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カテゴリ:「マーケティング」の記事

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星野リゾート 界が売れる理由とブランドの力:ホテル・旅館は泊まる理由を明確に

星野リゾート 星野社長のビジネス・経営テレビでのインタビューを見た感想を書いてみた(2016年5月26日加筆)

星野リゾートのブランド力                  

星野リゾートは、星の屋、リゾナーレ、界というブランドをそれぞれの業態ごとに展開している。
にあるように、
星の屋をメインブランドとしつつ、界はお子様連れ温泉旅館デビュー、ボクも行ったことがあるリゾナーレは洋風で一部屋ずつが独立しているまるでメゾネットのようなスタイル。星野リゾート公式サイト星野リゾートは高級でおもてなしも素晴らしく料理も美味しい一度は行ってみたい日本旅館。
それも創業100年の歴史のある旅館、というわけではなくここ20年くらいで急成長したというイメージがある。

星野リゾートが顧客に選ばれる理由           

インタビューで星野社長が特に界について言っていたのが、

  • ご当地のこだわりを随所に入れている~特産物を部屋に使っていたり、パフォーマンスにも取り入れている
  • 食事は部屋に持っていかず、食事の場所で食べてもらう
  • 顧客ニーズ~和室にはベッドをいれている

まず、ご当地楽と呼んでいる当地の名産品や伝統芸に関しては、販売もしている日光下駄はひと月待ちとのことだし、津軽三味線などはパフォーマンスとして社員が演奏するとのこと。
まさに近江商人の言う「三方よし」の考え方が生かされている。

食事を部屋ではなく食事をする場所で提供する、しかも大広間・大宴会場を廃止して、
個別でゆっくりと食事がとれるように改装したとのこと。

和室も日本旅館では通常布団を床に敷くが、基本はベッドを入れている。
これは今の顧客層のニーズを考える時に、
「1日中ゆったりとしたい」
「起き上がったりするときに便利」
という点を考慮してとのことだった。

顧客の顕在的なニーズだけでなく、潜在的なニーズをとらえている。
これができるのも、
「お客様が何を考えていて、何が欲しいのか、どうやればお客様に喜んでもらえるのか」
ということを社長以下従業員すべてが心にとめていなければできない。
きっと星野リゾートのDNAになっているのだ。

それによって、サイトを見てもわかる通り、お客様が星野リゾートのそれぞれに泊まる理由が非常に明確であるがゆえに、価格競争に巻き込まれ値引き合戦をしなくでも済む。

星野社長は、
「旅館は日本文化を24時間満喫できる凝縮された唯一無二の空間」であるとおっしゃっていた。
事業の定義を明確にし、自社の強みをそのドメインから大きく外さない。
ゆるぎない信念を感じた。

この点が中小企業が参考にすべきこと。大きく外さないことも大事だが、お客様はホテルに限らず、非日常に強い憧れを感じる。過去の成功体験にとらわれることなく、顧客視点での発想ができると、顧客の期待以上のことを生み出すことができる。

東京に開業するという星の屋が今から楽しみである。

*ブランドマネジメントの内容と事例はこちらにも書きました 


マーケティング コンサルタント
理央 周

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名古屋市名東区 美味しいコーヒーとこだわりの器のカフェ 六古窯

今日は、DVDをレンタルし、買い物を終え、
「どこのカフェで仕事をしようかな」
と考えた末に選んだのが、器にこだわっているこちらの六古窯。

まずは、お水。
すりガラスのオレンジ色が幻想的。早くも来てよかったな、と思う。

そして砂糖のツボ。
この渋さが不思議にマッチする。

角砂糖をつまむ物まで竹でできている。

そして名古屋の喫茶店には必ず、おつまみが。
こちらは、名物のシフォンケーキ。美味しいので初めて食べる人は、買って帰りたくなるかもしれない。

メインのコーヒーカップも、店のイメージにぴったり。何より、ホンモノのクリームを一回ずつこうして入れてくれるのがいい。

DVDショップとは自宅を挟んで反対側なのに、ここにきたのは、

まず第一にコーヒーのおいしさ。
次に、この器へのこだわりや、一杯ずつ出してくれるクリーム。
そして落ち着いて仕事ができる雰囲気。

価格でも、立地でもなく、総合的に行きたくなれば、
今日のボクのようにお客様は来るのだ。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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メディアとしての新聞:チャレンジすることの重要性~イノベーション

今日の中日新聞の夕刊の一面。いつもとまるで違っていて、ちょっと遊び心があるデザインになっている。最初これを見たときは、まるで新聞の「日曜版」なのかな?と勘違いしたくらいだった。

でも、紛れもなく目を引く事は確かだった。

今、新聞は他のメディア、例えばラジオやテレビと同じように、インターネットに推されているという事は間違いないことだと思う。

新聞で言えば購読率を下げないように、いろんな努力をしているのは想像に難くない。

そんな中で、各新聞社はかなりの努力をしているのだろうと思う。その中でも、この中日の新聞の活気的な面白さは、評価に値するものだと思う。

なぜなら、新聞社は(少なくとも僕が仕事をしてきた経験によると)非常に保守的である。なぜなら、しっかりと物事を伝えなければいけないという、メディアとしての、また社会の木鐸としての信用性を保たなければいけない媒体だからである。

このような状況で、史上最強のブロック紙であり、ボクが子供の頃から愛読している中日新聞が、このチャレンジをやった事は非常に嬉しくまた評価に値する。

新聞、という伝統的なメディアが、このような画期的なアイディアを、それも1面にもってくるチャレンジ精神がすごい、
と痛感。新しい価値を提供する、いわばイノベーション、というのは、成功体験にとらわれないことからはじまるといつも思っている。成功体験と固定観念を捨てなければ、新しい価値の創造、すなわちイノベーションはできない。
(拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」に詳細を言及)
 
 
その意味でも、この中日新聞の一面は画期的。名古屋を地元にするボクにとって、なにか嬉しい中日新聞のチャレンジだった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)の選び方:クロームのシェアがマイクロソフトを逆転

今日の日経新聞の記事より、「グーグル クローム」首位とのこと。
2016年4月の閲覧ソフトのシェア。

これまでの首位は、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー(新型ソフトのエッヂを含む)。
クロームが41.66%、IEが41.35% という僅差だが、初めての逆転ということになる。

記事にもあるが、ボクがネットに慣れ親しんだ1994年ごろのブラウザーは、
「ネットスケープ」いわゆるネスケというヤツだった。
それがあっという間に、IEが市場を席巻したという感じだった。
なぜなら、IEは当時からウインドウズに最初からバンドルされていたので、
ネットを見るなら否応無しにIE、という感じだった。
今のように、ネット閲覧そのものが一般的ではないので、
機能性よりも、最初からついている、
言い換えれば「わざわざダウンロードしなくてもよい」という利便性で、
シェアを獲得したのだ。

以降、多くのインターネットブラウザーが出た。
ボクは、長くFireFoxのユーザーだった。
その理由は、IEの動作が遅いこと、
そしてクロームはサクサクと動くのだが、当時アメブロの記事をアップするときの機能を多くカバーできていなかったからであった。
数年前からアメブロを書かなくなり、また、FireFoxの動作が遅いことから、
クロームに変えたのだが、意外とシンプルに使えるので重宝している。

この逆転の背景は記事にある通り、

  • ソフトの欠陥でパソコンが攻撃を受けやすかったこと
  • グーグルのアンドロイドのスマホにも採用されているためお気に入りなどが各端末で同期されやすいこと

が挙げられている。

いっときの覇者も、こうやって逆転される。
事業には必ず、栄枯盛衰がある。
そのための戦略的な準備は、マイクロソフトにでさえも必要だったのだ。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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ドラッカーの名言勉強会 東京:フレームワーク習得編〜 SWOT、3C、VRIO分析

東京でのドラッカーの名言学び実践会2016年第1回フレームワーク編を実施。

昨年までは、月イチで、ドラッカーの名言をひとつ選び、
仕事に生かすために私ともう一人の講師がファシリテーターをしながら進めていくという形式だった。

今年からは、一人ずつでテーマを決めて、より深い内容をディスカッションしていくという形式に変更。
私のテーマは「フレームワーク
その第1回目で、3C、SWOTとクロス SWOT、VRIO分析をテーマに行った。

最も重要なことは、フレームワークを覚えることではなく、

実際の仕事でいつでも使えるようになること。

なので、有用性と実践性を重視する内容にしている。

【勉強会の進め方】

講義とディスカッションをミックスするいわゆる白熱教室形式。
仕事で使える内容ということを目的とするために、
自分の意見を言い、書く、という
アウトプット重視」の進め方にしている。

もう1点は、単に座学で聞くだけではなかなか身につかないので、
事前に宿題を出しておき、発表をしてもらうということ。
教鞭をとる関学のビジネス・スクールや、マーケティング寺子屋と同じやり方になる。

【勉強会の内容と詳細】

勉強会の内容は、

  • フレームワークの定義&仕事にどう活かすか?
  • 自転車店のケーススタディ
  • 宿題の発表

当日のディスカッションのまとめは、以下。


■フレームワークとは?
・思考の基盤
・もれなくだぶりなく(MECE)
・戦略的に考える
 戦略:戦いを略す、できれば戦いは略したい
 
■企業経営とマーケティング
企業の使命とは「顧客の創造」
そのために必要なものは2つ
「マーケティング」
「イノベーション」
究極のマーケティングは「セールスを不要にすること」
※営業部やセールスマンが不要ということではなく、「自然に売れるしくみ」を作ること
 
■自然に売れるしくみ
・戦略とは何か?
・戦略の間違いは戦術で補い難し、戦術はその実行手段
 お客様の目に見えるところが、戦術
 見えないところ(分析、何を、誰に、どうやって)が戦略
 
■売れる公式
「何を」「誰に」「どうやって」をこの順番で考えることが重要


■3C分析(トライアド アプローチ)
・Customer 顧客
・Company 自社
・Competitor 競争相手


■何を プロダクト戦略
・何をを考えるかというと「強み」が必要
・お客様から見えた時の違い
・差別化と独自化
 ブルーオーシャン戦略(←→レッドオーシャン)   
 ブルーオーシャンは、レッドオーシャンから離れたところにあると思われていたが、レッドオーシャンの近くにあった。

 差別化も大事だが、独自化が大切。独自化出来れば自分で価格を決めれる

■SWOT分析
・強み、弱み は内部環境(自社の強み、自社の弱み 自社努力で改善できること)
・機会、脅威 は外部環境(追い風と向かい風 自社の努力で改善できないこと)

■ケーススタディ(自転車店の事例)

分析をしたあとに、何をすべきか?

弱み、脅威は「ずらして考える」(大村的になるほどポイント!)

*今回の事例は、弱みとして店員が少人数とあるが、少人数だからこそ出来ることを考える

*セグメンテーションの考え方

  • デモグラフィック : 属性
  • ジオグラフィック : 地理的
  • サイコロジカル :価値観 何を大事にしているのか
  • ビヘイビア   :行動 どのような行動をしているか

特に価値観と行動は重要。合わせて消費者インサイトという。

*ディスカッションの中身
「潜在ニーズ」を探るために、行動観察する
リサーチでは顕在ニーズしか把握できない
戦略なき値引きはよくない


■各自の宿題発表
・期待と実際のGAPが付加価値
・STPの考え
 今いる顧客のみを考えるのではなく、需要創出(マーケティングデザイン)


■VRIO分析
・あまり使われていないフレームワークだが、B2B等で有効

次回は、6月30日(木)19時より秋葉原近辺にて。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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