲得したのだ。
以降、多くのインターネットブラウザーが出た。
ボクは、長くFireFoxのユーザーだった。
その理由は、IEの動作が遅いこと、
そしてクロームはサクサクと動くのだが、当時アメブロの記事をアップするときの機能を多くカバーできていなかったからであった。
数年前からアメブロを書かなくなり、また、FireFoxの動作が遅いことから、
クロームに変えたのだが、意外とシンプルに使えるので重宝している。
この逆転の背景は記事にある通り、
- ソフトの欠陥でパソコンが攻撃を受けやすかったこと
- グーグルのアンドロイドのスマホにも採用されているためお気に入りなどが各端末で同期されやすいこと
が挙げられている。
いっときの覇者も、こうやって逆転される。
事業には必ず、栄枯盛衰がある。
そのための戦略的な準備は、マイクロソフトにでさえも必要だったのだ。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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起業家、個人事業主、ということもあり、ボク自身SNSを多用している。
フェイスブック、ブログ、インスタグラム、ツイッターなどなど、
メディアとしての費用が基本的にかからない、という意味において、
中小企業の強い味方なのだ。
ここのところ、ツイッターが個人的に面白い。
以前はブログを書くたびに、ツイッターにリンクを飛ばしていただけだったが、
140文字の制限の中で、面白い投稿をしている人や、かなり有益な情報を書いている人もいて、
ボク自身最近、ツイッターというメディアそのものを見直している。
ここ数カ月で気づいた点をしては、まず「ツイートアクティビティ」という機能がついたこと。
自分がした各投稿の
インプレッション=表示された回数 と、
エンゲージメント=RTされたとか、リンクをクリックされた とか
がわかるようになったのだ。
スマホでもPCで見ても、投稿の右下の方にある3本の棒のようなアイコンにマウスをあてると、
このように「ツイートアクティビティを表示」となるので、クリック。
すると、インプレッションとエンゲージメントが出てくる。
ボクの場合でいうと、インプレッションが多いのはやはり夜遅い時間か早朝。
しかし、エンゲージメントになると全く違っていて、
やはりセミナー告知などの「自分目線」に近いものよりも、
「有益な情報」がクリックもされれば写真を見てくれたりもする。
ちなみに、ここ数日ではこのツイートへのエンゲージメントが圧倒的に多かった。
内容はこんな感じだ↓
考えてみれば、フェイスブックとは違いツイッターのフォロワーは必ずしも友人とは限らない。
投稿が面白いからとか、ためになるからといってフォローするのだから、
エンゲージメントも、そういう内容の投稿において高くなることは当たり前といえば、当たり前なのだ。
マーケティング活動の基本は「小さく生んで大きく育てる」
大企業が新製品を出すときでも、いきなり全国展開をする、というわけではなく、
地域限定で、まずはテストマーケティングをやる。
結果をみて、よいところはそのままに、改善が必要な点を修正して、
全国の市場に導入する、というステップを踏む。
一点突破、全面展開 なのだ。
そのためには、日ごろから数値を見ておく必要がある。
中小企業にとって、本格的なリサーチをする時間も資金もない。
しかし、お金をかけずに、ほんの少しの時間だけで毎日こういう数値を見ていると、
発見できることがある。
ホームページでいえば、Google Analyticsも同じこと。
マーケティング、というか経営やビジネスに王道はない。
小さなことの積み重ねが大きな結果につながる。
神は細部に宿るのだ。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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