Marketing i's [マーケティングアイズ]

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収益を好転させるマーケティングとイノベーション

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M 1グランプリ2019 SNS時代のメディアミックス 統合型マーケティングコミュニケーション


毎年楽しみに観るM 1グランプリ。今年はミルクボーイが優勝。
確かにコーンフレークのネタはまた見たくなるような面白さだった。

今年は、本選前の敗者復活戦から観たが、予選、本選、そして終わった後の反省会までが、ずっと観続けたくなる仕掛けがあった。

その一つが、この投票の仕組み。
予選の際、スマホでM1のサイトに行くと、この写真のように「最終予選から本選に行ける敗者復活組」をみながら、自分が見た内容に沿って採点をつけられるようになっている。
まるでメモ帳のようだ。

M1の本選は、さすがという感じで面白く、終わった後も今年は特にそうだったのかもしれないが、余韻が残る。

昨年は、本選後のさらに後の懇親会的な場での発言が炎上したりということもあったが、今年はM1の打ち上げの会もネットで映されていた。

漫才好き、お笑い好きは、このようにネットを通して、舞台裏や芸人さんたちの素顔をみることができるようになった。
メディアとしての地上波も、この新しいメディアの活用をどう扱えばいいのか、これまで試行錯誤していたように感じるが、このM1のテレビとネットの相互活用をみると、伝統メディアとネットの複合的な活用の姿が見えてくる。

その意味でも、とても面白いM1グランプリの放送だった。

マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)

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コカコーラジョージア コールドブリューキャンペーン:ツイッターの活用

友人のツイッターからの告知で、ジョージアのキャンペーンに応募してみた。

ツイッターでハッシュタグをつけてつぶやくと、抽選で新製品があたる、という販売促進。先日、やっと届いたのだが、まずは、こんなにかっこいい箱に入って届いたのに感動。

ふたを開けて、中を見てみると、このかっこいいボトルが2種類、それぞれ2本ずつ入っている。

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さらになかなかかっこいいこのリーフレット。

中を開けてみるとこんな感じに、製品の細かな特徴や、おススメの美味しい飲みかたが書かれている。

このリーフレットに書かれているように、FacebookやTwitterなどでハッシュタグをつけて拡散してほしいと言う旨が書いてある。

【ジョージア コールドブリュー キャンペーンの販促手法】

このように、試に飲んでもらい、告知し、ひいてはファンになってもらう販促手法を、
「サンプリング」という。

これまでは、街頭や店頭などにキャンペーンガールがたち、
手渡しで道行く人たちに渡していたやり方で、手法自体は新しくない。

しかし、新しいのはSNSを使いユーザーに告知をしてもらい、
ユーザーたちが拡散していく点にある。

大手メーカーの飲料なので、安心して拡散できるし、
友人のおすすめなら、ちょっと応募してみようという気持ちになる。

SNSは信頼を得ることができるという意味で、Earned Media と言われる。
販促にツールとして使うことが、微妙に難しいのだが、
このキャンペーンでは、なかなかうまく使っている。

まさにSNS時代の上とTwitterなどのFacebookを組み合わせた、
統合型マーケティング(Integrated marketing communication)で あると言える。

 

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マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


最新刊 6月中旬発刊予定 
」 

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メディアとしての新聞:チャレンジすることの重要性~イノベーション

今日の中日新聞の夕刊の一面。いつもとまるで違っていて、ちょっと遊び心があるデザインになっている。最初これを見たときは、まるで新聞の「日曜版」なのかな?と勘違いしたくらいだった。

でも、紛れもなく目を引く事は確かだった。

今、新聞は他のメディア、例えばラジオやテレビと同じように、インターネットに推されているという事は間違いないことだと思う。

新聞で言えば購読率を下げないように、いろんな努力をしているのは想像に難くない。

そんな中で、各新聞社はかなりの努力をしているのだろうと思う。その中でも、この中日の新聞の活気的な面白さは、評価に値するものだと思う。

なぜなら、新聞社は(少なくとも僕が仕事をしてきた経験によると)非常に保守的である。なぜなら、しっかりと物事を伝えなければいけないという、メディアとしての、また社会の木鐸としての信用性を保たなければいけない媒体だからである。

このような状況で、史上最強のブロック紙であり、ボクが子供の頃から愛読している中日新聞が、このチャレンジをやった事は非常に嬉しくまた評価に値する。

新聞、という伝統的なメディアが、このような画期的なアイディアを、それも1面にもってくるチャレンジ精神がすごい、
と痛感。新しい価値を提供する、いわばイノベーション、というのは、成功体験にとらわれないことからはじまるといつも思っている。成功体験と固定観念を捨てなければ、新しい価値の創造、すなわちイノベーションはできない。
(拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」に詳細を言及)
 
 
その意味でも、この中日新聞の一面は画期的。名古屋を地元にするボクにとって、なにか嬉しい中日新聞のチャレンジだった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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ツイッターTwitterのツイートアクティビティーをリサーチ

起業家、個人事業主、ということもあり、ボク自身SNSを多用している。
フェイスブック、ブログ、インスタグラム、ツイッターなどなど、
メディアとしての費用が基本的にかからない、という意味において、
中小企業の強い味方なのだ。

ここのところ、ツイッターが個人的に面白い。
以前はブログを書くたびに、ツイッターにリンクを飛ばしていただけだったが、
140文字の制限の中で、面白い投稿をしている人や、かなり有益な情報を書いている人もいて、
ボク自身最近、ツイッターというメディアそのものを見直している。

ここ数カ月で気づいた点をしては、まず「ツイートアクティビティ」という機能がついたこと。
自分がした各投稿の
インプレッション=表示された回数 と、
エンゲージメント=RTされたとか、リンクをクリックされた とか
がわかるようになったのだ。

スマホでもPCで見ても、投稿の右下の方にある3本の棒のようなアイコンにマウスをあてると、
このように「ツイートアクティビティを表示」となるので、クリック。
すると、インプレッションとエンゲージメントが出てくる。

ツイートアクティビティボクの場合でいうと、インプレッションが多いのはやはり夜遅い時間か早朝。
しかし、エンゲージメントになると全く違っていて、
やはりセミナー告知などの「自分目線」に近いものよりも、
「有益な情報」がクリックもされれば写真を見てくれたりもする。

ちなみに、ここ数日ではこのツイートへのエンゲージメントが圧倒的に多かった。

内容はこんな感じだ↓

考えてみれば、フェイスブックとは違いツイッターのフォロワーは必ずしも友人とは限らない。
投稿が面白いからとか、ためになるからといってフォローするのだから、
エンゲージメントも、そういう内容の投稿において高くなることは当たり前といえば、当たり前なのだ。

マーケティング活動の基本は「小さく生んで大きく育てる」
大企業が新製品を出すときでも、いきなり全国展開をする、というわけではなく、
地域限定で、まずはテストマーケティングをやる。
結果をみて、よいところはそのままに、改善が必要な点を修正して、
全国の市場に導入する、というステップを踏む。

一点突破、全面展開 なのだ。

そのためには、日ごろから数値を見ておく必要がある。

中小企業にとって、本格的なリサーチをする時間も資金もない。
しかし、お金をかけずに、ほんの少しの時間だけで毎日こういう数値を見ていると、
発見できることがある。
ホームページでいえば、Google Analyticsも同じこと。

マーケティング、というか経営やビジネスに王道はない。
小さなことの積み重ねが大きな結果につながる。

神は細部に宿るのだ。

マーケティング コンサルタント
理央 周

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ウェブとはすなわち現実世界の未来図である:小林弘人氏の描く未来図に共感

ウェブとはすなわち現実世界の未来図である 読了

この本を読み、ネットのオープン性についての「気づき」をもらい、また再びオープン性について考えるいい機会にもなった。

第2章「シェアが生み出す新しい資本主義」では、参加者が何者であるか、が問われるとある。
それは、実名で投稿・コメントせよ、という意味でなく、
提供する側にもされる側にも継続的に「信用が担保されているかどうか」が重要になる、
ということ。

新しい資本主義、というのはITの発達でSNSが普及し、
これまで、リアル店舗やホームページでしかできなかったモノやサービスの販売、

あるいはイベントへの集客が「SNS」を通してできるようになったこと、
また、情報を共有する(=シェア)ことが、その商取引をよりスムーズにしていることだと言える。

中小企業や個人事業主が、フェイスブックやインスタグラムを活用する場合に当てはめてみる。
「何者であるかが問われる」ということは、

シェアすることによる商取引上において、単に「売る」「稼ぐ」「儲ければいい」ということや、それらの行為を「あおる」ことがより簡単になった。

しかしビジネスと経営には「永続的な成長」が必要である。
誰でもシェアできる、ということは
「誰が何をやってもいい」
ということではない。

SNSやITはいちメディアでしかなく、活用したとしてもに人間が本来持つべき、
誠意や顧客への想いを無くしては「もともこ」もない。

継続するには、

  • 自社・自身が「何」を提供し、
  • 提供物が顧客に「何を」もたらすかを、

明確にせよ、
と著者は語っていると解釈した。

第3章にある、顧客の声を可視化するプログラムとして、「マイスターバックス」と、Dellの「アイディアストーム」を上げている点も面白い。

ひいては、日本企業が欧米企業のこのようなオープン化ができない要因の一つに、
不要で行き過ぎたインターナル・マーケティング=上司説得型マーケティングを上げている点も興味深い。

企業の規模が大きくなるにつれて出てくる、いわば大企業病だ。

ウェブの進化によるオープン化が進むんだとしても、必ずしもいいことばかりは発生しない。
このような反ポジティブな現象も起きてくる。

ウェブが一般的になり始め、まずは礼賛され、今は氾濫しすぎて「おいおい、大丈夫か」という風潮も多分に見られる。
ボクもそうなのだが、著者は私たち人間がウェブを活用し、
「ポジティブ」な未来を造ることができる、と言っているように読める。
この点、共感できるし、読み心地がいい。

ウェブ礼賛の第2フェイズにこれからなる中でも、読んでおくべき一冊だと思われる。



マーケティング コンサルタント
理央 周

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【顧客中心主義】~マーケティング白熱ライブ2015 マーケティングアイズ4周年記念イベント

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Googleアルゴリズムのモバイル・フレンドリー化に対応しモバイルSEO

今日から適応される、Googleアルゴリズムのモバイル・フレンドリー化。
さっそく弊社のホームページも取り入れました。

⇒ マーケティングアイズ ホームページ トップページ

スマートフォンで見る時の、見栄えはこんな感じ。



以下はTech Crunchの記事から一部抜粋;

「Googleは今年に入って検索アルゴリズムに変更を加え、結果表示の順位決定にあたって、モバイル優先という要素を加えると 発表した。 つまりモバイル・デバイスの小さいスクリーン向けに表示が最適化されたページを持たないサイトの表示順位は下げられるという意味だ。今日(米国時間4/21)、Googleはこのモバイル・フレンドリー・アップデートを実行に移した。最近行われたテストによると、今回のアップデートでFortune 500にランキングされる大企業サイトの4割が影響を受けるという。

全文はこちら⇒ Googleアルゴリズムのモバイル・フレンドリー化、今日から適用―Fortune 500企業の4割さえ順位下落

ボク自身のジュピターテレコム、アマゾン時代からの経験だが、
こういう変化には「素早く対応」することが重要
完璧にできるまで待っていたりすると、あっという間においていかれる。

60%のβ版でもいいから、すぐにだして、順次アップデートするという、
「永遠のβ版」というコンセプトが重要なのだ。

弊社でも、モバイルフレンドリー化に関する相談をお受けいたします。
「単に作る」だけのホームページではなく、
マーケティング活動の一環、メディアとしてのホームページという観点で、
変更まで含めて必要のある経営者、興味のある方はこちらから:


⇒ マーケティングアイズ問い合わせフォーム


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理央 周





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SNS活用はスタバが1位:中小企業がとるべきソーシャル活用戦略

日経MJの2月23日号に載っていた「第4回ソーシャル活用売り上げランキング」(日経BP)によると、スターバックスが1位になったとのこと。

以下はランキング。

  1. スターバックス
  2. 無印良品
  3. ユニクロ
  4. ミスタードーナツ
  5. オルビス

と続く。

スターバックスに関しては、昨年9位から今年は1位。
ツイッターとLINEを活用した効果が出ていて、
記事によると、昨年7月「ストロベリーディライトフラペチーノ」を発売した時に、
ツイッターで3万回以上のリツイートをされた。
また、こうなると予測の2、3倍売れるという事実もあるそうだ。

このランキングを見る限り、もちろん大企業がずらっと並んでいる。
中小企業の経営者は「大企業だからできるんだよね」
という方も多いと思う。

しかし、1位のスターバックスに関しては、私の覚えている限り、
TVCMを地上波では売っていないし、その他の大規模なマスメディアを活用するようなキャンペーンもやっていない。

中小企業も、スタバを見習い「仕組み」だけ真似すればいいのだ。
スタバのソーシャルメディアの活用での特徴は、
「有益な情報」を提供していること。
けして売り込みではない、ということである。

モノがあふれている今、生活者は99%のものは要らないのだ。
情報も同じことで、企業の売り込みだとわかった瞬間に見る気がなくなる。
まるで、郵便ポストに入っているピザ宅配や不動産のチラシを捨てるのと同じだ。
でもボクたちは友達からの手紙や、銀行からの残高証明は捨てない。
なぜか?
自分にとって、意味があるか、有益だから、である。

ソーシャルメディアは友達に手紙を送るような媒体である。
だからソーシャルとついている。

ソーシャル活用企業が増えている、ということはその点に気づいている企業が増えているということになる。

きめ細かい投稿などは、大企業よりも中小企業の方が向いているはず。
成果を出している企業をまずは参考にし、
自社だけの価値が出せるまで、継続すれば成果につなげることができるメディアなのだ。

SNS活用で売り上げ増、スタバ首位 日経BP調査

  

*参考図書

 
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ゴーン・ガール先行レンタル開始:アマゾンインスタントストア,iTunes

観たかった「ゴーン・ガール」がDVDより早く先行でレンタル開始になっていたので、さっそく観てみた。

ゴーンガールFBページ.JPG
映画としてのゴーンガール            



*予告編はこちら


監督はデビッド・フィンチャーなので、映画はスピード感もあり、テンポもよく面白い。
ほとんどの映画を観ている中で、ボク的には「ゲーム」という映画が好きだった。
セブンやゲーム、ソーシャルネットワークなど同様、飽きさせない展開で、
2時間半があっという間である。

主演のベン・アフレックは「ダメ旦那」をうまく演じているし、失踪するエイミー役のロザムンド・パイクも、キリッとした美人で演技も鬼気迫る感じが出ていて素晴らしい。

個人的には、主人公の双子の妹役をやったキャリー・クーンが好き。
男女の双子、というシチュエーションも面白い中で、メガネを取るとなかなか美しく、
とてもいい感じだった。


ストリーミングでの先行レンタル          

今回は、DVDがレンタル開始になる前に、先行でオンラインでのレンタル開始、ということだった。

  ← *アマゾン インスタントストア

バタバタしているボクにとって、映画館で見逃した映画をDVDレンタルで見ることが多いのだが、
やはりTSUTAYAなりGEOに足を運び、また返しに行く、というプロセスを省略でき、
時間を節約できることもうれしい。

アマゾンのインスタントビデオやiTunesでレンタルができる。
DVD購入だと残りはするけれど3000円くらい、ダウンロードしても2000円はかかるので、
300~500円でレンタルできるのは、利便性などからしてもこれから広まっていくことが予測される。

映画ファンにとっては、

  • 映画館に行く
  • DVDを購入
  • DVDショップでレンタル(オンラインまたはリアル店舗)
  • オンラインでレンタル

という選択肢が増えたことになる。

ストリーミング配信の普及によって、DVD製作やカバー制作企業にとってはリスクになるので、新しい価値創造または事業のシフトが必要になる。

コンテンツを供給していく企業の関しては、視聴形態や配信形態の多様化に対応し、
ターゲットへのメッセージも変えていかなければならなくなる。

ますます、面白い時代になっていく。

  

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情報収集術としてのキュレーションサイト:Newspicksの活用

Newspicksというキュレーションサイトを活用している。

Newspicks.jpgボクは、表現者としてできる限り多くの情報源を持つようにしている。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌という旧来のマスメディアから、ニュースサイトのようなインターネットまで幅広い。

一方で、情報は量だけでなく質も重要だ。
時間も限られているので、これら数多くの情報を効率よく入手したい。
その意味で、キュレーションサイトは非常に便利なのだ。

しかし、キュレーションサイトも数多くあるが、ボクは、Newspicksを使っている。
やはり使い勝手がいいものを選ぶべきである。
そのためには、情報入手に関しても目的を明確化することで、よいサイトを選ぶようにすべきである。

今週発刊予定のメルマガでは、
特集でキュレーションサイトと500円のファッションレンタルサービス
ラジオの裏側〜ネットでの海外進出
ビジネス書紹介〜言葉と語感の関係
1分マーケティング英語
を解説する。


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ムゲンブックス:紙の本を作るサービスを中小企業と個人事業主はメディアとしてどう活かすか

ムゲンブックス というサービスが開始された。

ムゲンブックス.JPGTech Crunchの記事によると、

「ブログを書くように執筆した原稿を、紙の本として出版できるウェブサービス「∞books(ムゲンブックス)」が始まった。売れた分だけオンデマンド印刷する仕組みで、出版にかかる費用は無料。著者の印税は10%。できあがった本はAmazonや全国の書店から買える。

専用の入力画面でタイトルと本文を入力するだけで、紙の本の出版に必要な目次やページ番号、文字組みなどを自動的に設定してくれる。完成した本にはISBNが付与され、出版社である「デザインエッグ」を通じて出版する

ムゲンブックスは、KDDIが手がけるベンチャー育成プログラム「KDDI∞Labo」の第7期プログラム採択案件。代表を務める佐田幸宏氏はかつて、4980円で紙の本が出版できる「MyISBN」を開発し、リリース1年半で250タイトルの本を出版している。

MyISBNは、PDFファイルをアップロードするだけで本を作れるのが特徴。しかし、一般ユーザーの中には、PDFを作成するのが技術的に難しい人も多かったと、佐田氏は振り返る。「文字を打つだけで出版できるムゲンブックスは、技術的なハードルをほぼゼロにした」
(*以上TechCrunchより引用 その記事は⇒ こちら

とのこと。

これまで出版というと、自費出版で出さない限りは商業出版として、出版社との合意が無いと出すことができない、どちらかと言えばハードルが高いものだった。

先日も記事に書いたように、出版するということ、出版したものを自社のマーケティングツールに使うということは、ブランドを構築していく上でも非常に有効なツールになる。

ムゲンブックスの新しいところは、それを電子書籍だけはなく、「紙」の本として発刊できる点にある。

紙の本にすれば、

  • ダウンロードが必要~そのためにネット回線と知識が必要
  • キンドルなどの電子書籍リーダーが必要
  • 電源が必要

というデジタル・電子書籍のハードルを超えることができる。

  

ある意味、会社案内なんかも書籍化することで、これまでよりも最新情報を提供する、という意味でも新しい使い方ができる。あえてムゲンブックスさんにむけては「私たちがこのサービスを活用するなら、本としてだけでなくコミュニケーションツールとして」も使うと思う。

その意味で、非常に注目に値するサービスだと言える。

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プレジデントに掲載:ペルソナAISASハロー効果を語る

本日発売の「プレジデント」3月16日号(ピケティ実践講座の特集)の中で、5ページに渡りインタビュー記事を掲載していただいた。

テーマはもちろんマーケティングで、「なぜか売れるの公式」に書いたことの中で、ハロー効果、ペルソナやAISASについてをさらに深く掘り下げ、別な角度で話しをしたものが載せていただけた。その意味でも、ネタとして新しくなっているし、さすがプレジデントさん、という感じでわかりやすくまとめていただけた。

例えば、この記事の中で取り上げているケンズカフェさんのガトーショコラは絶品。味をさらに美味しく工夫し、値段を上げ、内容量を少なくしても飛ぶ様に売れている。これが本来の、顧客への思いやりの表し方だと思う。


理念として、「すべてのビジネス・パーソンにマーケティングの重要さと楽しさを、すべてのメディアを通して届ける」コトを掲げているので、このような掲載はとても嬉しく感じる。


*ガトーショコラについて書かれているのはこちら:

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ニューヨークのファッションと街の映画:ビル・カニンガム&ニューヨーク

ビル・カニンガムのドキュメンタリー「ビル・カミンガム&ニューヨーク」を見てみた。

ニューヨーク夜景.JPG
あまりこの手のDVDや映画は見ないのだが、なによりニューヨーク好きなので、タイトルにニューヨークと書いてあるだけで見てしまう。

冒頭に出てくる言葉が、
「ファッションはストリートにある」
ここからしてカッコいい。

さらにこの言葉、
「ストリートが語りかけてくれるまで待つんだ」
ここには、植草甚一(JJ)に通じるカッコよさと粋がある。

「金をもらわなければ口を出されない」
という言葉には、プロとしての生き方がある。

3つの大事なことは、
「偏るな」
「自腹ファッションを撮る」
「パーティーに出る」

セレブリティに興味がなく、「ファッション」そのものに興味があるのだ。

また、ボクが最も感動したのは最後の方のビルの誕生日のシーン。
「好きなことだけ」やって一流になり、有名にもなったのにこれだけみんなから愛されている。映画中によく「ボクはおかしいかも」という言葉が出てくる。それだけいい意味でユニークなことをしてきたのだろう。著名雑誌編集長が「ショーを観たビルの視点は、私たちの誰とも違う」と言っていたことこそが、ビル・カニンガムの独自性。そしてそれは真摯な好奇心から出ている。

今観ておくべき映画、という言葉がぴったりのこの映画、このタイミングで観られてとてもよかった。


       

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神の雫を大人買い:マンガに見るメディアミックスと読書法

マンガ「神の雫」を大人買いした。

神の雫コミックスけっこう前のマンガなのだが、
ボク自身料理が趣味ということと、最近赤ワインに凝っていること、
そして、料理に合う赤ワインにはどんなものがあるのだろう、と思っていたので買ってみた。

では、なぜマンガなのかというと、もちろんマンガ好きなので、ということもあるが、
「それほど真剣に」学ぶ、つもりもなく、楽しんで覚えるところから始めたかったのだ。

ちなみに、漫画は大好きで家に何冊あるのかわからないくらい持っている。
大半が、「作家が好きで買う」タイプ。
なので、手塚治虫、弘兼憲史、さいとうたかお、荒木飛呂彦、、、さんたちのマンガはすべて持っている

という買い方をする。

で、決まった読む時間帯は眠る前に1冊。
あまり難しいことを考えたくないときに、リラックスしながら心地よく眠りに入っていく。

本が大好きなんだけど、漫画も好き。
画と言葉を同時に楽しめるマンガは「メディア・ミックス」
これからもたくさん買い続けると思う。

*「神の雫」で紹介されているワインセットも売っているのも、ある種のメディア・ミックス↓

        

 

 

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No Second Life プロブロガ−立花岳志氏のブログ初級セミナー:起業家としてのブログの書き方

プロブロガーで「ノマドワーカーという生き方」の著者でもある、立花岳志氏の「ブログ入門セミナー」に参加させていただいた。

立花岳志氏 No Second Life セミナー 名古屋 ブログ初級編
No Second Life 立花岳志氏のセミナー  

一番の特徴は、手法から入らず、「なぜブログをやるべきなのか」「ブログを書くとなぜ自分の人生や仕事の目標を達成できるのか」というそもそも論から説明してくれる。

たとえば、
− コンセプトを明確に
− テーマは絞ろう
という点をしっかりと理解して始めることが重要だと説く。

具体的には、Googleの検索に引っかかる基準の1カテゴリーにつき、200記事だと「専門性が高いと認識されるという法則や、「日記は書かない」ようにする、すなわち書く上での軸を「人と日付」から「情報と個性」にシフトすべきという。

これも、起業家やその予備軍に向けてセミナー参加者の方々をしっかりとターゲットされているからである。したがって参加する方としても非常に理解しやすい内容になっている。


セミナーに参加してやろうと感じたこと  

まずは、このセミナーに参加しブログの基礎を再認識することができた。
したがって、ボクのこのブログをもう一度見直し、これから書いていく記事についても、修正改善していくことができると思う。

もう一つはやはり、セミナー講師としての姿勢を見直すこと。
立花氏の丁寧で基礎を大事にするセミナーの内容とその進め方には、やはり共感を覚えるし、参加者の方々の達成度や満足度にもつながっていく。

ボク自身、セミナー講師として5年活動をしているわけだが、この点を認識して再度基本を見直そうと思っている。

今回は初級編だが、中級編にも参加したいと思っている。

■このセミナーで学んだブログを書く上で重要なこと■
  1. コンセプトをはっきりすること
  2. 情報と個性を打ち出すこと
  3. 継続して書き、1カテゴリー200記事を目指すこと

立花岳志氏の代表的な著作はこちら:

     




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デジタルは人間を奪うのか:ソーシャルメデイア時代 統合型マーケティングIMCにおけるメディアの活用

「デジタルは人間を奪うのか」読了。
デジタルは人間を奪うのかこの本は、ITの進化に伴う「行き過ぎた」デジタル化に警鐘を鳴らしている。

もう私たちの生活にデジタルは無くてはならないものになっている。
スマホはもはや子供にまで浸透し、以前から言われているユビキタス社会になっている。
しかもその進化のスピードは速く、ほんの10年前には5,6しかなかったテレビのチャンネルも、今では普通に2ケタ以上。


そこにWeb2.0、SNSの台頭で、ますます利便性が増した、かのように見える。
今までは遠く離れた友人とは1年に一度、年賀状のやり取りだっただけだが、
フェイスブックやツイッターで、沖縄の友人が昨日何を食べたかまでわかる。

このように便利な光がさすと、その影もできる、ということも承知しておかなければならない、
というのが、ボクのこの本での気づきであり理解である。

インターネットに依存してしまう場合もあるし、この本に紹介されているように、1日にかなりの回数のPCのキーボードをたたくことによる自身の機械化など、徐々に弊害になって表れてくる。

現実と仮想の境界線が薄れてくることにも注意したい。

ネットがないころは、仕事における情報伝達の手段は、
「会う」か「電話」か「手紙」しかなかった。
スピードもって誠意を伝えることも、この順に伝わる。

ここ数年では、メールはもちろん、フェイスブックやLINEで重要なメッセージを送り、
「伝えたつもり」になることも多い。

マーケティング活動において、インターネットが出現してからは自社を伝えるメディアとしても同じことが言える。

念のために書くが、ボクはネットの利便性やハードの進化を否定するつもりは全くない。
しかし、デジタルを使いこなす上で、考えるべき点が多いということである。

デジタル肯定派、否定派の方々が書いている本はまだ多いが、この本の視点は現実論であり、再現性が高い。
その意味でも、多くの気づきをもらうことができた1冊だった。




マーケティング コンサルタント
理央 周


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マーケティング・コミュニケーションにおけるデザインの重要性:視覚マーケティング戦略

「問題解決のためのあたらしい武器になる 視覚マーケティング戦略」読了。

問題解決のためのあたらしい武器になる 視覚マーケティング戦略なぜ視覚に訴えることが重要なのか?  

視覚を制する者は、ビジネスを制すると副題にあるとおり、視覚の重要性を知ることができる。
マーケティング・コミュニケーション、広い意味での広告宣伝と販売促進にあたるが、
その中身は「表現と媒体」に分けられる。

表現は、顧客または生活者へのメッセージのことで、これも文字である「コピー」と、画像や動画にあたる「イメージ」に分けることができる。このメッセージを、メディアに乗せてターゲット層に運ぶのが、マーケティング・コミュニケーションになる。

この本では、さらにわかりやすくLINEを例にとり、文字で「事実」を伝えることができ、スタンプで感情を伝えることができると説明している。

こういったマーケティング活動におけるコミュニケーションの中で、ネーミングなどの事例も出しているところがわかりやすい。たとえば、生ジュースをスムージーと言った瞬間に受け手の印象はまるで変ってくる。これが、視覚におけるマーケティング戦略なのである。


デザイン・クリエイティブをビジネスに活かす:この本の使い方  

この本が他のデザイン関連の本と違うことは、そもそも論として視覚、ビジュアルをマーケティング活動に取り入れていこうという趣旨で書かれている点。その点にボクも大きく共感するのだ。

たとえば、第2章には「自分たちの価値を見つめなおす」ところからスタートすべきとある点などはまさにその通りである。ボクの解釈は「最初からカッコいいデザインやクリエイティブを創ろうとするのではなく、自社独自の価値を明確にして、ターゲットに訴えるデザインにする」という、いわば「デザイン・ニュートラル」な姿勢で行きましょう、ということになる。

もう一点この本での学びは、ロジックからでは解決できない問題点は右脳思考にシフトすること、とある点。クリエイティブになるために、普段どんなことをすべきかという生活習慣が書かれているし、さらに「やってはいけない」ことまで巻末資料として書かれている。

読み方としては、1~8章が基本的に押さえておくべき考え方編、そして9章以降が実践するときのコツ、となっている。

手法だけでなく、デザインやクリエイティブのようにまず視覚に訴えることが重要なのかを説明し、その後「どうすればいいのか」を解説している。とても再現性が高い、という意味でマーケティング、企画、販促、流通などに携わるビジネス・パーソンにおススメの一冊である。


☆ 著者ウジトモコさんとのコラボセミナー詳細はこちらをクリック:

⇒ 「未来の創り方 渋谷ヒカリエ 12月2日


デザイン&マーケティングセミナー画像

マーケティング コンサルタント
理央 周


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デザインとマーケティングのスペシャリストの3人が考える未来の創り方:新刊記念イベントin渋谷ヒカリエ

デザインとマーケティングのスペシャリストの3人が考える未来の創り方」のテーマで、セミナーを開催します。

デザイン&マーケティングセミナー画像「視覚マーケティング戦略」「なぜか売れるの公式」、「iPhoneアプリ習慣術」 の著者3人が、
デザイン、ブランディング、広告の観点から紐解く、2015年押さえておくべきビジネスのポイントを公開します。

ウジトモコ、徳本昌大、理央 周が、それぞれの専門分野である「クリエイティブ、広告、ブランドマネジメント」をベースに、

2015年ビジネスの変化に対応し、ビジネス・パーソンの皆さんがが何をすべきか、そのために準備しておくことはなにかをお話しします。

イベントの内容はこちらです:

【第1部】 ウジトモコさん 「2015年のビジュアルトレンド予想と視覚マーケティング戦略入門

「2015年におさえておきたいビジュアルトレンドと、視覚マーケティング戦略における基本セオリーについてをお話ししていただきます。




【第2部】 徳本昌大氏 「iPhoneアプリ習慣術に学ぶ2015年のタイムマネジメント&アウトプット術」 

新刊の「仕事も人生もうまくいく ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」からのお話しです。


【第3部】 理央 周 「中小企業・個人事業主の成功と失敗事例なぜか売れるの公式と3つの戦略
私のパートでは、以下の項目をお話しします。
- マーケティングとはなにか?
- 売れる公式に必要な3つの要素
- 新規のお客様を取ろうとするから失敗する「ターゲット戦略」
- 企業の成功と失敗事例から学ぶ「収益好転の手法」




イベントの詳細は、こちらです:


■ 開催日時:12月2日(火) 18時15分開場 18時半スタート 20時45分 終了 
■ 開場:  〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 11階 1105号室
■ 定員:  56名
■ 会費:  5,000円(税込 当日お支払いください)
■ 主催:  ウジ・パブリシティ、マーケティングアイズ株式会社、徳本昌大

すでにお申し込みは始まっています。お申込みはお早めにこちらからのフォームから:

⇒ 3人のスペシャリストが考える未来の創り方セミナーお申込みフォーム 

講師プロフィール


ウジトモコ

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年ウジパブリシティー設立。デザインを経営戦略として捉え、採用、販促、ブランディング等で飛躍的な効果を上げる視覚マーケティングの提唱者。

ビジュアルディレクターとして数多くの企業の新規事業開発、事業転換期のデザイン戦略を立案。フルメディアに対応可能な「マルチユースデザイン」を啓蒙・推進中。視覚戦略を駆使したパフォーマンスの高いクリエイティブに定評がある。

ノンデザイナー向けデザインセミナーも多数開催。著書に『視覚マーケティングのススメ』(クロスメディア・パブリッシング)、『視覚マーケティング実践講座 ブログデザインで自分ブランドを魅せる』(インプレスジャパン)、『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン- 』(BNN新社)、 『デザインセンスを身につける』(ソフトバンク新書)、『伝わるロゴの基本-トーン・アンド・マナーでつくるブランドデザイン-』(グラフィック社)

株式会社 ウジパブリシティー代表取締役


徳本昌大

ソーシャルメディアを広くおじさん世代に普及させるためにソーシャルおじさんとして活動中。

iPhoneアプリの 記事や、ビジネス書籍の書評もブログにて紹介。

著書は「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)、「乗り遅れるな!ソーシャルおじさん増殖中(ソ フトバンク)」、 「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)「ソーシャルメディアを武器にするための10か条」(マイコ ミ)など。

MacFanやiPhoneマガジンに記事執筆、ソーシャルおじさん徳本昌大の習慣化ブログ http://tockydue.blogspot.jp/

理央 周

本名:児玉洋典 
マーケティング アイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 准教授


静岡大学人文学部経済学科卒。フィリップモリスなどを経て、インディアナ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。
アマゾンジャパン株式会社、マスターカードなどで、マーケティング・マネージャーを歴任。
2010年に起業し、マーケティング アイズを設立。翌年法人化。
収益を好転させる中堅企業向けコンサルティングと、
従業員をお客様目線に変える社員研修、経営講座を提供。

著書に「なぜか売れるの公式」「サボる時間術」(日本経済新聞出版社)、「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」(PHP研究所)等多数。「タケシのニッポンのミカタ」(テレビ東京)、ZIP FM(準レギュラー)、朝日新聞、日経MJ、中日新聞、プレジデント、日経ビジネスアソシエなど、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの出演も多数。講演実績:日本経済新聞社、宣伝会議、日刊工業新聞社、ダイヤモンド社、各地商工会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、各地倫理法人会など多数

中小企業のメディア戦略:マスメディア テレビCMを活用する理由

認知度を上げるためのメディアの一つにテレビCMがある。

4大マスメディア、現在では伝統的なメディアとして分類される。
地上波を使うテレビCMは,広く到達する媒体であるがゆえにコストも比較的高い。
一方で、映像と音声を同時に届けられるという意味で、見ている側に与えられるインパクトも大きく効果は今でもあると言える。

つまり、効果はあるが高くて投資対効果に換算すると、体力がない中小企業には活用が難しい媒体であるといえる。

広告の媒体費が量と質に比例するため、電波を使い広く到達する(=リーチ)テレビはCMとして費用対効果が合わないくらい「高い」という意味である。

しかし、テレビの媒体を単体で考えずに,複合的なメディアとして考え、予測される費用対効果から逆算すればけして無理に高く手が届かない媒体ではない。

テレビCMは基本的に15秒がヒトこまになる。
制作したCMをテレビでオンエアしその場で売上に変えるということを考えてしまうので、費用対効果として難しくなる。

蓄積効果で、認知度と好感度をあげていくと同時にYoutubeなどにもそのクリエイティブを活用しSNSなどへ拡散させていく。さらにDMやニュースレター,名刺などでも「TVCM放映中」と書いていけば自社の信頼度も上がる。
弊社のクライアントである中堅企業の引越一番さんのテレビCMもそのような点を狙っている。


さらに、営業的な側面からいうと、信頼度が上がることで契約なども取りやすくなるし、営業員の自身にもつながるという側面がある。モチベーションがあがるのだ。
こちらは別バージョンで、企業の姿勢を表すバージョンである。


このように自社が活用する媒体とメッセージを統合的に使うことを「インテグレイテッド・マーケティング・コミュニケーション」という。

メディアは単体で活用しても効果が出ない。
このように複数を同時に使うことで相乗効果を狙うのだ。



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LINEをビジネスで活用するために必要な考え方:ダイレクトマーケティングとメディアニュートラル

メディア・ニュートラル=Media Neutral という考え方がある。
メディアは多種多様で洗濯しが多いため、プロダクトとターゲット戦略を明確にしたうえで、中立の立場で最適なメディアを選び、投資対効果をあげよう、という考え方になる。

LINE.jpg
LINEをビジネスに活かすために必要なこと  

先日も、ラジオ番組での質問に、

「飲食店をしています。
最近、『若者に人気の「LINE」をビジネスに生かせ!』
というようなことがよく書かれていますが、
LINEは、どんなふうにビジネスに生かせるのでしょうか? 」

その後に、
「単なるコミュニケーションツールにしか思えませんが・・・
機能とか、サービスも良く分かってないので、分かりやすい言葉で教えて下さい」
という質問もいただいた。

LINEのビジネス活用は、顧客に対する告知、すなわちメルマガやDMのように使うのが一つ。
大企業であれば資本を投下し、公式パートナーになりオリジナルスタンプを、、、
といのもありかもしれないが、中小企業や個人事業主ではLINE@のサービスを活用するといい。

この場合に、気をつけたいのが先ほどのメディア・ニュートラルの考え方。
LINEも一つのメディアなので、お店のお客様がLINEをやっている層であれば効果があるが、もしLINEに縁遠いターゲット層を狙うのであれば言うまでもなく、時間やお金と言った経営資源の浪費になってしまう。


LINEの活用事例 名古屋のシェアオフィス タスクール  

実際、LINEをビジネスに使って、成功している例として、
私も応援している,名古屋市にあるタスクールというシェアオフィスで、
LINE@というサービスを使って会員や登録者の方々にセミナー情報など有益な情報をメルマガかわりに使い集客などの告知に活用している。

シェアオフィスは場所を持っている人なら誰でもできるので、参入障壁=エントリーバリアが非常に低い。タスクールは、向学心のある起業家をターゲットにしているため、戦略にも戦術にもLINEはぴったりだと言える。

LINEをダイレクトマーケティングに活用するには、一度登録をしてもらう必要がある。
したがってリピーターの継続購入を促進するツールに活用できる。

飲食店なら登録者に日替わりランチメニューのお知らせや、
ドリンク券などをお渡しして「一度来た方にもう一度来店してもらえる工夫」をするといった具合になる。

やはり一度来店してくれたお客様は自社の良さをよく知っているので、
新しい価値があることを教えてあげれば再度来店する気になる。


明日野郎はバカやろう。
Now or Never.
読んだらすぐに実践してください。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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会報誌「WeLに暮らそう」掲載:アナタの適当力が会社を元気にする

福利厚生サービスを提供している株式会社イーウェルが、
会員向けに発行している会報誌「WeLに暮らそう」(年4回発行、発行部数約80万部)に掲載されました。


Welに暮らそう今号のテーマは「アナタの適当力が会社を元気にする」!?で、
サボる時間術を基本に、「緩と急を支配する!」というテーマで、
メリハリをつけると、仕事の精度が上がりひいては結果につながる
という内容を書いています。


アナタの適当力が会社を元気にする特に、創造する仕事とこなす仕事、すなわち、
価業と作業をしっかりと自分で考えたうえでタスクに優先順位をつけたうえで、時間管理をしましょうという点です。

会報誌ですが、弘兼憲史さんや工藤公康さんの記事も掲載されている、同じ冊子への掲載、
とても光栄に思います。



マーケティング コンサルタント
理央 周


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