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カテゴリ:「マーケティング」の記事

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メディアとしての新聞:チャレンジすることの重要性~イノベーション

今日の中日新聞の夕刊の一面。いつもとまるで違っていて、ちょっと遊び心があるデザインになっている。最初これを見たときは、まるで新聞の「日曜版」なのかな?と勘違いしたくらいだった。

でも、紛れもなく目を引く事は確かだった。

今、新聞は他のメディア、例えばラジオやテレビと同じように、インターネットに推されているという事は間違いないことだと思う。

新聞で言えば購読率を下げないように、いろんな努力をしているのは想像に難くない。

そんな中で、各新聞社はかなりの努力をしているのだろうと思う。その中でも、この中日の新聞の活気的な面白さは、評価に値するものだと思う。

なぜなら、新聞社は(少なくとも僕が仕事をしてきた経験によると)非常に保守的である。なぜなら、しっかりと物事を伝えなければいけないという、メディアとしての、また社会の木鐸としての信用性を保たなければいけない媒体だからである。

このような状況で、史上最強のブロック紙であり、ボクが子供の頃から愛読している中日新聞が、このチャレンジをやった事は非常に嬉しくまた評価に値する。

新聞、という伝統的なメディアが、このような画期的なアイディアを、それも1面にもってくるチャレンジ精神がすごい、
と痛感。新しい価値を提供する、いわばイノベーション、というのは、成功体験にとらわれないことからはじまるといつも思っている。成功体験と固定観念を捨てなければ、新しい価値の創造、すなわちイノベーションはできない。
(拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」に詳細を言及)
 
 
その意味でも、この中日新聞の一面は画期的。名古屋を地元にするボクにとって、なにか嬉しい中日新聞のチャレンジだった。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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インターネット閲覧ソフト(ブラウザー)の選び方:クロームのシェアがマイクロソフトを逆転

今日の日経新聞の記事より、「グーグル クローム」首位とのこと。
2016年4月の閲覧ソフトのシェア。

これまでの首位は、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー(新型ソフトのエッヂを含む)。
クロームが41.66%、IEが41.35% という僅差だが、初めての逆転ということになる。

記事にもあるが、ボクがネットに慣れ親しんだ1994年ごろのブラウザーは、
「ネットスケープ」いわゆるネスケというヤツだった。
それがあっという間に、IEが市場を席巻したという感じだった。
なぜなら、IEは当時からウインドウズに最初からバンドルされていたので、
ネットを見るなら否応無しにIE、という感じだった。
今のように、ネット閲覧そのものが一般的ではないので、
機能性よりも、最初からついている、
言い換えれば「わざわざダウンロードしなくてもよい」という利便性で、
シェアを獲得したのだ。

以降、多くのインターネットブラウザーが出た。
ボクは、長くFireFoxのユーザーだった。
その理由は、IEの動作が遅いこと、
そしてクロームはサクサクと動くのだが、当時アメブロの記事をアップするときの機能を多くカバーできていなかったからであった。
数年前からアメブロを書かなくなり、また、FireFoxの動作が遅いことから、
クロームに変えたのだが、意外とシンプルに使えるので重宝している。

この逆転の背景は記事にある通り、

  • ソフトの欠陥でパソコンが攻撃を受けやすかったこと
  • グーグルのアンドロイドのスマホにも採用されているためお気に入りなどが各端末で同期されやすいこと

が挙げられている。

いっときの覇者も、こうやって逆転される。
事業には必ず、栄枯盛衰がある。
そのための戦略的な準備は、マイクロソフトにでさえも必要だったのだ。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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ドラッカーの名言勉強会 東京:フレームワーク習得編〜 SWOT、3C、VRIO分析

東京でのドラッカーの名言学び実践会2016年第1回フレームワーク編を実施。

昨年までは、月イチで、ドラッカーの名言をひとつ選び、
仕事に生かすために私ともう一人の講師がファシリテーターをしながら進めていくという形式だった。

今年からは、一人ずつでテーマを決めて、より深い内容をディスカッションしていくという形式に変更。
私のテーマは「フレームワーク
その第1回目で、3C、SWOTとクロス SWOT、VRIO分析をテーマに行った。

最も重要なことは、フレームワークを覚えることではなく、

実際の仕事でいつでも使えるようになること。

なので、有用性と実践性を重視する内容にしている。

【勉強会の進め方】

講義とディスカッションをミックスするいわゆる白熱教室形式。
仕事で使える内容ということを目的とするために、
自分の意見を言い、書く、という
アウトプット重視」の進め方にしている。

もう1点は、単に座学で聞くだけではなかなか身につかないので、
事前に宿題を出しておき、発表をしてもらうということ。
教鞭をとる関学のビジネス・スクールや、マーケティング寺子屋と同じやり方になる。

【勉強会の内容と詳細】

勉強会の内容は、

  • フレームワークの定義&仕事にどう活かすか?
  • 自転車店のケーススタディ
  • 宿題の発表

当日のディスカッションのまとめは、以下。


■フレームワークとは?
・思考の基盤
・もれなくだぶりなく(MECE)
・戦略的に考える
 戦略:戦いを略す、できれば戦いは略したい
 
■企業経営とマーケティング
企業の使命とは「顧客の創造」
そのために必要なものは2つ
「マーケティング」
「イノベーション」
究極のマーケティングは「セールスを不要にすること」
※営業部やセールスマンが不要ということではなく、「自然に売れるしくみ」を作ること
 
■自然に売れるしくみ
・戦略とは何か?
・戦略の間違いは戦術で補い難し、戦術はその実行手段
 お客様の目に見えるところが、戦術
 見えないところ(分析、何を、誰に、どうやって)が戦略
 
■売れる公式
「何を」「誰に」「どうやって」をこの順番で考えることが重要


■3C分析(トライアド アプローチ)
・Customer 顧客
・Company 自社
・Competitor 競争相手


■何を プロダクト戦略
・何をを考えるかというと「強み」が必要
・お客様から見えた時の違い
・差別化と独自化
 ブルーオーシャン戦略(←→レッドオーシャン)   
 ブルーオーシャンは、レッドオーシャンから離れたところにあると思われていたが、レッドオーシャンの近くにあった。

 差別化も大事だが、独自化が大切。独自化出来れば自分で価格を決めれる

■SWOT分析
・強み、弱み は内部環境(自社の強み、自社の弱み 自社努力で改善できること)
・機会、脅威 は外部環境(追い風と向かい風 自社の努力で改善できないこと)

■ケーススタディ(自転車店の事例)

分析をしたあとに、何をすべきか?

弱み、脅威は「ずらして考える」(大村的になるほどポイント!)

*今回の事例は、弱みとして店員が少人数とあるが、少人数だからこそ出来ることを考える

*セグメンテーションの考え方

  • デモグラフィック : 属性
  • ジオグラフィック : 地理的
  • サイコロジカル :価値観 何を大事にしているのか
  • ビヘイビア   :行動 どのような行動をしているか

特に価値観と行動は重要。合わせて消費者インサイトという。

*ディスカッションの中身
「潜在ニーズ」を探るために、行動観察する
リサーチでは顕在ニーズしか把握できない
戦略なき値引きはよくない


■各自の宿題発表
・期待と実際のGAPが付加価値
・STPの考え
 今いる顧客のみを考えるのではなく、需要創出(マーケティングデザイン)


■VRIO分析
・あまり使われていないフレームワークだが、B2B等で有効

次回は、6月30日(木)19時より秋葉原近辺にて。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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中小企業の海外進出に役立つ情報:テスラのディーラー@ロサンゼルス

3月のロサンゼルス出張での発見のひとつに、テスラのディーラーがある。

もちろん日本にもあるのだが、ロサンゼルスのビバリーヒルズにほど近い、
こちらのWestfield Century Cityというショッピングモールには、屋外のショッピングエリアのモールの中の一店舗として、テスラのディーラーがある。


ディスプレイもなかなかしゃれていて、通路のところにこのようにドカッとおいてある。
そのため、否応なく目立つのだ。
昨年9月に行った時にも置いてあったのだが、今回はホワイトが置かれている。
ほとんど雨が降らない、LAならでは、というところだろうか。

写真を撮ってくるのを忘れたのだが、このモールの地下の駐車場には、
テスラというか、電気自動車用の充電器が複数台用に、用意されている。
テスラの浸透度合いは、かなりの速さで進んでいるようだ。

面白いのがこちらのディスプレイ。
スケルトンになっている。

マニアにしか興味ないんじゃない、という声が聞こえてきそうだけど、
子供たちがけっこう立ち止まってみていた。


【中小企業が参考にすべき点】
屋外ショッピングモールにディーラー、という発想。

こういう斬新な発想がなかなかできない。
最近は、新大阪の新幹線駅の構内などにも、自動車のディスプレイはあるが、
よほど地方などに行かない限り、見受けられない。

屋外モールにディーラーを出せばいいというわけではないが、
可処分所得が高い、ビバリーヒルズやウエストハリウッドに近いエリアにあること、
スケルトンのディプレイに学ぶ、奇想天外な発想と、
その着想を実践できる、企業としての柔軟性なども、アメリカ企業の得意とするところ。
日本の中小企業も、多いに参考にすべきである。

マーケティング コンサルタント  理央 周


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時局に「仕事が早い人が絶対やらない時間の使い方」の書評

経済誌「時局」に、最新刊の「仕事が早い人が絶対やらない時間の使い方」の書評を載せていただきました。

毎回の連載もとても光栄に思っている中、こうやって新刊を紹介いただきとてもうれしいです。この雑誌は名古屋地区を中心に、大企業の方々も読まれています。

ちなみに毎月の特集「マーケターの発見力」。今号の特集は「リピーター確保の戦略について」を書いています。

具体的にサムギョプサルのお店を事例にとっています。中小企業の方々も参考にして頂いただければと思います。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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